絵画に感動できる展示会13選!東洋・西洋・現代アートに分けて魅力をご紹介
※公開日時点の情報です。
「絵画の展示会に出かけて刺激を受けたい」
「絵画をじっくり鑑賞して新しい発見や感動を得たい」
絵画に見入り、深い感動を得た体験は一生忘れられませんよね。
週末に気になる美術館まで足を伸ばして、大好きな画家の絵画や、これまで鑑賞してこなかったジャンルの絵画を見ると、一週間がとても充実したものとなります。
この記事では、関東エリアで開催される絵画の展示会13選をご紹介します。
西洋絵画、東洋絵画、現代絵画に分けてご紹介するので、気になる展示会をチェックしてみてください。
また、絵画を全力で楽しむための3つのポイントもまとめています。
次のオフの日は、絵画の魅力にどっぷり浸かりましょう。
1. 西洋絵画を楽しめる展示会5選

西洋絵画と聞くと、ゴッホやモネ、ルノワールなどの有名な画家がすぐに思い浮かぶという方も多いでしょう。
緻密な写実主義から印象派や象徴主義へとダイナミックに発展していく西洋絵画の流れは人々を虜にして止みません。
ここでは、関東エリアで西洋絵画を楽しめる展示会5選をご紹介します。
著名な画家の絵画を一度に楽しめる展示会から、印象派が描く室内の光景に焦点を当てた展示会まで、琴線に触れる絵画との出会いがきっとあるはずです。
(1)ヨーロッパ絵画 美の400年
古典的巨匠の絵画80点が勢揃い
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東京富士美術館で2025年10月4日から2026年1月18日にかけて開催される「ヨーロッパ絵画 美の400年」では、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術に至る絵画作品を鑑賞できます。
かつて西洋では神話画や宗教画が重視されていましたが、近代になると、画家たちは神話や宗教を離れた題材をもとに描くようになり、表現の方法もさまざまな形へと発展していきます。
「ヨーロッパ絵画 美の400年」では、モネやルノワール、ゴッホ、シャガールなどの人気画家、ティントレットやヴァン・ダイク、クロード・ロランなどの古典的巨匠の作品を通じて、西洋絵画の流れを知ることが可能です。
精緻な筆使いで描かれた神話画や宗教画の神秘的な雰囲気を味わいつつ、ときにダイナミックな表現方法が用いられるようになった近代以降の絵画に目を凝らすと、ヨーロッパで400年の長い時をかけて発展してきた絵画の魅力がさらに理解できるでしょう。
「あなたをはぐしてくれる絵が、きっとある」のキャッチコピーの通り、西洋絵画の歴史を形成してきた名作に抱き締められるような体験ができる展示会です。
施設名
東京富士美術館
住所
東京都八王子市谷野町492-1
アクセス
【電車・バス】
JR八王子駅 北口から「創価大正門東京富士美術館行き」もしくは「創価大学循環」に乗車し、「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅から「創価大正門東京富士美術館行き」もしくは「創価大学循環」に乗車し、「創価大正門東京富士美術館」で下車
【車】
中央道八王子ICの第2出口より八王子市街方面へ進み、国道16号に合流。三つ目の信号(谷野街道入口)を右折、直進し、二つ目の信号(谷野町)を右折
圏央道あきる野ICを左折し直進。丹木1丁目芹沢交差点を右折し直進
営業時間
10:00-17:00
定休日
毎週月曜日(祝日、振替休日の場合は開館。翌火曜日は振替休館)、年末・年始、展示替期間
入場料
大人:1,000円
大学生・高校生:600円
中学生・小学生:300円
駐車場
あり
電話番号
042-691-4511
公式HP
東京富士美術館
(2)ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
拝啓、星になった兄へ。
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東京都美術館で開催される「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」は、誰もが知る画家のフィンセント・ファン・ゴッホの作品がどのようにして現代まで受け継がれてきたかを紹介する展示会です。
会期は2025年9月12日から同年12月21日まで。
本展示会では、ファン・ゴッホ家が長きにわたり受け継いできたコレクションを鑑賞できます。
例えば、ゴッホの画業を支えてきた弟のテオは、ゴッホの死から半年後に亡くなり、彼が管理してきたゴッホの作品は妻のヨーに受け継がれます。
