星空・夜景に癒される！エリア別・日本の絶景スポット１５選　

＃
＃
＃

※公開日時点の情報です。

「夜景や星空を楽しめるロマンチックなデートスポットが知りたい」

「記念日に合わせて、いつもより特別な夜を過ごしたい」

そんな気持ちから、このページにたどり着いた方もいるのではないでしょうか。

夜景のきらめきや、頭上いっぱいに広がる満天の星空は、大切な日の雰囲気をぐっと高めてくれるものです。

写真映えを意識したいカップルにとっても、夜の絶景はSNSで共有したくなる最高のロケーションですよね。

とはいえ、全国には数え切れないほどスポットがあり、どこへ行けば理想の夜景に出会えるのか分からないと迷ってしまう方も多いはず。

そこで本記事では、全国を5つのエリアに分けて、夜景や星空を楽しめる絶景スポットを15カ所ご紹介します。

それぞれのスポットの特徴や見どころ、過ごし方などもあわせて解説しているので、ぜひ次のお出かけ計画に役立ててみてください。

目次

１．【北海道・東北】夜景や星空を楽しめるスポット２選

北海道や東北には、澄んだ空気と広大な自然が広がり、夜になると息をのむような光景に出会える場所が多くあります。

都市部ではなかなか見られない星の輝きや、静けさに包まれた湖畔の夜景は、心を落ち着かせたいときにもぴったりでしょう。

デートや記念日のプランに取り入れれば、特別感のある夜を演出できること間違いなしです。

ここでは、ゆっくり星空を眺めたいカップルや、写真撮影を楽しみたい二人に向けて、北海道・東北エリアから選りすぐりの絶景スポットを2カ所ご紹介します。

北海道・東北で夜景や星空を楽しめるスポット2選

  1. 糠平湖
  2. 鹿角平天文台

（１）糠平湖

湖面に映る星空と静かな夜景を満喫できるスポット

糠平湖は、北海道のほぼ中央・大雪山国立公園の東山麓に広がる人造湖です。

周囲を原生林が取り囲んでいるため、人工的な光がほとんど届かず、国内でも指折りの星空観賞スポットとして知られています。

湖畔や高台から夜空を見上げれば、そこには信じられないほどの星々が空いっぱいにきらめき、夏には天の川が肉眼でくっきりと見える日も。

星の数があまりに多く、星座を探すのが難しくなるほどで、広大な空を前に二人で静かに感動を分かち合えるでしょう。

さらに、糠平湖といえば、冬から春にかけて現れる幻の橋「タウシュベツ川橋梁」も有名です。

湖面に立つこのアーチ橋が、漆黒の空と無数の星々の下にライトアップされる光景はなんとも幻想的で、記念日デートにもぴったり。

誰にも邪魔されない空間でとっておきの思い出を作れること間違いなしです。

また、湖畔には湯量豊富なぬかびら源泉郷があるので、星空デートの後に温かい温泉に入って冷えた体を温めるという、癒やしとロマンスを兼ね備えたパーフェクトなデートプランが立てられますよ。

ぜひ壮大な自然と星に囲まれる糠平湖で、忘れられない夜を過ごしてみませんか。

施設名 糠平湖
住所 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
アクセス 【電車】
JR「帯広駅」よりバスで約1時間40分、終点下車、徒歩5分
【車】
道東道「音更帯広」ICより55km
営業時間 9:00~17:00（ひがし大雪自然館）
定休日 水曜、12月28日～1月3日（ひがし大雪自然館）
入場料 見学自由
駐車場 あり
電話番号 01564-4-2224 （上士幌町観光協会）
公式HP 糠平湖

（２）鹿角平天文台

本格的な観測機器で星空の魅力にふれられる天文台スポット

 

この投稿をInstagramで見る

 

福島県(@realize_fukushima)がシェアした投稿

鹿角平天文台は福島県東白川郡鮫川村の標高約700mに位置する、知る人ぞ知る天体観測スポットです。

環境省が選ぶ「天体観測に優れた場所ランキング」で全国3位を獲得したこともあり、その観測条件の良さはお墨付き。

周囲に街明かりがほとんどないため、広い空にぎっしりと星が広がり、都会では味わえない圧倒的な星景を楽しめます。

晴れた夜には、ドーム内に設置された本格的な反射望遠鏡を使い、土星の環や月のクレーター、遠くの星雲まで、インストラクターの解説付きでじっくり観測できるのもポイントです（事前予約制）。

