埼玉のあじさいの名所15選!この初夏行きたい写真映えスポット

※公開日時点の情報です。

「埼玉であじさいがきれいな場所ってどこ?」

「写真映えするあじさいスポットに行ってみたい」

5月の立夏を過ぎると、日差しが強まり、季節は本格的な初夏へと移り変わります。

そんな時期に楽しみたいのが、しっとりと咲くあじさい。

埼玉県には、自然豊かな場所から街中の散策路まで、多彩なあじさいの名所が揃っています。

本記事では、開花時期や交通アクセス、写真映えするロケーション情報を交えながら、埼玉でおすすめのあじさいスポットを15カ所ご紹介します。

週末のお出かけやSNS投稿の参考に、ぜひチェックしてみてください。

1.色鮮やかでフォトジェニック!埼玉のあじさいの名所10選

梅雨入り前の初夏は、埼玉県内のあじさいが見頃を迎える時期。

気温も穏やかで、外出や散策にぴったりな季節です。

各地にある名所では、青や紫、ピンクなど多彩なあじさいが咲き揃い、思わずカメラを向けたくなるような絶景が広がります。

ここでは、見頃のタイミングに合わせて訪れたい、写真映えも期待できるあじさいスポットを10カ所ピックアップしました。

埼玉でフォトジェニックなあじさい名所

  1. 権現堂公園
  2. 美の山公園
  3. 能護寺
  4. メッツァビレッジ
  5. 本庄市あじさいの小路
  6. 花と緑の散歩道
  7. 越生町あじさい街道
  8. ハナビシソウ園
  9. 大宮第二公園
  10. 玉敷公園

(1)権現堂公園

紫陽花(あじさい)が咲き誇る名所

埼玉県幸手市に位置する権現堂公園は、初夏には約100種・1万株以上のあじさいが咲き誇る、県内屈指のあじさいスポットとして人気を集めています。

毎年6月上旬から下旬にかけて開催される「幸手あじさいまつり」では、園内が色とりどりのあじさいで彩られます。

なかでも純白の花を咲かせる「アナベル(アメリカ原産のあじさいの一種)」の群生は見応えがあり、写真映えを狙う人々にも好評です。

園内には、飲食や休憩ができる「峠の茶屋」もあり、散策の合間に立ち寄るのにぴったりです。

初夏の訪れを感じながら、色鮮やかなあじさいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設名 権現堂公園
住所 【多目的運動広場(1号公園)】
埼玉県久喜市小右衛門50

【レクリエーション公園(2号公園)】
埼玉県幸手市外国府間170番地

【幸手権現堂公園(3号公園)】
埼玉県幸手市権現堂996

【幸手権現堂桜堤(4号公園)】
埼玉県幸手市内国府間887番地3
アクセス 【多目的運動広場(1号公園)】
東武鉄道日光線「南栗橋駅」より約1.5㎞

【レクリエーション公園(2号公園)】
東武鉄道日光線「南栗橋駅」より約2.0㎞

【幸手権現堂公園(3号公園)】
東武鉄道日光線「幸手駅」より約2.8㎞

【幸手権現堂桜堤(4号公園)】
東武鉄道日光線「幸手駅」より約2.5㎞
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 【公園】
無料
【球技広場(1号公園)】
全面:1,280円
半面:640円
1/4面:320円
【デイキャンプ場(2号公園)】
テーブルあり区画:1,500円
テーブルなし区画:1,000円
駐車場 あり
電話番号 【多目的運動広場(1号公園)】
0480‐53‐1553

【レクリエーション公園(2号公園)】
0480‐53‐8787

【幸手権現堂桜堤(4号公園)】
0480‐44‐0873
公式HP 権現堂公園

(2)美の山公園

幻想的な絶景スポット

秩父郡皆野町と秩父市の境にまたがる美の山公園は、標高約581mの蓑山(みのやま)山頂に広がる自然公園です。

園内には、アジサイやセイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ベニガクアジサイなど約4,000株が植栽され、初夏には斜面一帯があじさいの色彩に包まれます