そして、ヨーこそがゴッホの作品が正当に評価されるように奔走した人物。
ゴッホの作品を展覧会に貸し出したり、販売したりして、今日におけるゴッホの評価を形成するために、まさに奮闘したのです。
本展示会の見どころは、ゴッホの作品30点以上と、日本初公開となるゴッホの手紙4通。
ゴッホという苦難の画家を支えた家族の奮闘に、ぜひ思いを馳せてみてください。
施設名
東京都美術館
住所
東京都台東区上野公園8-36
アクセス
【電車】JR「上野駅」公園口から徒歩約7分
営業時間
9:30~17:30(金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
定休日
月曜(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
入場料
展覧会ごとに異なる
駐車場
あり(有料)
電話番号
03-3823-6921
公式HP
東京都美術館
(3)モーリス・ユトリロ展
ユリトロが愛したパリの風景
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SOMPO美術館では、2025年9月20日から同年12月14日にかけて、「モーリス・ユトリロ展」が開催されています。
モーリス・ユトリロといえば、フランスを代表する画家の1人です。
彼が詩情溢れるタッチで描いた20世紀初頭のパリの街並みは、寂しげでありながらもどこか優しく、何より美しい。
本展示会では、フランス国立近代美術館所蔵の「モンマニーの屋根」をはじめとする約70点の作品を鑑賞できます。
ユリトロがアルコール依存症を克服するために絵を描き始めた「モンマニー次代」から、白壁を通じてパリの街並みをさらに力強く描こうとした「白壁次代」、色彩表現が鮮やかに進化する「色彩の次代」まで、豊かな作品群を通じてユリトロの画業を追いかられるでしょう。
周囲の音が遠ざかり、20世紀初頭のパリの街並みの中に吸い込まれていくような、そんな体験ができる展示会です。
施設名
SOMPO美術館
住所
東京都新宿区西新宿1-26-1
アクセス
【電車】
JR「新宿駅」西口から徒歩5分
東京メトロ「新宿駅」から徒歩5分
東京メトロ「西新宿駅」C13出口から徒歩6分
西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩7分
大江戸線「都庁前駅」A1出口から徒歩7分
【車】
新宿ICより3分
営業時間
10:00~18:00(金曜日は20:00まで、最終入館は閉館30分前まで)
定休日
月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日
入場料
一般(26歳以上):1,800円
25歳以下:1,200円
小中高校生:無料
駐車場
なし
電話番号
050-5541-8600
公式HP
SOMPO美術館
(4)ライシテからみるフランス美術
政教分離の原則と美術の関係
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2025年10月12日から同年12月21日にかけて、宇都宮美術館では「ライシテからみるフランス美術」が開催されています。
「ライシテ」とは、フランスにおける政教分離の原則です。
フランスにおいて、政治と宗教の関係が特に緊張感を持ったのはフランス革命からナポレオンによる統治の次代にかけて。
時代が激動する中で、宗教を重んじる「カトリック教会の長女」の立場に戻るのか、それとも「革命の娘」として新たな次代を切り拓くのかという選択肢がフランスに突きつけられました。
本展示会では、このような時代のうねりの中で美術がどのように変化したのかに焦点が当てられています。
クロード・モネやジャン=フランソワ・ミレー、ルネ・マグリットなどによる作品を通じて、絵画をアカデミックな視点から鑑賞したいときに、ぜひ訪れてほしい展示会です。
施設名
宇都宮美術館
住所
栃木県宇都宮市長岡町1077
アクセス
【電車・バス】
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)
【車】
宇都宮ICから約10km
鹿沼ICから約14km
上三川ICから約19km
営業時間
9:30-17:00
定休日
毎週月曜日。ただし祝休日の場合は開館、翌平日休館
祝休日の翌日。ただし土曜、日曜、祝休日の場合は開館
入場料
一般:1,200円
大学生・高校生:1,000円
中学生・小学生:800円
