【小学生向け】自由研究がもっと楽しくなる!理科の不思議を体験できる関東・関西のワクワク施設10選

※公開日時点の情報です。
「小学生でも取り組みやすくて、自由研究に使える理科のテーマが知りたい」
「理科の勉強につながる体験を、夏休みのうちにさせてあげたい」
夏休みの自由研究は、親子ともに頭を悩ませやすい宿題のひとつです。
テーマ選びに迷ったり、時間や予算の制約であきらめたりしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時こそ活用したいのが、実際に見て・触れて・学べる体験施設です。
本記事では、小学生が楽しく取り組める理科の自由研究アイデアとともに、関東・関西エリアにある理科の自由研究にぴったりな施設を厳選してご紹介します。
親子で一緒に科学の不思議を体験しながら、夏休みの宿題を楽しく進めてみてください。
1.小学生向け理科の自由研究アイデア5選
夏休みの自由研究では、「何をテーマにするか」で悩む親子も多いのではないでしょうか。
特に理科分野は、面白そうでも材料が手に入りにくかったり、準備に手間がかかったりすることもあります。
ここでは、小学生向けに理科の自由研究にぴったりのアイデアを5つご紹介。
身近な題材を使って、自宅や屋外で気軽に取り組める内容ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)昆虫の体のつくりを観察しよう
夏の時期は身の回りで昆虫を見つけやすくなるため、自由研究の題材として人気があります。
たとえば、バッタの足の構造やチョウの羽の模様、セミの抜け殻など、テーマの切り口はさまざまです。
公園や自宅の庭などで普段からよく見かける昆虫の体をじっくり見てみると、意外な違いや発見があるかもしれません。
さらに、自然科学館や博物館などの施設を訪れれば、標本をじっくり観察できたり指導員から解説を聞けたりするため、研究がより深めやすくなります。
また、昆虫図鑑と見比べながら調べることで、分類や名前の由来にも触れられます。
観察のあとは、「なぜこうなっているのか」「他の昆虫とはどう違うのか」など、気づいたことをまとめてみてください。
なお、昆虫を飼育する場合は、環境やエサにも注意して、最後は自然に戻してあげましょう。
(2)星座と季節の関係を調べよう
夜空に輝く星をじっと見つめてみると、そこには物語や不思議がたくさんつまっています。
星座は全部で88個あり、それぞれに昔の人たちが考えた意味や形の由来があります。
たとえば、「一番大きな星座は?」「魚や人をかたどった星座はどれくらいある?」と分類してみたり、星座を古い順に並べて歴史をたどってみたりするのも面白いでしょう。
本やインターネットを使えば、どんな人が星座を作ったのかを調べることもできます。
自分の気になる星座ベスト3をまとめて紹介するなど、テーマの切り口は自由自在。
調べれば調べるほど、星空がもっと身近に感じられるようになるはずです。
(3)身近な水を調べよう
水は私たちの身近にいつもあるものですが、よく調べてみるとたくさんの不思議が見つかります。
でも、いきなり難しい実験をやるのは少しハードルが高いかもしれません。
まずは、簡単にできる観察や小さな実験から始めてみましょう。
たとえば、冷たい水・ぬるま湯・お湯に氷を入れて、どの水がいちばん早く氷をとかすか調べる。
水と油をコップに入れて混ぜてみると、なぜ分かれてしまうのか観察する。
水に塩や砂糖、小麦粉などを入れて、何がよく溶けて何が溶けにくいのか試してみる。
こうした実験は特別な道具を使わずにできるので、とても手軽です。
そして、「なんでだろう?」と考えることがとても大事です。
もっと詳しい実験にチャレンジしたくなったら、
アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムで作る「水のボール」や、ペットボトルで作る「雲の実験」などもおすすめです。
身のまわりの水を調べることで、理科の学びがもっと楽しくなるはずです。
(3)星座と季節の関係を調べよう
夜空に輝く星をじっと見つめてみると、そこには物語や不思議がたくさんつまっています。
星座は全部で88個あり、それぞれに昔の人たちが考えた意味や形の由来があります。