二人で星を眺めるだけでなく、宇宙の仕組みを学び合えるため、知的好奇心を刺激する充実したデートになるでしょう。

さらに、天文台のある牧場内にはコテージもあり、自然に囲まれたプライベート空間でそのまま滞在できます。

昼は牧場で自然を満喫し、夜は星に包まれながらゆっくり過ごすという、大人のデートにぴったりの流れが叶いますよ。

雄大な自然と星の輝きに包まれる鹿角平天文台で、心に残るロマンチックな夜を過ごしてみませんか。

施設名 鹿角平天文台
住所 福島県鮫川村大字青生野字世々麦307（鹿角平観光牧場内）
アクセス 【車】
東北自動車道「白河」ICより約1時間20分
常磐自動車道「いわき勿来」ICより約30分
営業時間 19:00~21:00
定休日 不定休
入場料 無料
駐車場 あり（鹿角平観光牧場内）
電話番号 0247-49-3113（鮫川村農林商工課）
公式HP 鹿角平天文台

２．【関東】夜景・星空を楽しめるスポット４選

関東は東京や横浜といった大都市のイメージが強いため、星を見るのは難しいと感じる方もいるかもしれませんが、少し郊外へ足を延ばせば思いがけないほどきれいな星空に出会えます。

都心から短時間で行ける場所でありながら、キラキラした夜景も美しい星空も両方楽しめるのが関東の良さでしょう。

写真にこだわりたいカップルにもぴったりで、SNSでも映える一枚が狙えるはずです。

ここでは、関東エリアでムードのある時間を過ごしたい時におすすめの星空・夜景スポットを4カ所ご紹介します。

関東で星空や夜景を楽しめるスポット4選

  1. メッツァビレッジ
  2. 県立ぐんま天文台
  3. 三本松園地
  4. 堂平天文台

（１）メッツァビレッジ

星空を北欧のような雰囲気で楽しめるスポット

 

この投稿をInstagramで見る

 

メッツァ公式(@metsavillage)がシェアした投稿

埼玉県飯能市・宮沢湖畔に広がるメッツァビレッジは、北欧のライフスタイルをテーマにした複合施設です。

都心から約1時間とは思えない静けさに包まれ、湖と森がつくる豊かな自然のおかげで、星空鑑賞まで楽しめるロマンチックな場所として知られています。

周囲に高い建物やネオンが少ないため、光害の影響を受けにくく、空気が澄んだ夜には湖の上に広がる美しい星空を楽しめます。

湖面にほんのり映る施設の明かりと頭上の星空の組み合わせは特別感たっぷりで、大切な日のデートにはもってこいです。

心地よい夜風を感じながらボートに乗って湖上から夜景を眺めたり、芝生に寝転んで星空を見上げたりと、二人のペースで思い思いの時間を過ごせますよ。

また、園内には北欧雑貨が揃うマーケット棟や湖畔レストランがあり、昼はショッピングや食事、夜は星空・夜景観賞と、時間帯ごとに違った楽しみ方ができるのも魅力。

おしゃれな北欧空間に身を置けば、普段のデートとは少し違う特別な気分を味わえるでしょう。

都会から少し離れて、澄んだ星空と湖畔の夜景に包まれるメッツァビレッジで、二人だけの忘れられない夜を過ごしてみませんか。

施設名 メッツァビレッジ
住所 埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス 【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
（詳しくはこちら）
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間 平日：10:00～18:00
土日祝：10:00～19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日 不定休
入場料 無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場 あり
電話番号 0570-03-1066
公式HP メッツァビレッジ