駐車場
あり
電話番号
028-643-0100
公式HP
宇都宮美術館
(5)印象派―室内をめぐる物語
印象派の画家が室内空間に向けた関心とは
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あなたは「印象派」と聞くと、どのような絵画を思い浮かべますか。
印象派の時代の始まりを告げたといわれる、モネの「印象・日の出」のように、屋外の風景ににじむ光や大気の微妙な移ろいを描いた作品でしょうか。
それとも、ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」のように、木漏れ日の中の賑わいを鮮やかな色彩で描いた作品でしょうか。
印象派の画家というと屋外で光りや風景を描いた印象が強いかもしれませんが、室内の光景でも光りの移ろいや空気感をたくみにとらえた名作が多く残されています。
国立西洋美術館で2025年10月25日から2026年2月15日にかけて開催されている「印象派―室内をめぐる物語」が焦点を当てているのは、印象派の画家たちが描いた室内の光景です。
ドガやルノワール、モネ、マネ、セザンヌなどの著名な画家が室内の光景をどのように見つめ、どのように描いたのか。
その眼差しに触れることで、印象派への理解がさらに一歩進むでしょう。
印象派の画家と作品をいくつか知っているという方にこそ、訪れてほしい展示会です。
施設名
国立西洋美術館
住所
東京都台東区上野公園7番7号
アクセス
【電車】
JR山手線「上野駅」より徒歩1分
京成電鉄本線「京成上野駅」より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」より徒歩8分
営業時間
9:30~17:30
定休日
月曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
入場料
【常設展観覧料】
一般:500円
大学生:250円
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料
駐車場
なし(近隣に有料パーキングあり)
電話番号
050‐5541‐8600
公式HP
国立西洋美術館
芸術の秋に楽しめるアートスポットをお探しの方は、こちらの記事もあわせて確認してみてください。
2. 東洋絵画を楽しめる展示会5選

大胆に用いられた余白や自由な構図、かすれやにじみをそのまま残した筆致など、東洋絵画には、西洋絵画とは別の魅力があります。
東洋絵画を見つめていると、どこか懐かしいような、心がほっと落ち着くような体験をしたという方も少なくないでしょう。
ここからは、関東エリアで西洋絵画を楽しめる展示会5選をご紹介します。
江戸の美人がを集めた展示会から、近代以降の日本画を鑑賞できる展示会、日本画におけるオノマトペ(擬態語および擬声語)に焦点を当てたユニークな展示会まで、あなたの心を刺激する展示会がきっと見つかるはずです。
(1)国立劇場の名品展
1940年代以降の日本画を中心に鑑賞
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平塚市美術館で2025年10月11日から2026年2月15日にかけて開催されている「国立劇場の名品展」は、東京都千代田区にある国立劇場の中に飾られてきた絵画作品を鑑賞できる展示会です。
国立劇場には、鏑木清方や小倉遊亀、東山魁夷をはじめとする有名な日本画家の作品が飾られ、格調のある趣きを形成してきました。
本展示会は、それらの作品を場外に一堂に展示する初めての試み。
1940年代以降に制作された作品が大半で、伝統的な日本画を離れて新しい絵画のあり方を模索する日本画家たちの葛藤や希望を体感できる貴重な機会です。
展示会では、36の作品が「物語・役者を描く」「風景を描く」「花・動物を描く」「人を描く」という4つのテーマに分けられる形で紹介されています。
日本画の表現の幅の広さや、大胆な構図にぜひとも目を凝らしてほしい展示会です。
施設名
平塚市美術館
住所
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
アクセス
【電車】
JR東海道線平塚駅(東口改札)北口、または西口から徒歩約20分
(その他のアクセスについては、こちらをご確認ください)
営業時間
9:30-17:00
定休日
月曜日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は、翌火曜日休館)
年末年始 (12月29日〜1月3日)
