埼玉でホタルを見よう!おすすめのスポットやポイントを紹介

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「埼玉でホタルを鑑賞するならどこがおすすめ?」
「埼玉でホタルを鑑賞できるスポットを知りたい」

埼玉は自然が豊かな地域であり、ホタルを楽しむことができます。

ホタルが見られる時期は限られており、気象条件も整っている必要があるので、あらかじめ情報を確認しておくことが大切です。

また、鑑賞するエリアによっても見られるホタルの種類が異なるので、特徴を把握しておくとより楽しめるでしょう。

本記事では、埼玉でホタルを楽しめるスポットやホタル観賞のポイントなどについて詳しく解説します。

本記事を読めば、埼玉でホタルを見るために必要な情報を把握でき、きれいな景色を楽しめるでしょう。

1.埼玉でホタルを楽しめるスポット6選

埼玉は豊かな自然に恵まれており、ホタルを楽しめるスポットが複数あります。

ホタルの鑑賞はタイミングが重要であり、必ずしも見られるとは限らないので、複数のスポットを把握しておくのがおすすめです。

また、ホタルが見られる時期に鑑賞イベントを開催しているケースもあり、参加すると、スムーズにホタルに出会えます。

埼玉でホタルを楽しめるスポットをご紹介しますので、参考にしてください。

埼玉でホタルを楽しめるスポット6選

  1. ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
  2. 北本自然観察公園
  3. メッツァビレッジ
  4. 東武動物公園
  5. 秩父ミューズパーク
  6. 智光山公園

(1)ケニーズ・ファミリー・ビレッジ

ケニーズ・ファミリー・ビレッジでは、小川でゲンジボタルを見ることができます。

ホタルは、通常7月上旬まで楽しめるので、興味のある方は時期を調整して訪れてみましょう。

とくに、雨上がりの夜は、きれいにホタルが見られます。

また、川遊び、マス釣り、バーベキュー、キャンプも楽しめるので、夏の思い出作りにぴったりです。

ログハウスやレンタル品も充実しているので、キャンプに慣れていない方でも利用しやすいでしょう。

予約制ではありますが、バーベキューの食材も販売されています。

日帰りでも宿泊でも楽しめるのが、利用しやすさのポイントです。

夏は名栗川を利用した天然の大プールを楽しめるので、子ども連れで訪れるのもおすすめです。

ホタル以外にも様々な楽しみがあるので、ぜひ、足を運んでみてください。

施設名 ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
住所 埼玉県飯能市上名栗3196
アクセス 【電車の場合】
西武池袋線「飯能駅」からバスで約40分
【車の場合】
圏央道「青梅I.C」から約40分
圏央道「狭山日高I.C」から約40分
営業時間 【チェックイン】
夏季河原サイト 9:00~14:00
一般/河原サイト 11:30~15:00
ログハウス各種/常設テントサイト 13:00~15:00
【チェックアウト】
10:30
定休日 なし
入場料 【施設利用料】
大人(中学生以上)880円
子ども(1歳~小6)440円
【サイト使用料】
1,650~60,500円
駐車場 あり
電話番号 042-979-0300
公式HP ケニーズ・ファミリー・ビレッジ

(2)北本自然観察公園

 

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北本自然観察公園では、ホタルを見ることができます。

ホタルが見られるのは、6月下旬~8月中旬なので、時期を逃さないようにしましょう。

ホタルの鑑賞会も開催されているので、あらかじめ情報を確認しておきましょう。

鑑賞会に参加すれば、ホタルの生態についての説明や観察しやすい場所への案内をしてもらえます。

ただし、ハチやヘビなどが出る場合もあるので、肌の露出を避けて安全を確保して行きましょう。

入園・入館料はかからないので、ぜひ、足を運んでみてください。

施設名 北本自然観察公園
住所 埼玉県北本市荒井5‐200
アクセス 【電車】
JR高崎線「北本駅」より約3.5km
【車】
圏央道桶川北本I.Cより約2km
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 048‐593‐2891
※埼玉県自然学習センター
公式HP 北本自然観察公園

(3)メッツァビレッジ

 

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メッツァビレッジは、北欧のライフスタイルをテーマとした複合施設です。