埼玉でイルミネーションの夜景を満喫したい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

（２）県立ぐんま天文台

巨大望遠鏡で星空をじっくり観察できる人気スポット

群馬県高山村の標高880m付近に位置する県立ぐんま天文台は、誰でも気軽に宇宙の神秘を体験できる、関東でもトップクラスの星空観測スポットです。

視界を遮るものがほとんどなく、澄んだ空気の中で広がる壮大な夜空を存分に堪能できます。

最大の魅力は、何と言っても世界最大級の150cm反射望遠鏡。

土日祝に実施される夜の天体観望会では、この巨大な望遠鏡を使って、肉眼では捉えられない美しい惑星の姿や遥か彼方の銀河、星雲などを驚くほど鮮明に観測できます。

職員が望遠鏡の操作やその日の見どころを丁寧に説明してくれるため、天体観望が初めてのカップルでも安心して参加できますよ。

さらに、バレンタインなどの特別な時期には、「カップルのような星（二重星）」をテーマにした天体観望会が開催されることも。

距離や色が異なる二重星を眺めながら、二人で星の世界に思いをめぐらせるロマンチックな時間が過ごせます。

次のデートは、宇宙スケールのロマンと感動に浸れるぐんま天文台へ出かけてみませんか。

施設名 県立ぐんま天文台
住所 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86
アクセス 【車】
関越自動車道　月夜野I.Cより20分
関越自動車道　渋川伊香保I.Cより25分
営業時間 【夏季】（3月～10月）
昼間の施設見学　10:00～17:00
夜間の天体観望　19:00～22:00（受付は18:00～21:30）
【冬季】（11月～2月）
昼間の施設見学　10:00～16:00
夜間の天体観望　18:00～21:00（受付は17:00～20:30）
定休日 季節によって異なります（詳しくはこちら）
入場料 大人：300円
大学生・高校生：200円
中学生以下：無料
駐車場 あり（100台・無料）
電話番号 0279-70-5300
公式HP 県立ぐんま天文台

（３）三本松園地

高原から夜景と星空を一度に楽しめる絶景スポット

 

この投稿をInstagramで見る

 

三本松茶屋(@sanbonmatsu_chaya)がシェアした投稿

栃木県日光市・奥日光の戦場ヶ原に位置する三本松園地は、高層湿原の展望スポットと休憩施設（三本松茶屋など）を備えたエリアです。

光害標高約1,400mという高地にあるため光害が少なく、関東屈指の星空を眺められる場所として、天文ファンから熱い支持を集めています。

ここの魅力は、関東平野を一望する壮大な夜景と、その上に広がる星空を同時に楽しめること。

空気が冴えわたる夜には、頭上いっぱいに広がる星が深い闇を埋め尽くし、二人で宇宙を独占しているような没入感に浸れます。

車を停めてすぐ目の前にこの絶景が広がるため、手軽に非日常の光景を味わえるのも嬉しいところ。

東側には男体山の壮大なシルエット、北側には北極星を中心とした星の軌跡など、絶好の撮影ポイントがたくさんあるため、写真好きのカップルにもおすすめですよ。

気になる混雑ですが、新月期や流星群の夜は特に人気が高く、深夜であっても駐車場が半分以上埋まることも。

二人で静かに過ごしたいなら、時期を少しずらすか平日夜を狙うのが良いでしょう。

大自然に囲まれた三本松園地で、圧巻の星空デートを楽しんでみませんか。

施設名 三本松園地
住所 栃木県日光市戦場ヶ原三本松
アクセス 【車】
東北自動車道「宇都宮」IC／「清滝」ICより約40分
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 ー
公式HP 三本松園地

