秋だ、芸術に触れよう!12のアートスポットを5つのジャンルからご紹介
※公開日時点の情報です。
「今年の秋は芸術を満喫したい」
「そういえば、なぜ芸術の秋といわれているのだろうか」
夏の暑さが和らぎ、過ごしやすくなる秋はどこかに出かけたくなるものです。
お気に入りのファッションに身を包み、芸術鑑賞をゆっくりと楽しみたいと考える人も多いのではないでしょうか。
これまでずっと好きだったジャンルの芸術を楽しむのも、新しいジャンルの芸術を知るのも、どちらも秋にぴったりの活動です。
この記事では、「絵画」「彫刻」「写真」「工芸」「現代アート」という5つのジャンルに分けて、合計12カ所の美術館をご紹介します。
芸術の秋といわれる理由もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
今年の秋は芸術にどっぷりと浸かり、新しい自分を発見しましょう。
1. 芸術の秋といわれる3つの理由

はじめに、芸術の秋といわれる3つの理由からご紹介します。
秋と芸術の関わりを知ることで、「秋は素直に芸術を楽しもう」という気持ちになれるはず。
(1)秋は過ごしやすく芸術鑑賞に適している
芸術の秋といわれる1つ目の理由は、過ごしやすい気候の秋は芸術鑑賞に適しているためです。
「夏は暑すぎて外出するのが億劫。かといって冬は寒すぎて家でのんびりしていた」という思いは多くの人に共通するでしょう。
しかし、秋になると気持ちは一転。
移動中に汗をかきにくくなり、屋外と屋内の寒暖差に体力を奪われることも減り、ついどこかに出かけたくなります。
また、気候から受けるストレスが減る分、芸術に集中する心のゆとりが生まれるのも秋の特徴です。
このように秋の過ごしやすい気候が人々の芸術に対する意欲を膨らませます。
(2)紅葉がインスピレーションを刺激する
芸術の秋といわれる2つ目の理由は、紅葉をはじめとする季節の変化がインスピレーションを刺激するためです。
いつも歩いている道に植えられたイチョウが鮮やかなイエローに色づく様を目にして、スマートフォンでふと写真を撮ってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
秋に起こる美しい変化が人々のインスピレーションや感受性を強く刺激し、創作意欲をかき立て、芸術鑑賞の意欲を強めるのですね。
このような自然な衝動に身を任せて芸術にどっぷりと浸かるのは、秋における最高の贅沢かもしれません。
(3)秋に開催される展覧会や芸術祭が多い
芸術の秋といわれる3つ目の理由は、秋に開催される展覧会や芸術祭が多いためです。
例えば、日本三大美術展といわれる「日展(日本美術展覧会)」「院展(日本美術院展覧会)」「二科展(二科会展覧会)」は、例年9月から11月にかけて開催されます。
ほかにも「あいちトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」にも秋の日程が含まれています。
このように秋は芸術に親しむ絶好の季節です。
そのため芸術の秋といわれるようになりました。
2.歴史的な名画をじっくり鑑賞!秋におすすめの絵画美術館3選

芸術の秋といわれる理由はわかったものの、いざ芸術に触れようとすると魅力的な美術館が多すぎて迷ってしまいますよね。
また、どの美術館に足を運ぶと自分の好みに合った芸術を鑑賞できるのか不安になることもあるはずです。
そこで、ここからは関東エリアの美術館12カ所を厳選してご紹介します。
まずは、「絵画」を中心に扱う3つの美術館をご紹介するので、自分の好みの美術館を見つけてみてください。
(1)国立西洋美術館
ルネサンスから20世紀半ばまでの西洋絵画を楽しむ
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東京都台東区の上野公園内にある国立西洋美術館は、西洋美術専門の美術館です。
1959年にフランス政府から寄贈返還された「松方コレクション(松方幸次郎が収集した作品群)」を基礎として、主にルネサンスから20世紀半ばまでの西洋の絵画、彫刻、版画、素描などを所蔵しており、西洋美術の歴史と発展について学べます。
所蔵作品のなかには、ピカソやルノワール、モネ、ロダンといった誰もが耳にしたことのある著名な芸術家の作品も含まれており、西洋美術の流れのみならず、作品1点ごとの魅力を楽しめるところが最大のポイントでしょう。
また、国立西洋美術館の本館は「ル・コルビュジエの建築作品」を構成する資産として世界文化遺産に登録されています。
このように世界文化遺産に登録された建物の内部を歩きながら絵画を中心とする西洋美術を鑑賞できるのが国立西洋美術館です。