森林や宮沢湖に囲まれた自然豊かな環境に位置していることが大きな特徴です。

ッツァビレッジでは、期間限定でヘイケボタルを観察することができます。

ツアーが開催されるので、ホタルの観察はもちろん、ホタルが好きな環境や光る仕組みなど、ホタルについて詳しく学べるのも魅力です。

ホタルのみならず、周辺の生き物の観察もできるので、貴重な体験になります。

宮沢湖を臨むロケーションを活かし、アイランドボートやカヤックなどの自然アクティビティを楽しめるのもポイントです。

簡単なハンドル操作で操縦できるアイランドボートは、初心者でも安心して楽しむことができます。

また、船体が透明になっているクリアカヤックを用いた湖面フローティングでは、湖面の様子が反射して、他では味わえない独特の浮遊感を堪能できるのが特徴の1つです。

北欧のユニークなフードやスイーツなどのグルメも楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

施設名 メッツァビレッジ
住所 埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス 【電車・バス】
西武池袋線「飯能駅」下車後、西武池袋線「飯能駅北口」1番乗場より「メッツァ」行き直通バス(国際興業・西武バス・イーグルバス運行)及び「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バス(イーグルバス運行)、メッツァ停留所下車
【車の場合】
圏央道狭山日高インターチェンジから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅インターチェンジから県道218号線経由約11km
営業時間 平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
定休日 不定休
入場料 無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場 あり
電話番号 0570-03-1066
公式HP メッツァビレッジ

(4)東武動物公園

東武動物公園では、園内に「ほたリウム」という施設があり、一年中ヘイケボタルを楽しめます。

大型円柱水槽があり、ホタルの産卵場、幼虫の生活場が再現されています。

また、ホタルや周辺の生き物について学べるコーナーもあるので、子ども連れの方にもおすすめです。

通常ホタルは鑑賞時期が限られていますが、いつ行っても見られるのがポイントです。

なお、夏はホタル関連の鑑賞イベントが開催されることもあるので、情報を確認しておきましょう。

施設名 東武動物公園
住所 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
アクセス 【電車】
東武スカイツリーライン(伊勢崎線)「東武動物公園駅」(出口は西口)から徒歩約10分
【車】
東北自動車道「久喜I.C」から約20分
圏央道「白岡菖蒲I.C」から約20分
営業時間 季節や状況により変動します(詳しくはこちら)
定休日 季節により変動します(詳しくはこちら)
入場料 【一般入園料】
大人(18歳以上):1,900円
中人(12~17歳):1,600円
小人(3~11歳):900円
シニア(60歳以上):1,200円
【入園料+アトラクション乗り放題】
大人:5,300円
中人:5,000円
小人、シニア:4,000円
駐車場 あり(平日:1,000円/日 休日:1,500円/日)
電話番号 0480-93-1200
公式HP 東武動物公園

(5)秩父ミューズパーク

 

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秩父ミューズパークでは、ゲンジボタルを鑑賞できます。

鑑賞環境を保護するため、草刈りなどで整備されています。

6月下旬~7月上旬が鑑賞時期なので、タイミングを逃さないようにしましょう。

毎年鑑賞会が開催されておりガイドがついているので、スムーズにホタルを見つけることができます。

入園自由なので、ぜひ、立ち寄ってみてください。

施設名 秩父ミューズパーク
住所 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
アクセス 【電車・バス】
秩父鉄道秩父駅または西武鉄道西武秩父線西武秩父駅より循環バスで約20分
【車】
関越自動車道花園I.Cより約50分
営業時間 利用施設により違いあり
定休日 火曜日
入場料 利用施設により違いあり
駐車場 あり
電話番号 0494-25-1315(秩父ミューズパーク管理事務所)
公式HP 秩父ミューズパーク

(6)智光山公園

智光山公園にはホタルゲージがあり、鑑賞会の日のみ公開されます。

ゲージにはゲンジボタルが多数放たれるので、幻想的な光を鑑賞しましょう。

また、智光山公園は東京ドーム約11個分の敷地があり、様々な楽しみがあります。

たとえば、こども動物園、都市緑化植物園、市民総合体育館があるので、動物に触れたり身体を動かしたりと充実した時間を過ごせるでしょう。

夏の思い出作りに、ホタル観賞や自然との触れ合いを楽しみましょう。

施設名 智光山公園
住所 埼玉県飯能市坂石580
アクセス 西武池袋線吾野駅から徒歩20分
営業時間 24時間
定休日 なし
入場料 無料
駐車場 あり
電話番号 042-978-0072
公式HP 智光山公園