見頃は例年6月下旬から7月上旬にかけてで、梅雨の時期に訪れるのがおすすめです。

公園内には展望台が設けられており、天候が良ければ秩父市街地や周囲の山々の大パノラマを楽しめるのも嬉しいポイント。

また、周辺には「秩父神社」や「秩父まつり会館」などの観光名所もあり、地元の文化に触れる散策にも最適です

皆野町内には地元食材を使った食事処も点在しており、自然と味覚の両方を楽しめます。

施設名 美の山公園
住所 埼玉県秩父郡皆野町
アクセス 関越自動車道・花園ICから約40分
秩父鉄道・皆野駅からタクシーで約20分
営業時間 終日
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0494-23-1511
公式HP 美の山公園

(3)能護寺

圧巻の花の絨毯

埼玉県熊谷市に佇む能護寺(のうごじ)は、「あじさい寺」の名で親しまれる初夏の名所です。

境内には約50種800株をこえるあじさいが植えられ、6月上旬から下旬にかけて見頃を迎えます。

特に本堂へと続く石段の両脇を彩るあじさいは圧巻で、まるで花の絨毯を敷き詰めたかのような美しさ。

ガクアジサイやホンアジサイなど多彩な品種が一斉に咲き、カメラを手にした参拝者の姿も多く見られます。

寺の創建は奈良時代の天平15年(743年)にまでさかのぼり、行基上人の開山、そして弘法大師空海による再建が伝えられています。

花と歴史の趣をあわせ持つこの寺で、季節の彩りを味わってみてはいかがでしょうか。

施設名 能護寺
住所 埼玉県熊谷市永井太田1141
アクセス 【電車・バス】
JR高崎線「籠原駅」より熊谷市ゆうゆうバス「グライダーワゴン」
で30分
【車】
関越自動車道「花園」I.Cより約17㎞
北関東自動車道「伊勢崎」I.Cより約21㎞
営業時間 24時間
※あじさい開花時期は9:00~17:00
定休日
入場料 無料
※あじさい開花時期は拝観料300円(小学生以下は無料)
駐車場 あり(70台)
電話番号 048-594-6677
公式HP 能護寺

(4)メッツァビレッジ

湖畔の森に咲く幻想的なあじさい

 

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埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジは、北欧の自然と文化を五感で味わえる複合施設です。

初夏になると、湖畔の森に色とりどりのあじさいが咲き揃い、緑の風景と相まって涼やかな季節の風情を味わえます。

施設内には、北欧ブランドの雑貨や工芸品を取り揃えたショップをはじめ、北欧の味覚を堪能できるレストラン、自然と触れ合えるボートアクティビティなど、「見る・食べる・遊ぶ」を一度に楽しめる魅力が満載です。

さらに、5月24日〜6月22日には「メッツァの夏至祭 2025」を開催

北欧の伝統文化をテーマに、かがり火を囲んだダンス、花冠作りのワークショップ、スウェーデン式ザリガニパーティーなど、多彩な催しが行われます。

ザリガニパーティーでは、本場スウェーデンの食文化が体験できますよ。

あじさいとともに、異国の文化や季節の楽しみが詰まったメッツァビレッジに、ぜひ足を運んでみてください。

「メッツァの夏至祭 2025」の開催日時や詳細については、こちらも合わせてご覧ください。

施設名 メッツァビレッジ
住所 埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス 【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
詳しくはこちら
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間 平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日 不定休
入場料 無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場 あり
電話番号 0570-03-1066
公式HP メッツァビレッジ

(5)本庄市あじさいの小路

家族連れで訪れたい

 

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本庄市児玉町小平に位置する「あじさいの小路」は、榎峠の林道沿い1.5kmにわたり、約6,000株ものあじさいが咲き誇る山あいの散策路です。

