中学生向け!夏休みをもっと楽しむ過ごし方&おすすめスポット5選

※公開日時点の情報です。
「せっかくの夏休みなのに、毎日なんだか暇でつまらない」
「自由研究や宿題もやらなきゃいけないけれど、なかなかやる気が出ない」
そんなふうに感じている中学生の方も多いのではないでしょうか。
せっかく長い休みがあるなら、楽しい思い出や新しい体験をしてみたいものです。
とはいえ、何をすればいいのか分からなかったり、友達と予定が合わなかったりと、悩むこともあるでしょう。
この記事では、夏休みをもっと充実させたい中学生に向けて、毎日がワクワクする過ごし方や、夏休みを有意義にする外出先をご紹介します。
一人で過ごす日でも楽しめる体験がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.中学生の夏休み期間と計画の立て方
中学生の夏休みは、長いようであっという間に過ぎてしまいます。
何となく毎日を過ごしていると、気づいた時には「もう夏休みが終わってしまう」と焦ってしまうこともあるでしょう。
せっかくの夏休みを楽しむためには、あらかじめ計画を立てておくことが大切です。
ここではまず、夏休みの基本的な期間やスケジュールの立て方、日々の過ごし方の工夫について紹介します。
充実した夏休みに向けて準備を始めてみましょう。
(1)夏休みの期間はいつからいつまで?
中学生の夏休みは、地域や学校によって多少違いがありますが、多くの場合、7月下旬から8月末までの約40日間です。
たとえば、東京都内の公立中学校では7月20日前後に始まり、8月31日まで休みとなることが一般的です。
ただし、学校によっては数日早く始まったり、終わりが前後したりすることもあります。
正確な日程は、学校から配られる年間行事予定表でしっかり確認しましょう。
夏休みは長く感じるかもしれませんが、部活や家族の予定が入ると、自由に使える日は意外と少なくなりがちです。
限られた時間を有効に活用するためにも、まずは「いつからいつまでが夏休みなのか」をしっかりと確認することから始めましょう。
夏休みのスタートを把握しておくと、宿題や自由研究に取り組むペースも考えやすくなります。
(2)夏休み全体のスケジュールを立てよう
夏休み期間が分かったら、次にすることは夏休み全体のスケジュールを立てることです。
まず、夏休み中にやりたいことや、やらなければならないことをすべて書き出してみましょう。
たとえば、宿題や課題、苦手科目の克服、部活動の練習、家族旅行、友達との遊び、趣味の時間など、思いつく限りのことをリストアップします。
次に、それらをカレンダーに書き込んでいきます。
大きなイベントや、期限が決まっているものから先に埋めていくとよいでしょう。
〇日までに読書感想文を終わらせる、〇日から〇日まで家族旅行に行く、〇日は部活動の合宿がある、といった具合です。
夏休み全体のスケジュールを把握することで、どこにどれくらいの時間をかけるべきかが見えてきて、効率的に夏休みを過ごすことができるようになります。
(3)1日の過ごし方を工夫して充実させよう
夏休み全体の計画が立てられたら、次は1日の過ごし方を工夫して、毎日を充実させることを考えましょう。
朝はできるだけ早起きをして、規則正しい生活リズムを保つことが重要です。
午前中は集中力が高まる時間帯なので、夏休みの宿題や苦手科目の勉強など、特に力を入れたい活動に充てるのがおすすめです。
たとえば、午前中に2時間集中して勉強し、その後は部活動や趣味の時間に使うなど、メリハリをつけるとよいでしょう。
毎日同じ流れにならないよう、「友達と出かける日」「家でゆっくりする日」「新しいことに挑戦する日」といったように、1日のテーマを変える工夫も必要です。
計画的に1日を過ごすことで、夏休みが終わった時に「もっとこうすればよかった」という後悔を減らし、達成感を感じられるようになります。
2.中学生の夏休みを有意義にする外出先5選
せっかくの夏休み、家で過ごすだけではもったいないと感じることもあるでしょう。
いつもと違う場所に出かけると、新しい発見があったり、心がリフレッシュしたりします。
自分で体験したことは、夏休みの思い出としてしっかり残るものです。
ここからは、中学生が夏休みを楽しく、そして有意義に過ごせる外出先を5つご紹介します。
友達や家族と一緒に、素敵な時間を過ごしてみてください。
(1)キャンプ・バーベキュー
夏休みの醍醐味といえば、なんといっても自然の中で過ごすキャンプやバーベキューでしょう。
テントを立てたり火をおこしたりするのは少し大変ですが、自分たちの力でやりきると大きな達成感があります。