さまざまな企画展を開催していますが、常設展だけでも数百の作品を鑑賞できるため時期を問わずおすすめの美術館です。
施設名
国立西洋美術館
住所
東京都台東区上野公園7番7号
アクセス
【電車】
JR山手線「上野駅」より徒歩1分
京成電鉄本線「京成上野駅」より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」より徒歩8分
営業時間
9:30~17:30
定休日
月曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
入場料
【常設展観覧料】
一般:500円
大学生:250円
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料
駐車場
なし(近隣に有料パーキングあり)
電話番号
050‐5541‐8600
公式HP
国立西洋美術館
(2)山種美術館
日本画専門の美術館
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東京都渋谷区広尾にある山種美術館は、1966年に開館した日本初の日本画専門の美術館です。
近代・現代日本画を中心に約1,800余点を所蔵しており、日本画や古画、浮世絵、油彩画を鑑賞できます。
所蔵作品の中には、岩佐又兵衛や椿椿山による作品で重要文化財に指定されたものが6点含まれており、日本美術史において重要な意義を持つ作品を直に見られる点が魅力です。
現在の建物は2009年に新築されたビルであり、1階のロビーを抜けて、展示室が位置する地下に向かって降りていく構造となっています。
地下へと続く階段を降りていくときには、まさに日本画の奥深い世界に潜っていくような感動を得られるはず。
山種美術館は常設展示をしておらず、年5回〜6回の展覧会を通じて所蔵品を紹介しています。
各展覧会の間には1週間から2週間程度の展示替えの期間があるため、公式HPから展覧会のスケジュールを確認した上で訪れてみてください。
施設名
山種美術館
住所
東京都渋谷区広尾3-12-36
アクセス
【電車】
JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分
【バス】
恵比寿駅西口1番乗り場より日赤医療センター前行都バス(学06番)に乗車、「広尾高校前」下車徒歩1分
渋谷駅東口ターミナル54番乗り場より日赤医療センター前行都バス(学03番)に乗車、「東4丁目」下車徒歩2分
営業時間
午前10時から午後5時
月曜休館。入館は閉館の30分前まで
定休日
毎週月曜日(祝日は開館、翌日火曜日は休館)
展示替え期間、年末年始
入場料
展覧会による
(詳しくはこちらをご確認ください)
駐車場
なし
電話番号
050-5541-8600
公式HP
山種美術館
(3)横浜美術館
ピカソやマグリット、奈良美智まで
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神奈川県横浜市にある横浜美術館は、近・現代美術を中心に15,000点を超える(2025年3月現在)所蔵品を有する美術館です。
所蔵品には、ピカソやマグリット、ダリなどの著名画家の作品が含まれており、また、奈良美智のように現在も活動している画家の作品も鑑賞できる点が特徴です。
館内には9つのギャラリーがあり、さまざまな企画展やコレクション展を開催。
また、無料で閲覧できる国内外の展覧会カタログや専門書や雑誌、映像資料は24万冊を超え、「子どものアトリエ」「市民のアトリエ」のように美術に親しむスペースを設けています。
港町横浜の爽やかな秋の風を頬に感じながら芸術に親しむのは、きっと忘れられない体験になるはず。
企画展のスケジュールを公式HPからご確認の上、ぜひ足を運んでみてください。
施設名
横浜美術館
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3‐4‐1
アクセス
【電車】
横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分
JR京浜東北線・根岸線「桜木町駅」より徒歩10分
【車】
首都高速道路横羽線みなとみらい出入口より1分
営業時間
10:00~18:00
定休日
木曜日、年末年始
入場料
【企画展】
企画展により異なります(詳細はこちら)
【コレクション展】
無料
駐車場
あり
電話番号
045‐221‐0300
※代表電話番号
公式HP
横浜美術館
3.彫刻の力強さに感動!秋におすすめの彫刻美術館3選

続いて、「彫刻」を中心に扱う3つの美術館をご紹介します。