標高のある場所に位置しているため、平地よりも開花が遅く、見頃は6月下旬から7月中旬ごろまで続きます

この小路は地元の「あじさいの小路保存会」によって整備されており、毎年6月末には下草刈りなどの手入れが行われています。

途中には、年間を通じて枯れることのない湧き水「ごっくん水」や、石神神社、借金なし地蔵、不動滝などの見どころも点在

自然と歴史を感じさせる散策路として、多くの人々に親しまれています。

ただし、道幅が狭く、車の通行は難しいため、本庄市観光農業センターに駐車して徒歩でのんびり散策するスタイルがおすすめです。

家族でのんびりとした時間を過ごすのに最適な場所といえるでしょう。

施設名 本庄市あじさいの小路
住所 埼玉県本庄市児玉町小平
アクセス 【電車・タクシー】
JR八高線「児玉駅」よりタクシーで約6km
【車】
関越自動車道「本庄児玉」I.Cより約9㎞
営業時間 24時間
定休日
入場料 無料
駐車場 あり(本庄市観光農業センター)
電話番号 平日:0495-72-1334
土日祝:0495-72-1331
公式HP 本庄市あじさいの小路

(6)花と緑の散歩道

街中で味わうあじさいロード

「花と緑の散歩道」は、JR武蔵浦和駅から別所沼公園まで続く約2kmの緑豊かな遊歩道です。

あじさいの見頃は6月上旬から中旬とされ、季節の移ろいを感じながら歩くには格好のロケーションとなっています。

晴れた日にはベンチに腰掛け、あじさいを鑑賞する人の姿も多く見られます。

また、遊歩道の終点、別所沼公園は、ウォーキングやランニングはもちろん、遊具遊びなど、さまざまな過ごし方ができる公園です。

周辺には、明治19年創業の老舗うなぎ店や個性豊かな創作料理を提供する食堂、朝6時から営業するベーグル専門店など、地元で評判の飲食店も点在しています。

あじさいを眺めながらの散歩のあとは、地元グルメで締めくくるのもおすすめです。

施設名 花と緑の散歩道
住所 埼玉県さいたま市南区別所
アクセス 【電車】
JR武蔵野線「武蔵浦和駅」より徒歩1分
【車】
首都高速埼玉大宮線「浦和南」 I.Cより2km
営業時間 24時間
定休日
入場料 無料
駐車場
電話番号 048-647-8338(公益社団法人さいたま観光国際協会)
公式HP 花と緑の散歩道

(7)越生町あじさい街道

川沿いに続くあじさい並木

越生町の「あじさい街道」は、入間郡越生町麦原地区に位置する全長約3kmの散策路です。

麦原川に沿って続く道の両側には、約2,000株のあじさいが植えられており、6月中旬から7月中旬にかけて見頃を迎えます。

青や紫、赤紫といった多彩なあじさいが咲き揃う様子は、まさに「あじさい並木」。

川の流れや鳥のさえずりに耳を傾けながら歩くと、日々の喧騒から離れた時間を過ごせます。

街道の終点には「あじさい山公園」があり、こちらには約8,000株のあじさいが植えられています。

園内にはつづら折りの小道が整備されており、ゆっくりと坂を登りながら、異なる品種や色合いを一つひとつ楽しめるのも魅力です。

さらに、越生町には「上谷の大クス」と呼ばれる巨木があり、幹周り15m・高さ30mを誇るその姿は圧巻。

樹齢1,000年以上とされるこの木は、県の天然記念物にも指定されています。

施設名 本庄市あじさいの小路
住所 埼玉県本庄市児玉町小平
アクセス 【電車・タクシー】
JR八高線「児玉駅」よりタクシーで約6km
【車】
関越自動車道「本庄児玉」I.Cより約9㎞
営業時間 24時間
定休日
入場料 無料
駐車場 あり(本庄市観光農業センター)
電話番号 平日:0495-72-1334
土日祝:0495-72-1331
公式HP 本庄市あじさいの小路

(8)ハナビシソウ園

真っ白なアナベルが咲き誇る

 