入場料
一般:200円
高校生・大学生:100円
中学生以下:無料
駐車場
あり
電話番号
0463-35-2111
公式HP
平塚市美術館
(2)日本絵画オノマトペ
ざあざあ、ひらひら、ふわふわ、ちくちく
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高崎市タワー美術館で2025年9月27日から同年12月21日にかけて開催されている「日本絵画オノマトペ」は、作品を鑑賞しているときに思い浮かぶオノマトペに焦点を当てたユニークな展示会。
歌川国芳のような江戸時代を代表する浮世絵師の作品から、横山大観や奥田元宋などの近代日本を代表する画家の作品の前に立ち、自分の心から聞こえる音に耳を澄ませてみてください。
「ざあざあ」「ひらひら」「ふわふわ」「ちくちく」。
普段何気なく使用しているオノマトペが、一味違った印象に聞こえるかもしれません。
展示会では、62点の作品が「水の音」「人の営み」「いきものたち」「秋の気配」「ふれて感じる」「光」「浮世絵でオノマトペ」という7つのジャンルで紹介されています。
いつもとはちょっと違った視点から日本画を鑑賞したいときにおすすめの展示会です。
施設名
高崎市タワー美術館
住所
群馬県高崎市栄町3-23 高崎タワー21
アクセス
【電車】
JR高崎駅東口から徒歩2分
営業時間
10:00-18:00(金曜日のみ20:00まで)
定休日
月曜日(祝日は開館し翌日休館)、祝日の翌日、展示替期間、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入場料
一般:200円
大学生・高校生:160円
駐車場
なし
1時間の無料駐車券の対象となる駐車場はこちらからご確認ください
電話番号
027-330-3773
公式HP
高崎市文化施設サイト
(3)夢の江戸へ―美人画と歴史ロマン
月岡芳年と水野年方が描く美人とは
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町田市立国際版画美術館で2025年9月26日から同年12月21日にかけて開催されている「夢の江戸へ―美人画と歴史ロマン」は、浮世絵好きに訪れてほしい展示会です。
本展示会では、月岡芳年と水野年方による美人画を鑑賞できます。
この二人の画家は明治時代に活躍した浮世絵師で、師弟の関係にあり、多くの共通する画題に取り組みました。
そのため、本展示会では同じ画題を師匠と弟子が描くとどのような違いが生まれるのか、という一歩踏み込んだ視点で浮世絵を楽しめます。
月岡芳年と水野年方は、浮世絵という日本画が誇る絵画の晩年を見つめ続けた画家でもあります。
明治という激動の時代を駆け抜ける日本において、二人の画家が理想の江戸をどのように描いたのか。
美人画に込められた時代への眼差しにも触れてほしい展示会です。
施設名
町田市立国際版画美術館
住所
東京都町田市原町田4‐28‐1
アクセス
【電車】
JR横浜線「町田駅」より徒歩約15分
小田急電鉄小田原線「町田駅」より徒歩約15分
営業時間
【平日】
10:00~17:00
【土日祝】
10:00~17:30
定休日
月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
入場料
無料
※企画展のみ有料(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
042‐726‐2771
公式HP
町田市立国際版画美術館
(4)フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫
なぜ猫はこうも人を惹き付けるのか
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「猫が大好きだ」という方は、府中市美術館で2025年9月20日から同年12月7日にかけて開催されている展示会「藤田嗣治と洋画家たちの猫」に出かけるとたまらない気持ちになるはずです。
本展示会では、日本の洋画家たちが描いた猫の絵を楽しめます。
真っ赤なドレスを着て「ニャア」と口を広げる猫から、柔らかな体を存分にくねらせて入り乱れる猫たち、抽象化の果てに顔が四角くなった猫たちまで。
日本の洋画家26人による83点の作品を通じて、自由で愛くるしい猫たちの姿を存分に楽しめます。
さまざまな作品の中から、お気に入りの猫をぜひ見つけてみてください。
ポストカードや図録を購入すれば、お気に入りの猫を自宅に連れ帰ることも可能です。