絵画とは異なり、奥行きと質量を持ったモノとして同じ空間に存在する彫刻の魅力に触れたいときに、ぜひ訪れてみてください。
(1)彫刻の森美術館
7万㎡の屋外展示場で彫刻を楽しむ
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神奈川県足柄下郡箱根町にある彫刻の森美術館では、近・現代を代表する彫刻家の名作を楽しめます。
彫刻の森美術館で楽しんでほしいのは、なんといっても野外彫刻。
箱根の空と山々を五感で感じながらエントランスを抜け、薄暗いトンネルをくぐると、目の前に彫刻の並ぶ野外美術館が現れます。
野外の展示スペースは7万㎡に及び、その中にロダンやブールデル、ムーアなどの著名な作品約120点が並ぶ様は圧巻の一言。
箱根の自然と彫刻を同時に楽しめるのは彫刻の森美術館ならではの魅力です。
また、館内にはピカソの作品を鑑賞できるピカソ館や、常設展を鑑賞できるマルチホールもあり、レストランを挟みながら全体を歩くだけで1日楽しめます。
彫刻の森美術館だけを目的に箱根を訪れる価値のある美術館です。
施設名
彫刻の森美術館
住所
神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
アクセス
【電車】
小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)「彫刻の森駅」より徒歩2分
【電車・バス】
小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)「箱根湯本駅」よりバスで二の平入口バス停下車徒歩6分
【車】
西湘バイパス箱根口I.Cより国道1号線強羅方面を右折して県道723号線を約500m
営業時間
9:00~17:00
定休日
なし
入場料
一般:2,000円(1,800円)
大学生・高校生:1,600円(1,400円)
中学生・小学生:800円(600円)
未就学児:無料
※()内はWEBチケット料金
駐車場
あり
電話番号
0460‐82‐1161
公式HP
彫刻の森美術館
(2)現代彫刻美術館
二十世紀後半以降の日本の彫刻を味わう
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東京都目黒区にある現代彫刻美術館は、宗教法人長泉院の教化事業の一環として運営されている美術館です。
20世紀後半以降の日本の彫刻家たちの作品を中心に所蔵しており、屋内の展示室のほかに4つの屋外展示場があります。
現代彫刻美術館で注目してほしいのは、やはり日本における彫刻の発展についてです。
人を象った彫刻のみならず、門や塔などの無機物を表現した作品もあるため、彫刻の奥深さに触れられます。
都心部で街のにぎやかさから離れて静かに彫刻に親しみたいときに、ぴったりの美術館です。
施設名
現代彫刻美術館
住所
東京都目黒区中目黒4-12-18
アクセス
【バス】
目黒駅/東急バス三軒茶屋駅行、自然園下バス停下車 徒歩3分
東横線祐天寺駅/東急バス目黒駅行、自然園下バス停下車 徒歩3分
渋谷駅/東急バス大井町駅行、田道小学校入口バス停下車 徒歩5分
営業時間
午前の部 10:15〜11:15
午後の部 13:15〜15:45
定休日
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)
毎年12月20日から1月14日は 冬期休館
展示替え等のため臨時休館することがあります
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
03-3792-5858
公式HP
現代彫刻美術館
(3)朝倉彫塑館
彫刻家の朝倉文夫のアトリエで作品を鑑賞
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東京都台東区にある朝倉彫塑館は、東洋のロダンといわれた彫刻家・朝倉文夫のアトリエと住居を改修した建物で、本人の作品を鑑賞できる美術館です。
朝倉文夫の代表的な作品の1つである「墓守」などを収蔵しており、1935(昭和10)年に建てられた住居の廊下を歩いたり、階段を登ったりしながら作品を鑑賞できます。
また、屋上には、かつて朝倉彫塑塾の園芸実習の場として利用されていた庭園があり、東京の街並みをのんびりと眺めることが可能です。
朝倉文夫が何を考え、何を思いながら彫刻を作ってきたのか。
そんな芸術が生まれる過程に思いを馳せられるスポットです。
施設名
朝倉彫塑館
住所
東京都台東区谷中7-18-10
アクセス
【電車】
JR、京成線、日暮里・舎人ライナー
日暮里駅北改札口を出て西口から徒歩5分