2.ホタル鑑賞のポイント

ホタルを鑑賞する際は、見られる季節や気象条件、時間帯を確認しておくことをおすすめします。

ホタルはいつでも見られるわけではないので、鑑賞しやすい条件が整った日に合わせる必要があるでしょう。

ホタル鑑賞のポイントを解説しますので、参考にしてください。

ホタル鑑賞のポイント

  • ホタルが見られる時期
  • ホタルが飛ぶ気象条件
  • ホタルが見られる時間帯
  • ホタルの種類による光り方の違い

(1)ホタルが見られる時期

ホタルが見られる時期は、ホタルの種類によっても異なります。

たとえば、ホタルが見られる時期の目安を以下に記載しています。

ホタルが見られる時期

  • ゲンジボタル・ヒメボタル:5月下旬~6月下旬
  • ヘイケボタル:6月~8月

年によっても異なり、気温が暖かい時期はホタルの出現も早くなります。

また、ホタルの種類はもちろん、地域や生育環境によっても異なるので、ホタルの鑑賞をする際は情報収集しておきましょう。

ホタルの鑑賞会が時期に合わせて開催されることもあるので、チェックしておくとスムーズに楽しめます。

(2)ホタルが飛ぶ気象条件

ホタルを鑑賞する際は、飛ぶ気象条件についても把握しておくことが大切です。

ホタルは、以下のような気象条件のときに飛ぶと言われています。

ホタルが飛ぶ気象条件

  • 20℃以上の気温
  • 湿度が高い
  • 曇っていて風がない
  • 日が暮れている

とくに、雨が降る前で湿度の高い時期や雨上がりは、ホタルが飛びやすい環境です。

雨が降っているときや風が強い日はほとんど飛ばないので、気象条件をチェックしておきましょう。

(3)ホタルが見られる時間帯

ホタルを鑑賞する際は、ホタルが見られる時間帯も確認しておきましょう。

ホタルは、日没から約2時間後である20~21時に活発に活動すると言われています。

飛び始めるのは19時半頃からなので、見逃さないよう早めにスタンバイしておきましょう。

なお、日没から約2時間後が最も活発ですが、以下のように一晩に3回飛びまわる習性があります。

ホタルが飛ぶ時間帯

  • 19時半~21時
  • 23時
  • 深夜2時

足場も悪く深夜は危険なので、早い時間帯を狙って鑑賞しましょう。

(4)ホタルの種類による光り方の違い

ホタルの光り方は、種類によっても異なります。

ホタル観賞でよく見られるホタルは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルが多く、光り方の特徴は以下のようになっています。

ホタルの光り方の特徴

  • ゲンジボタル:強い光を数秒ごとにゆっくり発する。体長約15mm前後と大きいのが特徴であり、曲線に飛ぶのできれいな光を鑑賞できる。
  • ヘイケボタル:約1秒間隔で小さなゆらゆらした光を発する。
  • ヒメボタル:フラッシュのように強い光を発する。体長は10mm以下と小さめ。

ホタルを鑑賞する地域によっても、見られるホタルの種類は異なります。

複数のスポットでホタルを鑑賞し、違いを確認しましょう。

なお、オスのホタルが光を発しながら飛んでおり、メスのホタルはじっとしていることが多いです。

ホタルの光り方の特徴を把握しておくと、より楽しめるでしょう。

3.ホタル観賞のマナー

ホタルは、きれいな景色を楽しませてくれるので、夏の風物詩となっています。

ホタルは繊細なので、鑑賞する際はマナーを把握しておくことが大切です。

ホタル観賞のマナーについて解説しますので、チェックしてみてください。

ホタル観賞のマナー

  • 光を出さない
  • 大きな音を出さない
  • 捕まえない
  • 環境に配慮する

(1)光を出さない

ホタルを鑑賞する際は、光を出さないよう注意しましょう。

ホタルは、求愛行動として光を発していると言われています。

そのため、光に非常に敏感であり、人間が人工的な光を発すると、ホタルが光を発しなくなることもあります。

直接光を当てるのはもちろん、スマートフォン、カメラのフラッシュ、車のライトなど、光を発するものには注意しましょう。

(2)大きな音を出さない

ホタルを鑑賞する際は、大きな音を出さないように注意しましょう。

ホタルは光にも敏感に反応しますが、同様に大きな音も苦手としています。

大きな音がすると、きれいなホタルの光を見られなくなることもあります。

ホタルは静かな自然の中にいるので、人が周囲にいないとついつい大きな声で話しがちですが、話し声にも注意しましょう。

また、騒音がするとホタルが見られなくなるので、そっと近づくことを心がけましょう。

(3)捕まえない

ホタルを見つけても、捕まえないようにしましょう。

ホタルの寿命は約1〜2週間と短いのが特徴です。

ホタルが光を発するのは求愛行動であり、子孫を残すのに重要です。

光っているホタルを捕まえると、子孫を残せなくなってしまいます。

毎年きれいな光を楽しめるよう、ホタルはそっとしておきましょう。

(4)環境に配慮する

ホタルを鑑賞する際は、環境に配慮することが大切です。

ホタルが光っている場所は、草むらや立ち入り禁止の場所もあり、むやみに入ると環境を損ねる可能性があります。

また、ホタルは空気がきれいな場所で光るので、ゴミを持ち帰るなど、きれいな環境作りを心がけましょう。

まとめ

ホタル観賞は夏の楽しみの一つですが、時期や見られるエリアは限られているので、あらかじめ情報収集しておく必要があります。

また、ホタル観賞と一口に言っても様々な種類があり、光り方も異なります。

特徴を把握した上でホタル観賞をすると、より楽しめるでしょう。

また、ホタルは繊細な生き物なので、光や音などに注意し、ストレスを与えないよう配慮することが大切です。

ホタルの特徴や鑑賞のポイントを把握し、ホタル観賞を楽しみましょう。