秩父鉄道・長瀞(ながとろ)駅から徒歩約7分の場所にある「花の里 ハナビシソウ園」は、季節ごとに異なる花の景色が楽しめる広大な花畑です。

5月中旬から6月上旬にかけては、約10,000㎡の敷地にオレンジを中心としたハナビシソウが一面に咲き、鮮やかな色彩が初夏の風に揺れます。

「カリフォルニアポピー」とも呼ばれるこの花は、青空との相性も抜群で、写真映えするスポットとしても人気です。

そして、6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎えるのが西洋アジサイの一種「アナベル」です。

旧新井家住宅裏の斜面一帯を真っ白なアナベルが埋め尽くし、爽やかな初夏の景観をつくり出します。

タイミングによっては、ハナビシソウとアナベルの両方を一度に楽しめるのも、この場所ならではの魅力です。

周辺には、歴史ある宝登山神社や宝登山ロープウェイ、長瀞渓谷(岩畳)といった名所も。

長瀞名物のライン下りや、天然氷のかき氷を提供する人気店もあり、長瀞の観光名所と合わせて訪れやすいスポットです。

施設名 ハナビシソウ園
住所 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1164
アクセス 【電車】
秩父鉄道秩父本線「長瀞駅」より徒歩約7分
【車】
関越自動車道「花園」I.Cより約35分
営業時間 9:00~16:00
定休日
入場料 200円(高校生以下は無料)

 
駐車場 あり
電話番号 0494-66-3111(長瀞町役場)
公式HP ハナビシソウ園

 

(9)大宮第二公園

街中で気軽に楽しめる

埼玉県さいたま市にある大宮第二公園は、初夏に色づくあじさいを楽しめるスポットとして知られています。

約2,500㎡の広大な敷地には、800株のあじさいが植えられており、西洋アジサイやガクアジサイなど、品種ごとの姿や色の違いをじっくりと見られます

見頃は例年6月下旬。

花の色合いが日に日に変化していく様子も、この時期ならではの見どころです。

同時期には花菖蒲も見頃を迎え、紫、白、黄色の花が新緑とともに園内を引き立てます。

また、毎年6月に開催される「大宮第二公園・第三公園しょうぶまつり」では、ガイドツアーやあじさいの摘み取り体験、ブーケ作りなど、花にちなんだ催しも。

季節の彩りを求めて、ふらりと出かけてみるのもよいかもしれません。

施設名 大宮第二公園
住所 埼玉県さいたま市大宮区寿能町2-405
アクセス 【電車・バス】
東武野田線(東武アーバンパークライン)「大宮公園駅」より徒歩約20分
【車】
首都高速新都心西出入口より県道35号経由4km
営業時間 8:30~17:15
定休日 毎月第一月曜日(休日の場合は翌日)、12月第二月曜日、12月31日、1月1日
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 048-642-2228(大宮第二公園管理事務所)
公式HP 大宮第二公園

 

(10)玉敷公園

写真好きにも人気のスポット

 

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埼玉県加須市にある玉敷公園は、四季折々の草花が咲く自然豊かな公園です。

6月中旬から下旬にかけては、約10,000株のあじさいが見頃を迎え、園内の各所でさまざまな色や形の花が広がります

玉敷公園は、樹齢450年以上の大藤で知られる玉敷神社に隣接しており、あじさいとともに歴史ある社殿の風景を楽しめるのもこの地ならでは。

また、公園から騎西総合公園、騎西文化・学習センター(キャッスルきさい)を結ぶ1.5kmの「ふじとあじさいの道」には、あじさいの品種や特徴を紹介する看板も設置されており、散策をしながら植物について学べるようになっています。

6月には「加須市騎西あじさい祭り」が開かれ、人力車の搭乗体験、スタンプラリー、物産販売などを実施。

あじさいをきっかけに、少し足をのばしてみてはいかがでしょう。

施設名 玉敷公園
住所 埼玉県加須市騎西535-1
アクセス 【電車・バス】
東武伊勢崎線「加須駅」よりバスで15分
営業時間 24時間
定休日
入場料
駐車場 あり(30台)
電話番号 0480-73-1111
公式HP 玉敷公園

 