営業時間
9:30~16:30 (入館は16時まで)
定休日
月・木曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)
年末年始
展示替え等のため臨時休館することがあります
入場料
一般 500円
小・中・高校生 250円
駐車場
なし
電話番号
03-3821-4549
公式HP
朝倉彫塑館
全国のおすすめの美術館をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
4.一瞬を切り取る写真芸術!秋におすすめの写真美術館2選

続いて、「写真」を中心に扱う2つの美術館をご紹介します。
瞬間を切り取る写真には、人や街をはじめとする被写体が持つ普段は見えない魅力が鮮明に写し出されます。
写真芸術と堅苦しく考えずに、気軽に足を運んでみてください。
(1)東京都写真美術館
国内でも数少ない写真専門美術館
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東京都目黒区にある東京都写真美術館は、写真と映像を専門とする美術館です。
1995年の開館以来、「写真作品(オリジナル・プリント)を中心に、写真文化を理解する上で必要なものを、幅広く収集する。」という方針のもとで収集された作品を、3階、2階、地下1階に設置する約500㎡の3つの展示室で鑑賞できます。
荒木経惟や植田正治をはじめとする日本の写真家の作品から、アンリ・カルティエ=ブレッソンやユージン・スミスなどの海外の写真家の作品まで、幅広い写真芸術に親しめます。
「写真に興味がある」と思ったときに、まず訪れてほしいスポットです。
公式HPから年間スケジュールをご確認の上、足を運んでみてください。
施設名
東京都写真美術館
住所
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
アクセス
【電車】
JR恵比寿駅東口より徒歩約7分
東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分
営業時間
10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)
定休日
毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
年末年始
入場料
展覧会・上映によって料金が異なります。
(こちらからご確認ください)
駐車場
なし
電話番号
03-3280-0099
公式HP
東京都写真美術館
(2)フジフイルム スクエア
さまざまな写真展と写真の歴史を学ぶ
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2007年に東京ミッドタウンに開館したフジフイルム スクエアは、富士フイルムが運営する複合型ショールームです。
館内の「富士フイルムフォトサロン」では、プロ・アマを問わず作品を募集する公募展や企画展を鑑賞できます。
若手写真家の作品を集めた展示会も開催されており、写真芸術の今を知ることが可能です。
また併設されている「写真歴史博物館」では、アンティークカメラから現代のカメラに至る写真とカメラの歴史を学ぶことができ、「タッチフジフイルム&イメージングサービスカウンター」では、富士フイルムの最新製品を試したり、購入したりできます。
私たちの身近に存在する写真という表現手段の懐の深さに触れられるスポットです
施設名
フジフイルム スクエア
住所
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ミッドタウン・ウエスト1F
アクセス
【電車】
東京メトロ日比谷線「六本木駅」地下通路より徒歩4分
都営大江戸線「六本木駅」8番出口と直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩5分
営業時間
10:00~19:00 (入館は18:50まで)
定休日
年末年始
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
03-6271-3350
公式HP
フジフイルム スクエア
5.世界の技術を鑑賞!秋におすすめの工芸美術館2選

続いて、「工芸」を中心に扱う2つの美術館をご紹介します。
工芸は実用性と芸術性を兼ね備えた独自の魅力を持っています。
日常で使われる器や織物などにどのように芸術が宿るのかを、ぜひ確認してみてください。
(1)箱根ガラスの森美術館
ヴェネチアを連想させる空間でガラス工芸を鑑賞