猫とアートが大好きな方は必見の展示会となっています。
施設名
府中市美術館
住所
東京都府中市浅間町1-3
アクセス
【電車】
京王線東府中駅北口から徒歩17分
【バス】
京王線府中駅から、ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ
JR中央線武蔵小金井駅南口からから、府中駅行き(一本木経由)「一本木」下車すぐ
JR中央線国分寺駅南口から、京王バス府中駅行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」下車後、徒歩8分
営業時間
10:00-17:00
定休日
月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)
10月14日、11月4日、11月25日
入場料
一般:1,000円
高校生・大学生:500円
小学生・中学生:250円
駐車場
あり
電話番号
050-5541-8600
公式HP
フジタからはじまる猫の絵画史
(5)愛と平和の江戸絵画
穏やかな日常、家族や恋人への愛と平和のメッセージ
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2025年7月31日から同年12月7日にかけて岡田美術館で開催されている「愛と平和の江戸絵画」は、江戸時代の絵画を「愛」と「平和」という2つのテーマから紹介する展示会です。
徳川家康が江戸幕府を開いてから大政奉還に至るまでの間、約260年にわたって続いた江戸時代には、今日の日本に通ずるさまざまな文化が花開きました。
本展示会では、円山応挙や伊藤若冲をはじめとする日本を代表する画家の作品約30点を鑑賞できます。
その中には、日本人女性として初めて文化勲章を受賞した上村松園による江戸の美人画も含まれています。
江戸の太平を謳歌する人々や、江戸における静かな日常の風景を見て、あなたは何を思うでしょうか。
江戸時代から届けられた愛と平和のメッセージをぜひ受け取ってみてください。
施設名
岡田美術館
住所
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493‐1
アクセス
【電車・バス】
JR東海道本線「小田原駅」よりバスで小涌園バス停下車徒歩すぐ
小田急箱根鉄道線(箱根登山鉄道)「小涌谷駅」よりバスで小涌園バス停下車徒歩すぐ
【車】
小田原厚木道路箱根口I.Cより20分
東名高速道路御殿場I.Cより40分
営業時間
9:00~17:00
定休日
12月31日、1月1日、展示替期間
入場料
【入館料】
一般・大学生:2,800円
小中高生:1,800円
【庭園入園料】
300円
【足湯入湯量】
500円(※美術館利用の場合は無料)
駐車場
あり
電話番号
0460‐87‐3931
公式HP
岡田美術館
3. 現代絵画を楽しめる展示会3選

絵画を鑑賞しながら思索に耽りたいという方には、現代絵画を中心とする展示会がおすすめです。
長い年月をかけて発展してきた絵画の今には、思いも寄らない発見や興奮があるもの。
ここからは、関東エリアで現代絵画を楽しめる展示会5選をご紹介します。
デジタルとリアルを混ぜて独自の世界を構築するアーティストの作品から、日本を代表する画家の草間彌生の作品、浮世絵を用いたデジタルアートまで、現代絵画からしか得られない驚きがあります。
(1)たかくらかずき展「キャラクターはことば」
東洋思想をデジタルで表現したキャラクターが大暴れ
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ハイパーミュージアム飯能で2025年11月16日から2026年3月1日にかけて開催されている「たかくらかずき展『キャラクターはことば』」は、現代絵画が大好きな人にも、現代絵画を初めて鑑賞する人にもおすすめの展示会です。
東洋の思想をデジタルで表現し、唯一無二の世界観を持つたかくらかずきは、アートディレクターのみならず、イラストレーターやゲームクリエイターとしても活躍する多才な人物。
本展示会では、オニやカッパ、十二支などをモチーフにしたキャラクターが、展示会場の中のみならず外でも大暴れ。
高さ4mの巨大守護神「ハイパーマン」は必見の迫力です。
展示会の会期中には、秋祭りや初詣、春祭りのイベントも開催されるため、ゲームとマツリの現代空間を丸ごと楽しんでみてください。
難しいことを考えずに現代絵画の世界に飛び込みたい人にぴったりの展示会です。
「たかくらかずき展『キャラクターはことば』」の開催日程や詳細については、こちらをご覧ください。