2.デートで行きたい!埼玉のあじさいの名所5選

埼玉には、あじさいをきっかけにロマンチックな時間を過ごせるスポットが豊富にあります。

ここでは、のんびり散歩ができる神社や、動物とふれあえる公園、非日常感を味わえる遊園地など、カップルで訪れたい埼玉のあじさい名所を5つ厳選しました。

デートで行きたい埼玉のあじさいの名所5選

  1. 西武園ゆうえんち
  2. 川越八幡宮
  3. 菖蒲城趾あやめ園
  4. 智光山公園
  5. 金泉寺

(1)西武園ゆうえんち

遊園地デートで人気のスポット

西武園ゆうえんちは、昭和の情緒を感じられるテーマパークとして、カップルに人気のデートスポットです。

2021年のリニューアルで誕生した「夕日の丘商店街」では、1960年代の日本の街並みを再現。

どこか懐かしさを感じさせる空間の中で、非日常の時間を過ごせます。

園内の「バラエン」では、約150品種・1,400株のバラが咲くことで知られていますが、6月に入ると、夕日の縁日通り沿いの水路花壇やエントランス横の円形広場でも、涼しげなあじさいが姿を見せます

ひと足ごとに違った色合いと咲き方に出会えるのも、園内散策の楽しみのひとつです。

また、アトラクションには「ゴジラ・ザ・ライド」や「ウルトラマン・ザ・ライド」など、臨場感のある体験型コンテンツが集結。

遊園地デートとして、世代を問わず足を運ぶ人が多いのも納得です。

都心からは西武新宿線や西武池袋線を経由し、電車でおよそ50分。

西武鉄道山口線(レオライナー)「西武園ゆうえんち駅」からは徒歩すぐの立地でアクセスも快適です。

施設名 西武園ゆうえんち
住所 埼玉県所沢市山口2964
アクセス 【電車】
西武鉄道山口線「西武園ゆうえんち駅」より徒歩すぐ
営業時間 10:00~19:00
※季節によって変動します(詳細はこちら
定休日 詳細はこちら
入場料 【1日レヂャー切符】
大人(中学生以上):4,900円
小人(3歳以上):3,600円
駐車場 あり
電話番号 04-2929-5354
公式HP 西武園ゆうえんち

(2)川越八幡宮

美しい花手水がお出迎え

約1,000年の歴史を持つ川越八幡宮は、縁結び・安産・勝運のご利益があるとされている神社です。

市街地にありながら、境内には落ち着いた空気が流れ、季節ごとに表情を変える木々や花が迎えてくれます。

初夏には、境内に植えられた約300株のあじさいが色づき、6月上旬から下旬にかけて開催される「紫陽花(あじさい)祭」にあわせて、さまざまな品種が咲き揃います。

神社の風景とあじさいの組み合わせは、和の趣を感じながら季節の変化を味わうのにぴったりです。

この時期、美しい花手水(はなちょうず)がお出迎えしてくれるのも見どころのひとつ

色とりどりの花が水面に浮かぶ光景には、心が癒されるでしょう。

さらに、6月下旬から7月上旬には「茅の輪くぐり」の神事が行われ、無病息災を願って輪をくぐる人の姿も見られます。

あじさいの美しさとともに、歴史ある神社の雰囲気を楽しみながら、特別なデートを過ごしてみてはいかがでしょうか。

施設名 川越八幡宮
住所 埼玉県川越市南通町19‐3
アクセス 【電車】
JR埼京線「川越駅」より徒歩約6分
西武鉄道新宿線「本川越駅」より徒歩約7分
【車】
関越自動車道川越I.Cより約15分
営業時間 【受付時間】
9:00~17:00
定休日
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 049‐222‐1396
公式HP 川越八幡宮

(3)菖蒲城趾あやめ園

あやめとあじさいの華やかな共演

菖蒲城趾あやめ園は、戦国時代の菖蒲城跡地を活用した歴史と自然が調和する公園です。

6月上旬から中旬にかけては、50品種・16,000株の花菖蒲が見頃を迎え、辺り一面を薄紫色に染め上げます。

この時期には、あやめやあじさい、ラベンダーも順に花開き、見ごたえ抜群。

時期によっては、あやめとあじさいの華やかな共演を見られるかもしれません。

また、毎年6月には「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」が開催され、園内は多くの人々で賑わいます。