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神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根ガラスの森美術館は、ガラス工芸の魅力に触れられる美術館です。
館内には「ヴェネチアングラス美術館」と「現代ガラス美術館」の2つのエリアがあり、紀元前の古代ガラスや、15世紀~16世紀に生み出されたヴェネチアン・グラス、20世紀のガラスアートなどを鑑賞できます。
また、ガラスアートが設置された庭園も箱根ガラスの森美術館の見どころの1つ。
箱根大涌谷を望む庭園では、日差しを受けたガラスアートがキラキラと輝き、美しい建物の外観もあいまって童話の世界に迷い込んだような気持ちになるはずです。
ガラスの体験工房には、色ガラスのパーツをとかして組み合わせる「フュージング工房」と、砂を吹き付けて模様を彫る「サンドブラスト工房」があり、自分だけのガラス作品を造りながら、ガラス工芸の技法の一端に触れられます。
カフェ・レストラン、ミュージアムショップも併設されているため、天気の良い日を選んでぜひ出かけてみてください。
施設名
箱根ガラスの森美術館
住所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940‐48
アクセス
【電車・バス】
小田急箱根「強羅駅」よりバスで20分
小田急箱根「箱根湯本駅」よりバスで25分
【車】
東名高速道路御殿場I.Cより約20分
営業時間
【通常】
10:00~17:30
【12月21日~12月25日】
10:00~18:30
【12月30日、12月31日】
10:00~16:30
定休日
1月14日~1月24日
入場料
大人:1,800円
大高生:1,300円
小中生:600円
シニア割引(65歳以上):1,700円
駐車場
あり
電話番号
0460‐86‐3111
公式HP
箱根ガラスの森美術館
(2)日本民藝館
陶磁器、絵画、染織、木漆などを世界各国の工芸を知る
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東京都目黒区にある日本民藝館は、世界各国の陶磁器や染織、木工、漆工、彫刻、絵画を鑑賞できる美術館です。
所蔵品は約17,000点に及び、世界の工芸のみならず、瀬戸の日本古陶磁、東北地方の被衣や刺子衣裳、アイヌ衣裳やアイヌ玉、沖縄の陶器や染織品のように日本の各地域における工芸の特徴や魅力まで把握できる点が日本民藝館の魅力です。
旧館と新館からなる本館は、和風意匠を基調としながら随所に洋風を取り入れた造りとなっており、建築として楽しむこともできます。
玄関、記念室、中庭、食堂、客間、書斎からなる西館は、柳宗悦が生活の拠点とした建物であり、東京都指定有形文化財(建造物)に指定されています。
工芸全般の魅力を知ることのできるスポットなので、ぜひ訪れてみてください。
施設名
日本民藝館
住所
東京都目黒区駒場4-3-33
アクセス
【電車】
京王井の頭線「駒場東大前駅」西口から徒歩7分
小田急線「東北沢駅」東口から徒歩15分
【バス】
京王バス「渋谷駅西口バス乗り場」より渋65系統(笹塚駅行き)、渋55系統(東北沢駅行き)「上原二丁目南」下車、徒歩8分
ハチ公バス「代々木上原駅西口バス乗り場」より渋谷駅西口行き「上原二丁目南」下車、徒歩8分
営業時間
本館:10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
西館:10:00~16:30(最終入館は16:00まで)
定休日
本館:毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館し翌日休館)
年末年始
西館:第2・3水曜日、第2・3土曜日以外
※両館陳列替え等に伴う臨時休館あり
入場料
大人:1,500円
大学生・高校生:800円
駐車場
あり(3台)
電話番号
03-3467-4527
公式HP
日本民藝館
6.アートの最前線に触れる!秋におすすめの現代アート美術館2選

ここまで「絵画」「彫刻」「写真」「工芸」それぞれのジャンルで厳選した美術館をご紹介してきました。
最後に、「現代アート」の鑑賞にぴったりの2つの美術館をご紹介します。
現代アートは芸術の最前線。
未来に向かって発展し続ける芸術の今を知ることができます。
既存の枠におさまらないアートを鑑賞したいときに、ぜひ訪れてみてください。
(1)森美術館
現代アート中心のコレクション