（４）堂平天文台

宿泊しながら星空観察を満喫できる天文スポット

堂平天文台は、標高876mの堂平山の山頂にあり、かつて東京大学東京天文台（現：国立天文台）の観測所として活躍していた歴史ある場所です。

2000年に観測所としての役目を終え、ときがわ町に譲渡されたあと「堂平天文台（星と緑の創造センター）」として生まれ変わりました。

現在は宿泊施設やキャンプ場が整備され、自然に囲まれながらゆったり星空を楽しめる人気の観光地となっています。

一番の見どころは、関東平野を一望できる大パノラマ夜景と、頭上に広がる満天の星空。

視界が大きく開けている山頂ならではの眺望で、空気が澄んだ日には東京スカイツリーや都心の高層ビル群まで見渡せます。

顔を上げれば、光害の影響が少ない環境だからこそ見られる、深く果てしない星の世界が広がり、その迫力に圧倒されるでしょう。

毎月行われる星空観望会では、かつて使われていた91cm反射望遠鏡をのぞけるのも魅力のひとつ。

普段絶対に見られない宇宙の光景を二人で覗き込めば、感動で胸がいっぱいになりますよ。

また、宿泊は観測ドームを利用した客室、ログハウス、モンゴル式テントなど、さまざまなスタイルに対応。

夜景と星空をたっぷり楽しんだあと、二人だけの静かな夜を過ごせば、この上ないロマンチックな時間になるでしょう。

夜間に敷地内に入れるのは宿泊者・星空観望会参加者のみなので、混雑を避けて星空を楽しみたいなら、ぜひ宿泊も検討してみてください。

施設名 堂平天文台
住所 埼玉県ときがわ町大字大野1853
アクセス 【車】
関越自動車道嵐山小川I.Cより約50分
関越自動車道東松山I.Cより約1時間
営業時間 【3月～10月】
9:30～17:30
【11月～2月】
9:30～16:30
定休日 12月25日～2月末日
入場料 【デイキャンプ】
大人：600円
小中学生：400円
【宿泊施設利用料】
1,200円
※別途宿泊施設の使用料も必要です
【テントサイト利用料】
600円
※別途テントサイトの使用料も必要です

※施設の使用料についてはこちら
駐車場 あり
電話番号 080‐2373‐8682
公式HP 堂平天文台

関東・関西エリアで夜景が美しい観光スポットを他にも知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

３．【中部・近畿】夜景 星空を楽しめるスポット４選

中部・近畿エリアには、山あいの澄んだ空気を感じながら星を楽しめる場所から、湖畔でゆったり夜景を楽しめる名所まで、多彩な夜の絶景を味わえるスポットが勢ぞろいしています。

アクセスしやすい場所が多いのも嬉しいポイントで、ドライブデートの目的地としてもぴったり。

夜景に強い都市部と、大自然を感じられる郊外のどちらも楽しめる万能エリアなので、デートのテーマに合わせて行き先を選びやすいでしょう。

ここでは、そんな中部・近畿エリアの中でも、特におすすめしたい夜景・星空スポットを4カ所厳選してご紹介します。

大切な人と忘れられない夜を過ごしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

中部・近畿で夜景や星空を楽しめるスポット4選

  1. 阿智村
  2. ヘブンスそのはら
  3. 富士山パノラマロープウェイ
  4. 兵庫県立大学西はりま天文台

（１）阿智村

星空ツアーで日本有数の星空を体験できる村

阿智村は、長野県の南西部、岐阜県との県境に広がる自然豊かな山あいの村です。

この村が全国的な注目を浴びるきっかけになったのが、日本一の星空という輝かしい称号。

2006年、環境省の全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」第1位に選ばれたことで一躍、星空の聖地として知られるようになりました。

標高が高く光害が少ない阿智村では、晴れた夜に肉眼で天の川を見られるほど空気が澄みわたり、星の光をダイレクトに感じられます。

ここにカップルで訪れるなら、ぜひ「天空の楽園 ナイトツアー」に参加してみましょう。

このツアーでは、ゴンドラに乗って標高1,400mの山頂まで上がり、そこで星空鑑賞会が開催されます。

カウントダウンとともに照明が一斉に落ちると、頭上には広大な星の世界が出現。

手を伸ばせば届きそうなほど近くで輝く星々が、二人の夜をドラマティックに彩ってくれます。

写真映えを狙うなら、山頂駅から見える夜景を背景に、二人のシルエットを写す構図がおすすめ。

この場所でなら、シャッターを押すたびに感動的な一枚が残せますよ。

さらに、より本格的に星を楽しみたいなら、有料星空観賞施設「浪合パーク」も要チェック。

望遠鏡や双眼鏡のレンタルに加え、プライベートデッキ（事前予約制）を利用でき、落ち着いた環境で二人きりの星空時間を存分に満喫できます。

施設名 阿智村
住所 長野県下伊那郡阿智村
アクセス 【バス】
バスタ新宿（東京）より中央道高速バス「中央ライナー可児号」で「中央道昼神温泉」バス停まで直通
名鉄バスセンター（名古屋）より高速バスで「駒場」「阿智」バス停まで直通
大阪（阪急三番街）より阪急高速バスで「駒場」バス停まで直通