バーベキューでは、みんなで協力して食材を切ったり焼いたりしながらおしゃべりすることで、自然と会話も増えて、いつもより仲良くなれた気がします。
さらに、キャンプの経験は災害のときにも役立つと考えられておりおすすめです。
今年の夏は、自然の魅力を思いきり感じながら、友だちや家族と一緒にキャンプやバーベキューにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(2)釣り堀
釣り堀は気軽に出かけられて、自然にふれられる落ち着いたスポットです。
道具は貸してもらえるところが多いので、初めてでも安心して楽しめます。
場所によっては、釣った魚をその場で焼いて食べられることもあり、自分で釣った魚の味に感動するかもしれません。
魚がかかるまでじっくり待つ時間もありますが、その分、釣れたときの嬉しさや「自分で釣ったんだ」という達成感も得られます。
一人でも楽しめるので、ちょっと静かに過ごしたいときや、友だちと予定が合わない日にもおすすめです。
(3)美術館
暑い夏の日には、涼しい屋内でゆっくりと芸術に触れる美術館訪問もおすすめです。
美術館には、絵画や彫刻、現代アートなど、さまざまなジャンルの作品が展示されています。
それぞれの作品には、作者の思いや考えが込められており、目の前でじっくり見ているうちに、今まで気付かなかったことや新しい視点に出会えるかもしれません。
普段あまり触れることのない芸術の世界に足を踏み入れることで、感性が豊かになり、物事を多角的に見る力が養われます。
もし気になる作品を見つけたら、タイトルや作者名をメモし、自由研究のテーマとしてさらに調べてみるのもよいでしょう。
また、美術館によっては、特定のテーマに沿った企画展が開催されていることも多く、興味のある分野を深く掘り下げて学ぶこともできます。
屋内でゆったり過ごせる美術館は、体を動かすのが苦手な中学生でも安心して楽しめますよ。
(4)海水浴場・プール施設
夏の暑さで、外に出るのがちょっと面倒に感じる日もありますが、家の中ばかりだとなんだか退屈に感じることもありますよね。
そんなときは、海水浴場やプールに行って、思いっきり水の中ではしゃいでみるのもおすすめです。
泳がなくても、ただ水の中にいるだけで頭の中がスッキリしてリフレッシュできるし、友だちや家族と遊べば、自然と笑顔になれます。
日差しが強い日は帽子やラッシュガードを使って日焼け対策をしたり、水分をこまめにとったりして、体調に気をつけながら楽しみましょう。
いつもとちがう場所で過ごすことで、夏の気だるさもリセットできるかもしれません。
(5)自然公園・森林体験施設
自然公園や森林体験施設は、夏休みにこそ訪れたい、学びと発見がたくさん詰まった魅力的なスポットです。
緑に囲まれた公園を歩くと、木々の香りや川の流れる音、小鳥のさえずりなど、普段の生活では気づきにくい自然の豊かさを五感で感じることができます。
特に、森林体験施設では、木工クラフトや植物観察、昆虫採集など、自分の手で自然とふれあいながら学べるプログラムが用意されていることが多く、自然を体感しながら楽しく学べるのが大きな魅力です。
また、季節ごとに咲く花や、その地域ならではの植物をじっくり観察することで、自然環境と自分たちの暮らしがどのようにつながっているのかに目を向けるきっかけにもなります。
木の成長や生き物の生態を自分で記録することで、学びの深さも広がるでしょう。
家族や友達と一緒に出かけて、自然の魅力に触れながら、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
3.中学生の夏休みにおすすめ!体験スポット5選
夏休みを思いきり楽しみたいなら、いつもと少し違う体験をしてみましょう。
新しい場所に行くことで、わくわくする出来事や、自分だけの楽しみを見つけられるかもしれません。
ここでは、中学生の夏休みにおすすめの体験スポットを5つご紹介します。気になるところがあれば、ぜひ夏休みの予定に取り入れてみてくださいね。
(1)メッツァビレッジ
自然豊かな場所でバーベキューも楽しめる
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夏休みを迎え、「どこかワクワクする場所に行きたい」と思っている中学生におすすめなのが、埼玉・飯能にあるメッツァビレッジ。
森と湖に囲まれた広々とした自然空間のなか、入場無料で北欧ライフスタイルが体験できるスポットです。
なかでも人気なのが、丘の上から湖を一望できる「Hygge Terrace BBQ&GRILL」。
デンマーク語で「居心地の良さ」を意味するヒュッゲな空間で、手ぶらOKの本格BBQが楽しめます。