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東京都港区にある森美術館は、ファッションや建築、デザイン、写真、映像をはじめとする現代アートを楽しめる美術館です。
特に、日本を中心にアジア太平洋地域における現代アートの作品の収集に力を入れており、まさに今の時代のアートの息吹を感じられる点が魅力。
現代美術に対して「難しい」「わからない」というイメージを吹き飛ばすようなアートの迫力と生々しさを感じられる作品に出会えます。
例えば、芸術家の三島喜美代氏は自作を「作品だけどゴミ」と表現しています。
森美術館に展示されている三島氏の作品「21-A」は、人の背丈ほどの高さのある、ひっくり返ったバケツのようなタンクのような器から、くしゃくしゃに丸められた陶製の新聞紙がこぼれている作品です。
本作を目にしたとき、あなたは何を感じるでしょうか。
理屈よりも前に、作品を無心で見つめたときに心に浮かぶ何かに焦点を合わせるのが現代美術を楽しむ1つのコツです。
生の作品を実際に目にして、心に何が浮かぶのかをぜひ体験してみてください。
(展覧会の情報は公式HPから確認できます)
施設名
森美術館
住所
東京都港区六本木6‐10‐1 六本木ヒルズ森タワー53階
アクセス
【電車】
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」より徒歩9分
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」より徒歩10分
【車】
首都高速渋谷出口より10分
首都高速外苑出口より15分
営業時間
展覧会ごとに異なります(詳細はこちら)
定休日
展覧会ごとに異なります(詳細はこちら)
入場料
展覧会ごとに異なります(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
050‐5541‐8600
公式HP
森美術館
(2)ハイパーミュージアム飯能
北欧の雰囲気とともに楽しむ現代アート
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埼玉県飯能市にあるハイパーミュージアム飯能は、自然豊かなメッツァの森の中で現代アートを楽しめる美術館です。
ハイパーミュージアム飯能で目にすることができるのは「ぶっ飛んだ才能」。
先が見えない時代において、アートの役割はますます大きくなっているとの考えのもとで企画・展示される、次代を切り拓く鮮烈な作品を鑑賞できます。
常設展はなく、2025年11月16日からは企画展第3弾「たかくらかずき展『キャラクターはことば』」が開催されます。
ハイパーミュージアム飯能は、鑑賞のみならず、ワクワクする体験にも力を入れているので、アートの最前線に自ら足を踏み入れる経験ができるはず。
自分にとってアートはどんな役割を持っているのか。
そんな風に自分を見つめ直す機会を提供してくれる美術館なので、ぜひ訪れてみてください。
「たかくらかずき展『キャラクターはことば』」の開催日程や詳細については、こちらをご覧ください。
施設名
ハイパーミュージアム飯能
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
10:00~17:00
※入館は閉館の 30 分前まで
定休日
2026年1月13日(火)~1月15日(木)
入場料
【前売りチケット】
おとな:1,000円
こども(4歳~高校生):500円
【当日チケット】
おとな:1,200円
こども(4歳~高校生):700円
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
ハイパーミュージアム飯能
現代美術の鑑賞にぴったりな美術館をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
5. まとめ
今回の記事では、芸術の秋にアートを楽しみたいと考えている方に向けて、関東エリアで厳選した12カ所の美術館を、「絵画」「彫刻」「写真」「工芸」「現代アート」の5つのジャンルに分けてご紹介しました。
暑さが和らぎ、紅葉によって街並みや山々が燃えるように染まり、日本を代表する美術展が開催される秋は、芸術鑑賞にぴったりの季節。
好きなジャンルの芸術を改めて鑑賞して知識を深めるもよし、体験したことのない感動を求めて新たなジャンルの芸術に挑戦するもよし、紅葉が街を彩る光景を眺めながら美術館に赴き、全身で芸術を感じましょう。
自身が大好きなジャンルと、これまで詳しく見てこなかったジャンルからいくつか選んで出かけると、芸術に対する理解と興味がこれまで以上に広がるはずです。
次の週末は、早速美術館に出かけてみましょう。