【車】
中央自動車道「園原」「飯田山本」ICより約10〜20分
※他のアクセス方法についてはこちら
営業時間 施設により異なります
定休日 施設により異なります
入場料 施設により異なります
駐車場 施設により異なります
電話番号 施設により異なります
公式HP 阿智村

（２）ヘブンスそのはら

ゴンドラで向かう天空の星空観賞スポット

ヘブンスそのはらは、長野県下伊那郡阿智村にある、富士見台高原ロープウェイを中心とした通年型リゾート施設です。

阿智村の星空を一躍有名にした「天空の楽園 ナイトツアー」のメイン会場で、標高約1,400mの山頂駅まではゴンドラを使って約15分でアクセスできます。

ここではただ星を見るだけでなく、趣の異なる複数の鑑賞ゾーンが用意されているのが最大の特徴。

なかでもカップルにイチオシなのが「貸切宇宙旅行ゴンドラ」です。

ゴンドラ1台を二人で貸し切り、夜の山を静かに登りながらプライベートな時間を楽しめます。

眼下にはきらめく夜景、進行方向には星空が広がり、ロマンチックなムードが一気に高まるでしょう。

さらに、星をテーマにした謎解きや、リクライニングチェアで極上の寝心地を味わいながら星空を観察できる「Zero Gravity Stargazing」など、カップルで楽しめる体験も盛りだくさん。

山頂のナイトグランピングテントサイトを利用すれば、テントの中で暖をとりながら、ゆっくり星を眺めるという贅沢な過ごし方もできます。

テント内は照明が控えめに設計されているので雰囲気も良く、二人の好きな音楽を流したり、サプライズを計画したりするのにもぴったりですよ。

星空を存分に味わえる阿智村屈指の星見スポットで、二人だけの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設名 ヘブンスそのはら
住所 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
アクセス 【車】
中央自動車道　園原I.Cより5分
営業時間 【上りゴンドラ】
17:00～20:00
（12月～3月は18:00～19:30）
定休日 メンテナンス期間は休業（詳細はこちら）
入場料 季節ごとに変動します（詳細はこちら）
駐車場 あり
電話番号 0265-44-2311
公式HP ヘブンスそのはら

（３）富士山パノラマロープウェイ

富士山と夜景のコラボレーションを楽しめる

富士山パノラマロープウェイは、河口湖畔から標高1,075mの天上山山頂までを結ぶ、全長約460mのロープウェイです。

日本の昔話「カチカチ山」の舞台として知られるこの山は、山頂の展望台から富士山と河口湖を一望できる景勝地として一年中賑わっています。

昼間の景観も見事ですが、夜間特別運行が実施される日は雰囲気が一転、山全体が幻想的な世界へと変貌します。

漆黒の闇に浮かび上がる富士山のシルエットと、河口湖の街明かりが輝く夜景の組み合わせは、思わず息をのむほどの美しさ。

空気が澄んだ夜には、頭上に散りばめられた星々も加わり、夜景と星空の両方を楽しむ贅沢な体験ができます。

山頂には恋愛成就のパワースポットとして知られる「天上の鐘」もあり、富士山と向かい合う位置に設置されています。

二人で鐘を鳴らせば、響き渡る音が夜空に伸びていき、心が通い合うようなロマンチックな気分に包まれるでしょう。

このほか、「うさぎ神社」や「たぬき茶屋」などのカチカチ山ゆかりのスポットもあり、散策しながら楽しめる要素も満載です。

静かに絶景を楽しみたいカップルは、夜間特別運行のスケジュールを事前に確認し、平日の夜を狙って出かけてみてください。

施設名 富士山パノラマロープウェイ
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
アクセス 【電車】
富士急行線「河口湖駅」より徒歩または周遊バスで約15分
【車】
＜東京方面から＞中央自動車道「富士吉田河口湖」ICより15分
＜関西方面から＞中央自動車道「一宮御坂」ICより約40分
営業時間 8:30~17:00（下り最終17:20）
8:30~18:00（下り最終18:20）（7月20日~8月31日）
定休日 なし
入場料 往復：1,000円（大人）
片道：600円（大人）
駐車場 あり
電話番号 0555-72-0363
公式HP 富士山パノラマロープウェイ