たとえば、「一番大きな星座は?」「魚や人をかたどった星座はどれくらいある?」と分類してみたり、星座を古い順に並べて歴史をたどってみたりするのも面白いでしょう。
本やインターネットを使えば、どんな人が星座を作ったのかを調べることもできます。
自分の気になる星座ベスト3をまとめて紹介するなど、テーマの切り口は自由自在。
調べれば調べるほど、星空がもっと身近に感じられるようになるはずです。
(4)植物の成長を観察しよう
植物の育ち方を観察する自由研究は、変化が目に見えて分かるため、小学生にもおすすめです。
特にカイワレダイコンは発芽が早く丈夫に育つため、数日間の観察だけでも成長の記録をまとめやすい植物のひとつです。
毎日同じ時間に背丈を測ったり、スケッチを残したりすると、自然の不思議に気づけるでしょう。
また、最近ではブロッコリースプラウトなどを育てられる水耕栽培キットも市販されています。
土を使わず清潔に育てられるので、室内で取り組みやすく、初めての自由研究にもおすすめです。
「どれくらいで芽が出る?」「日光の量で育ち方は変わる?」といった疑問をもとに、自分なりのテーマに発展させてみるのも面白いかもしれません。
(5)身の回りの科学を体験しよう
日常にひそむ「なぜ?」を掘り下げていくと、自由研究にぴったりなテーマがたくさん見つかります。
たとえば、ムラサキキャベツやアサガオの花びらから色水をつくり、酸性やアルカリ性の液体につけてみると、色が変化するおもしろい現象を観察できます。
台所にある酢や重曹などを使えば、身近な材料だけで手軽に実験を行えます。
また、水と油をコップに入れるときれいに2層に分かれますが、どうして混ざらないのか不思議に思ったことはないでしょうか。
ここに中性洗剤を加えると、あっという間に混ざり始めます。
この原理を活かして、ゆらゆらと色が動くオブジェを作ってみるのも楽しいでしょう。
ほかにも、家の中にあるもので理科の不思議を体験できるヒントはたくさんあるので、「何ができるかな?」と親子で一緒に考えてみてください。
2.関東エリアで理科の自由研究を深める!おすすめの体験施設5選
自由研究をもっと充実させたいなら、実際に見て・触れて・学べる体験施設を訪れてみるのもひとつの方法です。
ここでは、関東エリアの中でも、小学生の自由研究に役立つ内容を扱っているおすすめ施設を厳選してご紹介します。
自然や生き物、宇宙や水のしくみなど、さまざまな分野にふれながら、科学の楽しさを親子で体感してみてください。
(1)メッツァビレッジ
植物や昆虫など自然環境について楽しく研究できる
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埼玉県飯能市にある「メッツァビレッジ」は、北欧のライフスタイルを体験できる自然共生型の施設です。
園内は豊かな森と湖に囲まれており、多種多様な植物や昆虫が生息しています。
そんなメッツァビレッジでは、2025年8月2日に「昆虫の標本づくりイベント」を開催予定。
プロの解説を聞きながら自然の中で採集を行い、自分だけの標本を作ることができます。
虫の特徴や環境との関わりを実際に体験しながら学べる、まさに小学生の自由研究にぴったりのプログラムです。
さらに、8月17日には夜の森を舞台にした「夜のセミ観察イベント」も開催予定。
暗闇の中、ライトを頼りにセミの抜け殻や羽化の瞬間を探すドキドキのフィールドワークに加え、採集した個体をもとに標本作成にも挑戦できます。
メッツァビレッジの自然の中で、自分の目で見て、手で触れて、心で学ぶ体験を、ぜひお子さまと一緒に楽しんでみてください。
「昆虫の標本作り」の開催日程や詳細については、こちらも合わせてご覧ください。
「夜のセミ観察」の開催日程や詳細については、こちらも合わせてご覧ください。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(2)川口市立科学館
プラネタリウムと科学技術体験が学べる
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川口市立科学館(通称サイエンスワールド)は、埼玉・川口市にある体験型の科学ミュージアムです。
1階の科学展示室には約40種類の実験装置が並び、「力・光・水・大気・生命」のテーマで科学の原理を手を動かしながら学べます。