施設名
ハイパーミュージアム飯能
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
10:00~17:00
※入館は閉館の 30 分前まで
定休日
2026年1月13日(火)~1月15日(木)
入場料
【前売りチケット】
おとな:1,000円
こども(4歳~高校生):500円
【当日チケット】
おとな:1,200円
こども(4歳~高校生):700円
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
ハイパーミュージアム飯能
(2)草間彌生 闘う女/絵を描く少女
日本を代表する画家の2つのアイデンティティ
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草間彌生といえば、現代日本を代表する画家の1人。
まだら模様のカボチャが印象的な「南瓜」は、多くの人が知る作品でしょう。
そんな草間彌生の長い長い創作の歩みに、「闘う女性」「無邪気な少女」という2つの切り口から踏み込んだのが、草間彌生美術館で2025年10月16日から2026年3月8日にかけて開催されている展示会「草間彌生 闘う女/絵を描く少女」です。
本展示会では、草間彌生が活動を始めた初期のドローイングや、過去のトラウマと向き合うために制作された集合彫刻、各種パフォーマンスの資料などを鑑賞できます。
空想の世界をモチーフにした立体作品や、世界初公開となる小型ミラールームもあるため、絵画という枠組みを超えて草間彌生の世界を五感で楽しめるはず。
日本が生んだ稀代のアーティストの創作活動をぜひ目に焼き付けてください。
施設名
草間彌生美術館
住所
東京都新宿区弁天町107
アクセス
【電車】
東京メトロ東西線「早稲田駅」出口1から徒歩約7分
都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」東口から徒歩約6分
東京メトロ東西線「神楽坂駅」出口2から徒歩9分
【バス】
都営バス 白61、バス停「牛込保健センター前」または「牛込弁天町」より徒歩すぐ
営業時間
木・金・土・日曜日および国民の祝日
11:00-17:30
※入場は日時指定の完全予約・定員制
※チケットはこちらからのみ購入可能
定休日
月・火・水曜日(祝日を除く)
年末年始の休館:2025年12月28日(日)~ 2026年1月7日(水)
入場料
一般:1,100円
小中高生:600円
駐車場
なし
電話番号
03-5273-1778
公式HP
草間彌生美術館
(3)浮世絵 RE:BORN
浮世絵による体感型デジタルアート展
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角川武蔵野ミュージアムで2025年4月26日から2026年1月18日にかけて開催されている「浮世絵 RE:BORN」は、浮世絵の世界を体感できるデジタルアート展です。
角川武蔵野ミュージアムと、クリエイティブディレクターのジャンフランコ・イアヌッツィ氏が浮世絵の世界を現代に完全再現。
喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などの超有名な浮世絵師が描いた作品を通じて、名所や宿場町をその足で巡り、芝居小屋で歌舞伎をその目で鑑賞し、伝説の生き物や妖怪に会うことができます。
本展示会に足を運べば、まさに江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるはず。
浮世絵という日本画が誇るジャンルの絵画を全身で楽しめる貴重な機会です。
この機会に、ぜひ江戸の町に出かけてきてください。
施設名
角川武蔵野ミュージアム
住所
埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31−3
アクセス
【電車】
JR武蔵野線「東所沢駅」より徒歩約10分
【車】
関越自動車道所沢I.Cより約8分
営業時間
10:00~18:00
定休日
火曜日
入場料
【マンガ・ラノベ図書館】
一般(大学生以上):600円
中高生:300円
小学生:200円
【KCMスタンダードチケット(本棚劇場含む)】
一般:1,400円
中高生:1,200円
小学生:1,000円
※その他の料金についてはこちら
駐車場
あり
電話番号
0570-017-396
※ところざわサクラタウンお電話窓口
公式HP
角川武蔵野ミュージアム
ちょっと変わった体験ができる面白い博物館に行ってみたいという方は、こちらの記事もあわせてご確認ください。