（４）兵庫県立大学西はりま天文台

巨大望遠鏡で星空をとことん楽しめるスポット

兵庫県佐用町にある兵庫県立大学西はりま天文台は、標高436mの大撫山山頂に建つ、国内でもトップクラスの設備を備えた公開天文台です。

大学の研究拠点でありながら、一般向けの観望会も積極的に開催されており、誰もが宇宙の魅力を体験できる場として親しまれています。

天文台周辺は環境保護が徹底されており、光害がほとんどないため、澄んだ夜空が広がる星空観察にはもってこいのロケーション。

なかでも目を引くのが、天文台のシンボルである口径2mの反射望遠鏡「なゆた」 です。

土日祝（宿泊者観望会は毎晩開催）には、この巨大望遠鏡を使った夜間天体観望会が行われ、土星のリングや火星の極冠、天王星、海王星、冥王星など、普段は写真でしか見られない星々を、圧巻のスケールで観測できます。

専門スタッフの解説付きなので、二人で宇宙への興味を深めながら楽しめますよ。

さらに、天文台には宿泊できるロッジも併設されており、お泊り天文デートができるのも嬉しいポイント。

一晩中、星空観望を楽しんだり、朝焼けに染まる山々を眺めたりと、時間を忘れて二人だけの天体体験に浸れるでしょう。

世界最大級の望遠鏡が待つこの天文台で、宇宙のスケールを全身で感じるデートを楽しんでみませんか。

施設名 兵庫県立大学西はりま天文台
住所 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2
アクセス 【車】
中国自動車道　佐用I.Cより15分
営業時間 9:00～21:00
定休日 毎月第2・4月曜日（祝日の場合は翌日）
施設休業(7月中旬に1週間、10月中旬に3日間)
年末年始（12月28日〜1月3日）
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0790-82-3886
公式HP 兵庫県立大学西はりま天文台