自分で焼いた料理を仲間とシェアすれば、何気ないひとときも特別に感じられ、食事の時間そのものが夏休みの大切な思い出になりますね。
プロが選んだ放牧豚やグラスフェッドビーフなど、栄養と味にこだわった食材で、おいしく楽しく夏のひとときを過ごせます。
館内では北欧らしいスイーツやドリンクも充実しており、味だけでなく見た目にも楽しめる映えるグルメに出会えるのも魅力の一つです。
そして2025年3月には、冒険アスレチックがパワーアップした「PANZA(パンザ)宮沢湖」もリニューアルオープン。
ジップラインやクライミングウォールも加わって、体を思いきり動かして遊べるエリアがさらに充実しています。
友達や家族と一緒に、メッツァで北欧気分を満喫してみてはいかがでしょうか。
Hygge Terrace BBQ&GRILLの料金や詳細については、こちらも合わせてご覧ください。
「PANZA宮沢湖」の料金や詳細については、こちらも合わせてご覧ください。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(2)ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
マス釣りと川遊びで特別な体験を
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ケニーズ・ファミリー・ビレッジは、埼玉・飯能の自然豊かな里山に位置するファミリー向けのオートキャンプ場です。
山と川に囲まれた開放的なロケーションで、大自然を身近に感じながらアウトドアを存分に楽しめます。
川沿いに広がる河原サイトでは、名栗川を利用した天然プールでの水遊びが夏限定で登場し、透き通った水で思いきりはしゃげます。
さらに、場内にはマス釣り場や遊びの広場もあり、友達や家族みんなで楽しめるポイントが盛りだくさん。
マス釣りでは、自分で釣った魚をその場で串打ちし、塩をふって焼くところまで体験できます。
自分で釣った魚を味わう時間は、きっと忘れられない特別な思い出になるでしょう。
ほかにも、バスケットや卓球が楽しめるエリアもあり、体を動かしたい中学生にもぴったりです。
川遊び・釣り・BBQ・星空・遊具アクティビティと、一日中わくわくできるケニーズ・ファミリー・ビレッジで最高の夏休みを過ごしましょう。
施設名
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
住所
埼玉県飯能市上名栗3196
アクセス
【電車・バス】
西武鉄道池袋線「飯能駅」よりバスで連慶橋バス停下車徒歩5分
【車】
圏央道青梅I.Cより約40分
圏央道狭山日高I.Cより約40分
営業時間
【受付時間】
8:45~17:00
定休日
火曜日、水曜日、ほか不定休
入場料
【施設利用料】
大人(中学生以上):880円
子ども(1歳~小学生):440円
ペット:440円
※別途サイト使用料が必要です(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
042-979-0300
公式HP
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
(3)ハイパーミュージアム飯能
最新デジタル技術でインタラクティブな学習体験
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2025年3月、埼玉県飯能市のメッツァビレッジ内にオープンした「ハイパーミュージアム飯能」は、これまでの美術館の常識を覆す、新感覚の現代美術館です。
ここでは自然とデジタル、キャラクターアートをテーマに、ただ作品を眺めるのではなく、全身でアートを体験できるのが最大の魅力です。
オープニング展、ヤノベケンジ 宇宙猫の秘密の島では、世界的造形作家・ヤノベケンジ氏の約35年にわたる創作歴が学べるため、自由研究のテーマにするのもよいかもしれません。
目玉はなんといっても、宮沢湖に突如として現れる巨大な「宇宙猫の島」。
この猫型の浮島には、実際にボートに乗って近づいたり、島に上陸して内部を探索したりすることもできます。
島の内部にはバスタブやアトリエ、壁画などが設けられ、まるでひとつの物語の中を探検しているような感覚に。
友達と一緒に訪れれば、写真を撮ったり感想を語り合ったりと、自然と楽しみが広がるでしょう。
「美術館って静かで敷居が高そう」と思っている人こそ、ぜひ訪れてほしい体験スポットです。
施設名
ハイパーミュージアム飯能
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