イベント期間中は、地元の団体によるダンスショーや音楽演奏、クイズ大会など、多彩なステージイベントのほか、地元の特産品やグルメが楽しめる出店もあり、デートにもぴったり。

車でのアクセスも良好で、無料駐車場も完備されています。

施設名 菖蒲城趾あやめ園
住所 埼玉県久喜市菖蒲町新堀地内
アクセス 【電車・バス】
JR「桶川駅」よりバスで約20分
【車】
圏央道「白岡菖蒲」I.Cより約8分
東北自動車道「久喜」I.Cより約20分
営業時間 24時間
定休日
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 0480-85-1111
公式HP 菖蒲城趾あやめ園

(4)智光山公園

動物園も回れる広大な自然公園

埼玉県狭山市にある智光山公園は、武蔵野の自然を活かした広大な自然公園です。

木立に囲まれた散策路や、静かな池のまわりを歩きながら、季節の花々や動植物に触れられます。

初夏の6月中旬から7月中旬にかけては、園内のあじさい園で約500株のあじさいが見頃に

手まり状の西洋アジサイをはじめ、清楚な趣のヤマアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなど、色や形の異なる品種が密集し、雨の季節をしっとりと彩ります。

なかでも、ひょうたん池のほとりに咲くピンクの西洋アジサイは、水面に映る姿が圧巻で、カメラを持ってゆっくり歩きたくなるようなエリアです。

また、あじさい園のほかにも花菖蒲園やこども動物園、キャンプ場、釣り池など、さまざまな場所が点在しており、一日を通して思い思いに過ごせるでしょう。

自然のなかで穏やかな時間を共有したいデートには、ぜひ訪れておきたい場所のひとつです。

施設名 智光山公園
住所 埼玉県飯能市坂石580
アクセス 西武池袋線吾野駅から徒歩20分
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 042-978-0072
公式HP 智光山公園

(5)金泉寺

小江戸の町並みと一緒に楽しむ

 

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埼玉県比企郡嵐山町にある「金泉寺」は、約400年の歴史を持つ曹洞宗の寺院です。

境内には、現住職が30年以上かけて手入れを続けてきた約5,800株のあじさいが植えられ、その彩り豊かな景観に目を奪われます

見頃は6月中旬から7月上旬。

ガクアジサイ、アナベル、アムステルダムといった品種が順に咲き、境内のあちこちで異なる表情を見せてくれます。

嵐山町指定天然記念物である境内奥の大銀杏の存在も、この地の歴史を感じさせる要素となっています。

また、関越自動車道「嵐山・小川IC」から車で約5分とアクセスもしやすく、都心からのドライブコースにも組み込みやすい立地です。

寺院を散策したあとは、少し足をのばして川越方面へ向かうのもおすすめ。

小江戸の町並みと一緒に楽しむというプランなら、静かな花の時間と歴史を感じる街歩きを一度に満喫できます。

施設名 金泉寺
住所 埼玉県比企郡嵐山町越畑1122
アクセス 【電車・タクシー】
東武東上線「武蔵嵐山駅」よりタクシーで約10分
【車】
関越自動車道「嵐山・小川」I.Cより約5分
営業時間
定休日
入場料
駐車場
電話番号 0493-62-3178
公式HP 金泉寺

まとめ

埼玉県には、歴史ある寺社、緑あふれる公園、街なかの散策路など、あじさいの季節を味わえる場所が数多くあります。

それぞれのスポットに広がる風景は、見る場所や時期によって趣が変わり、足を運ぶたびに新鮮な魅力と出会えます。

見頃の時期や開催されるイベントは場所によって異なるため、出かける前に最新情報を確認しておくのがおすすめです。

今回ご紹介した名所をきっかけに、あじさいの美しさに触れながら穏やかな時間を過ごすお出かけを計画してみてください。