4. 絵画を全力で楽しむ3つのポイント

「そういえば、絵画ってどんな風に鑑賞したら良いのだろう」という疑問が頭に浮かんだことはありませんか。
絵画作品の横に示された説明を読んで、示された順路に沿って順番に作品を眺めていく、そんな鑑賞方法に疑問を持った経験がある方は決して少なくないはず。
ここでは、絵画を全力で自由に楽しむためのヒントとなる3つのポイントをご紹介します。
絵画の魅力を深く味わうためには、説明や順路を無視した鑑賞こそが求められる場合があるのです。
3つのポイントを参考に、今まで以上に絵画を楽しめる鑑賞方法を身につけましょう。
(1)先入観をリセット!まずは解説より先に絵と対話しよう
絵画鑑賞には、逃してしまうと二度と体験できない貴重なタイミングがあります。
それは何の先入観もなく、目の前の絵画を見つめる最初の機会。
展示会には、複数の絵画を時代別、作家別などに分けて展示し、各展示の最初に時代背景や作家の説明を記載している場合がありますが、それらの情報を頭に入れてしまうと、先入観なしに絵画を鑑賞する最初の機会が失われてしまうかもしれません。
時代や作家に関する情報は後からでも読めるため、まずは説明書きやキャプションを一切読まずに、目の前にある絵画に集中してみましょう。
そうすると、先入観なしの状態でしか得られない気づきや感動があるはず。
その上で絵画のタイトルや説明を読み、作品が生み出された時代背景や作家の生い立ちを知ると、さらに新たな発見があるでしょう。
自分が感じたことが説明書きに記載されていなくても全く気にする必要はありません。
自分にしか見えない価値や意味を見出してこその絵画鑑賞です。
今後の展示会では、まずは文字を一切読まずに絵画を見つめてみてください。
(2)離れて全体像、近づいて細部。視点を変えて二度楽しむ
絵画を鑑賞するとき、作品との距離や目線の高さを気にしたことはあるでしょうか。
絵画の展示会に赴くと、多くの人は近い距離で立ったまま作品を眺めているはずです。
しかし、絵画から得る印象は距離や目線の高さによってさまざまな形に変化します。
例えば、印象派の絵画には、近くから鑑賞したときにはぼんやりとした印象しか受けなかったものの、数m離れると途端にモチーフが鮮明に見えてくる作品があります。
また、屏風絵や襖絵には、畳に正座したときの目線の高さを想定して描かれている作品があります。
貴族の邸宅で、暖炉の上の壁に飾ることを想定して描かれた絵画だってあるでしょう。
このように、距離と目線の高さを変えて絵画を鑑賞することで、1つの作品を何度も楽しめるのです。
まずは間近で鑑賞、次に1mから2m離れて鑑賞、最後は4mから5m離れて鑑賞。
ときには、展示室に置かれたソファに座り、目線を低くして鑑賞するのもおすすめ。
距離と目線の高さを自由自在にコントロールしたとき、絵画は他の鑑賞者には見せていない新たな一面を見せてくれるはずです。
(3)順路はあくまで参考。自分の好きを道しるべに巡る
展示会で絵画を鑑賞した際、疲れから後半の作品に集中できなかったという経験はないでしょうか。
絵画鑑賞は予想以上にエネルギーを消費します。
そのため後半に進むに連れて作品に集中できなくなるのですが、それはすごくもったいない話。
なぜなら、展示会の後半にこそ、あなたの心を強く動かす作品があるかもしれないからです。
こうしたもったいないを避けるためには、展示会で示された順路を気にせずに鑑賞しましょう。
まずは、早歩きで最初から最後までどのような作品があるのかをざっくりと確認。
その上で、気になる作品や初見でぐっと惹き付けられた作品の場所に戻ってじっくり鑑賞します。
途中まで進んでから最初に戻るも良し、逆から鑑賞するのも良し。
順路が指定されており、逆行が禁止されている場合は注意が必要ですが、そうでなければ自由なスタイルで歩き回った方が絵画を楽しめます。
自分だけの順路で絵画との出会いをおおいに満喫しましょう。
5. まとめ
今回の記事では、関東エリアで開催される絵画の展示会13選を、西洋絵画、東洋絵画、現代絵画に分けてご紹介しました。
絵画は尽きることのない魅力を放ち続ける素晴らしい芸術です。
絵画鑑賞により日々の疲れを忘れ、新たなインスピレーションを得て毎日に向き合うことができるという方は決して少なくないはず。
西洋絵画と東洋絵画、現代絵画はそれぞれ異なる魅力を備えつつも、芸術における絵画という1つの巨大なジャンルを形成しています。
今回ご紹介した展示会を参考に、絵画の深い魅力に迫ってみてください。
次のお休みは、絵画鑑賞で決まりです。