10:00~17:00
※入館は閉館の 30 分前まで
定休日
不定休
※「ヤノベケンジ 宇宙猫の秘密の島」開催中は無休
入場料
【前売りチケット】
おとな:1,000円
こども(4歳~高校生):500円
【当日チケット】
おとな:1,200円
こども(4歳~高校生):700円
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
ハイパーミュージアム飯能
(4)東武動物公園
プール・動物園・遊園地が揃うハイブリッドレジャー施設
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埼玉県宮代町にある東武動物公園は、動物園・遊園地・プールが一度に楽しめる、わくわくが詰まったレジャー施設です。
広大な園内では、希少なホワイトタイガーをはじめ、ライオン、カピバラ、レッサーパンダなど120種1,200頭以上の動物たちに出会える動物園エリアのほか、木製&水上コースターや絶叫マシンが楽しめる遊園地ゾーンもあり、一日中楽しめる内容が満載です。
さらに暑い夏には、「東武スーパープール」も外せません。
流れるプールやウェイブプール、バケツスプラッシュなどの水遊びが楽しめ、11基のウォーターキャノンがリズムに合わせて水を打ち上げるショーは中学生にも大人気です。
ここに来れば、動物を観察し、アトラクションで盛り上がり、プールで思いきり遊ぶという夏休みにぴったりの贅沢プランが叶いますよ。
今年の夏はぜひ、友達を誘って東武動物公園へ行ってみてください。
施設名
東武動物公園
住所
埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
アクセス
【電車】
東武鉄道伊勢崎線「東武動物公園駅」より徒歩約10分
【車】
東北自動車道久喜I.Cより約20分
圏央道白岡菖蒲I.Cより約20分
営業時間
季節や日によって変動します(詳細はこちら)
定休日
季節によって変動します(詳細はこちら)
入場料
【一般入園料】
大人(18歳以上):1,900円
中人(12~17歳):1,600円
小人(3~11歳):900円
シニア(60歳以上):1,200円
【アトラクションパスセット(入園料+アトラクション乗り放題)】
大人:5,300円
中人:5,000円
小人、シニア:4,000円
※詳細はこちら
駐車場
あり(平日:1,000円/日 休日:1,500円/日)
電話番号
0480-93-1200
公式HP
東武動物公園
(5)戸隠キャンプ場
フィールドワークと満天の星空を観察
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戸隠キャンプ場は、長野県の標高約1,200mに位置する、広々とした高原のオートキャンプ場です。
東京ドーム約5個分にあたる22haの敷地には、予約不要のフリーサイトやバンガローなど多彩な宿泊スタイルが用意されており、キャンプ初心者から経験者まで幅広く楽しめます。
夏でも平地より気温が7℃ほど低く、木陰や朝晩の爽やかな空気の中で快適に過ごせる場所です。
小動物とのふれあいスペースがあり、日常を離れて自然の中で思いきり体を動かすことができます。
浅瀬の川遊びや渓流釣りは、魚を釣ってさばいたり自分で火を起こして調理したりと、夏ならではの自然体験ができるのも魅力です。
区画サイトは毎年すぐに埋まってしまうので、早めに計画して、思いきって出かけてみましょう。
施設名
戸隠キャンプ場
住所
長野県長野市戸隠3694
アクセス
【電車】
北陸新幹線「長野駅」よりバスで約1時間
【車】
上信越自動車道「信濃町」IC より30分
営業時間
ウェルカムハウス:9:00~17:00(キャンプ受付・牧場受付・総合案内)
レンタル棟・売店:8:30~17:00(レンタルショップ・売店)
※シーズンにより変更あり
定休日
期間中無休
入場料
施設により異なる(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
026-254-3581
公式HP
戸隠キャンプ場
まとめ
夏休みは、工夫次第で毎日をもっと楽しく、自分らしく過ごすことができます。
宿題や自由研究を進める時間を確保しながら、気になるスポットに出かけたり、新しい体験に挑戦したりすることで、思い出に残る夏休みが作れるでしょう。
今回紹介した過ごし方や体験スポットは、
一人でも、家族や友達とでも気軽に取り組める内容なので、「何かしたいけど迷っている」という人にもぴったりです。
この夏休み、自分だけの楽しい時間を見つけてみましょう。