４．【中国・四国】夜景や星空を楽しめるスポット２選

中国・四国地方は豊かな自然と美しい海に囲まれていることから、光害が少なく、星空観賞にうってつけのエリア。

夜になると空が一気に暗くなり、星が驚くほどクリアに見えるのが大きな特徴です。

都会ではなかなか出会えない密度の星空が広がるので、星景写真を撮りたい方はもちろん、SNS映えするドラマチックな一枚を狙いたいカップルにもおすすめですよ。

ここでは、中国・四国エリアの中でも特に星空の美しさで人気を集める絶景スポットを2カ所厳選してご紹介します。

一度見たら忘れられない、圧巻の夜空をぜひ体験してみてください。

中国・四国で夜景や星空を楽しめるスポット2選

  1. 井原市美星天文台
  2. 四国カルスト天狗高原

（１）井原市美星天文台

美しい星空を守る取り組みが魅力の天文台スポット

井原市美星天文台は、星の郷として知られる岡山県井原市美星町にある本格的な公開天文台です。

美星町は、1989年に日本で初めて「光害防止条例」を制定した自治体で、星空保護のパイオニアとして全国的にも有名です。

この取り組みのおかげで、街明かりに邪魔されない、国内トップクラスの澄んだ夜空が保たれているのが最大の特徴。

天文台では、口径101cmの大型反射望遠鏡を使った夜間観望会が実施されており、壮大な宇宙の姿を直接覗くという感動的な体験ができます。

都会では決して味わえない、澄み切った空に輝く星の光を二人で共有すれば、二人の愛もさらに深まることでしょう。

天候不良で望遠鏡観測ができない場合でも、最新技術の4D2Uによる宇宙映像の上映や解説が用意されているため、デートが中断される心配もありません。

さらに、美星町を訪れるなら井原市星空公園もセットで回るのがおすすめ。

園内の「願いかなう小径」には、77mにわたって蓄光石が敷かれており、夜になると足元が淡く光り出し、ムード満点の散策が楽しめます。

奥には「願いかなうポスト」もあり、短冊や絵馬に二人の願いをそっと込めて投函すれば、心に残る思い出になりますよ。

次のデートは、井原市美星天文台で星空とロマンをたっぷり味わってみませんか。

施設名 井原市美星天文台
住所 岡山県井原市美星町大倉1723-70
アクセス 【電車・バス】
井原鉄道井原線「矢掛駅」よりバス「美星診療所前」下車徒歩30分
営業時間 曜日により異なります（詳しくはこちら）
定休日 木曜日、祝日の翌日、年末年始
入場料 小学生以上：300円
駐車場 あり
電話番号 0866-87-4222
公式HP 井原市美星天文台

（２）四国カルスト天狗高原

視界いっぱいに広がる星空と夜景を楽しめる高原スポット

天狗高原は、愛媛県と高知県にまたがる日本三大カルストのひとつ、四国カルストの東端に位置する広大な高原地帯です。

石灰岩が雨水で溶けてできる「ドリーネ」と呼ばれる窪地や、羊の群れのように見えるピナクル（石灰岩の岩塊）があちこちに点在し、ほかではなかなか見られないダイナミックな景観が楽しめます。

標高が高く、街の光も届かないため、夜になると頭上には言葉を失うほどの満天の星空が出現。

毛布にくるまって流れ星を探したり、星座アプリを片手に夜空を読み解いたりと、二人だけのロマンチックな時間を過ごせるでしょう。

また、宿泊施設「星ふるヴィレッジ TENGU」で星空ステイができるのも魅力のひとつ。

天文台やプラネタリウム、展望デッキを利用できるほか、ガラス張りの客室からは高原の開放的な景色と星空が一望できます。

ここで一晩過ごせば、夕焼けのグラデーション、満天の星、早朝の雲海、そして日の出まで、時間とともに移ろう高原のドラマを余すところなく堪能できるはずです。

次の休日は、昼も夜も魅力がつまった天狗高原で、大切な人とゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

施設名 四国カルスト天狗高原
住所 高知県高岡郡津野町芳生野乙
アクセス 【電車・タクシー】
JR「須崎駅」よりバスで「新田」下車、タクシーで40分
【車】
高知道「須崎東」ICより1時間20分
松山道「松山」ICより2時間
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0889-55-2021 （高知県津野町観光推進課）
公式HP 四国カルスト天狗高原

５．【九州】夜景や星空を楽しめるスポット３選

九州エリアは、阿蘇や九重をはじめとした雄大な山岳地帯や高原が多く、光害の影響をほとんど受けずに夜の絶景を楽しめるスポットが豊富です。

澄みきった九州の空に輝く星々は、手を伸ばせば届きそうなくらいクリアで、心をゆさぶるような特別な夜を演出してくれます。

さらに、この地域は火山の恵みを受けた温泉地としても有名。

星空鑑賞のあとに温泉でほっとひと息つけば、まさに最高のデートコースになること間違いなしです。

ここでは、そんな魅力あふれる九州エリアから特におすすめの夜景・星空スポットを3カ所厳選してご紹介します。

九州で夜景や星空を楽しめるスポット3選

  1. 空の公園
  2. 牧の戸峠
  3. くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星

（１）空の公園

街の夜景と満天の星空を見下ろせる絶景展望スポット

 

この投稿をInstagramで見る

 

佐伯市(@saiki_city_official)がシェアした投稿

空の公園は、大分県佐伯市・豊後くろしおライン沿い、標高約250mの高台にある展望公園です。

眼下には太平洋（日向灘）がどーんと広がり、晴れた日には遠く四国の山々まで見渡せるという贅沢なロケーションが魅力です。

昼間は、芝生の広場で潮風を感じながらのんびりしたり、季節の花を眺めて癒されたりと、リラックスした時間を楽しめますが、カップルにおすすめしたいのは辺りが闇に包まれる時間帯。

条件が揃えば、空には星々がくっきりと姿を現し、天井いっぱいに光が散りばめられたような満点の星空を心ゆくまで堪能できます。

海に浮かぶ漁火がぽつぽつと光る様子もとても幻想的で、夜景とはまた違った心に染み入る美しさに包まれますよ。

また、園内には、ロマンチックなムードをさらに盛り上げる「幸せの鐘」も設置されています。

眼前の絶景に向かって二人で鐘を鳴らせば、良縁成就を願う最高の記念に。

愛の誓いを確認し合うのに、これ以上の演出はありません。

大切な人と忘れられない夜を過ごしたいなら、ぜひ空の公園に足を運んでみてください。

施設名 空の公園
住所 大分県佐伯市米水津色利浦
アクセス 【車】
東九州自動車道「佐伯」ICより約35分
営業時間 ー
定休日 ー
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0972-35-6111（佐伯市米水津振興局）
公式HP 空の公園

（２）牧の戸峠

星空ドライブに人気の峠で澄んだ夜空を楽しめるスポット

 

この投稿をInstagramで見る

 

🌸koyuki chan(@koyuki_chan01)がシェアした投稿

牧の戸峠は、別府と阿蘇を結ぶドライブロード「やまなみハイウェイ」の中で、最も標高の高い地点に位置する峠です。

久住山の入り口にあたるため、登山客にはおなじみですが、標高1,333mならではの開放的な眺望が楽しめる絶景スポットとしても広く知られています。

なかでも、この場所を訪れたらぜひ体験したいのが星空観賞。

視界を遮るものが一切なく、街明かりも届かないため、夜になると頭上には宝石をちりばめたような満天の星が広がります。

手が届きそうなほど近くに瞬く星々に囲まれれば、二人だけで宇宙に浮かんでいるような、心を震わせる体験ができるでしょう。

周辺には、風情ある温泉地が点在しており、星空を満喫した後に温泉でゆったり体を温めれば、心身ともに癒やされる最高のデートになること間違いなしです。

九重の大自然に抱かれながら、二人だけの星空時間を過ごしたいカップルは、ぜひ一度訪れてみてください。

施設名 牧の戸峠
住所 大分県玖珠郡九重町大字湯坪
アクセス 【電車・バス】
JR「豊後中村駅」よりコミュニティバスで50分、終点下車、徒歩すぐ
【車】
大分道「九重」ICより40分
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0973-79-2381 （長者原ビジターセンター観光案内所）
公式HP 牧の戸峠

（３）くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星

花畑と星空を一度に楽しめるキャンプリゾート

くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星は、大分県竹田市・久住高原、阿蘇くじゅう国立公園内の「くじゅう花公園」敷地に整備されたグランピング施設です。

標高850mという高地に広がる西日本最大級のフラワーパークで、花と星に囲まれた夢のような宿泊体験が叶います。

最大の魅力は、昼と夜でまったく異なる二つの絶景を独占できること。

日中は色鮮やかな花畑が視界いっぱいに広がり、夜になると視界を遮るものがない空に満天の星が瞬きます。

しかも、宿泊者は閉園後の静寂に包まれた園内で、光害の少ない星空をゆっくり楽しめるという贅沢な特権も。

花畑の上に広がる星の輝きは圧巻で、二人の記憶に深く刻まれる感動的な一夜になるでしょう。

宿泊スペースには、冷暖房完備のドームテントやベルテントが中心で、室内はホテルのような洋室風の快適空間。

テントも道具も一切不要なので、キャンプ初心者はもちろん、ロマンチックな雰囲気を大切にしたいカップルにもぴったりの環境です。

記念日など特別な夜には、この唯一無二のロケーションで、とびきり思い出深い時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

星が見える場所を他にも知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

６.まとめ

本記事では、北海道から九州まで、全国の夜景・星空スポットをエリア別に15カ所ご紹介しました。

湖畔でゆったり夜を楽しめる場所から、山頂で星空を全身で浴びられる場所まで、どこも特別な夜を演出してくれる魅力あふれるスポットばかり。

写真を撮りたいカップルはもちろん、ゆっくり語り合いながら夜を楽しみたい方にもぴったりのロケーションが見つかったのではないでしょうか。

せっかく出かけるなら、天気予報や混雑しやすい時間帯を事前にチェックしておくと、当日をよりスムーズに、そして快適に楽しめるでしょう。

ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、忘れられない最高の夜を過ごしてみてくださいね。

物語の世界を旅するチケット、ただいま発売中。