説明文がないからこそ「なぜ?」と自分で考える姿勢が育ち、装置をいじって試行錯誤するうちに自然と科学的思考が身につくのが大きな特徴です。
3階には直径20mの本格的なドームを備えたプラネタリウムがあり、「キッズアワー」や季節に応じた番組、星空解説、リラクゼーション向けの投影など、多彩な内容を楽しめます。
また、夏休み期間中は、自由研究に役立つイベントも充実。
科学実験や工作が体験できる教室、市内の児童による優秀な自由研究の展示、鉄道模型ジオラマでの旧車運転体験など、毎年さまざまな企画が用意されています。
自由研究のネタ探しにもぴったりのスポットなので、親子で訪れて学びのきっかけを広げてみてはいかがでしょうか。
2025年のイベント詳細は、公式ホームページをご確認ください。
施設名
川口市立科学館
住所
埼玉県川口市上青木3-12-18
アクセス
川口市立高校バス停より徒歩約5分
営業時間
9:30~17:00
定休日
月曜日、ほか不定休
入場料
高校生以上:210円
小中学生:100円
未就学児:無料
駐車場
あり
電話番号
048-262-8431
公式HP
川口市立科学館
(3)東京都水の科学館
水の循環や浄化システムを実験で理解
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東京都江東区有明にある「東京都水の科学館」は、東京都水道局が運営する無料の体験型ミュージアムです。
子どもたちが普段何気なく使っている水が、どこから来てどうやって届けられているのかを学べる仕掛けが満載です。
特に人気なのは、自分が水つぶになったような感覚で水の旅を体感できるアクア・トリップ水のたびシアターや、森と水の大切さについてクイズ形式で学べるアクア・フォレスト。
子どもたちは見て触れて楽しむうちに、水の循環やろ過のしくみを自然と理解できるようになります。
夏休みの自由研究で水に関するテーマを探している親子は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
施設名
東京都水の科学館
住所
東京都江東区有明3‐1‐8
アクセス
【電車】
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」より徒歩8分
新交通ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」より徒歩8分
営業時間
9:30~17:00
定休日
月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
03‐3528‐2366
公式HP
東京都水の科学館
(4)筑波実験植物園
多様な植物を実際に目でみて学べる
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筑波実験植物園は、茨城県つくば市にある国立科学博物館の附属施設で、研究と教育を兼ね備えた実験植物園です。
およそ14haの広大な敷地には、日本を代表する野生植物から熱帯雨林やサバンナの珍しい植物まで、約3千種もの多様な植物が展示されています。
屋外エリアでは筑波山の植物を身近に観察でき、温室エリアでは普段見ることのできない巨大サボテンやコウモリラン、バナナ、バニラなど世界の植物が間近に触れられるため、お子さまの知的好奇心を刺激してくれるはずです。
さらに注目したいのが、来園者向けに配布されている「見ごろシート」や「学習支援シート」。
植物の特徴や観察のポイントが丁寧にまとめられており、自由研究のテーマ探しにもぴったりです。
また、土・日・祝日にはボランティアによるガイドツアーも実施されているので、専門の方と一緒にフィールドを巡れば、植物の生態や観察方法を効率的に学べるでしょう。
施設名
筑波実験植物園
住所
茨城県つくば市天久保4-1-1
アクセス
【電車】
つくばエクスプレス線「つくば駅」よりバスで約5分
【車】
圏央道「つくば中央」ICより約7km
営業時間
9:00~16:30(入園は16:00まで)
定休日
毎週月曜日(祝日・休日の場合は開園)
祝日・休日の翌日(土曜・日曜日の場合は開園)
年末年始(12月28日~1月4日)
入場料
大人(大学生以上):320円
高校生以下:無料
駐車場
あり(無料)
電話番号
029-851-5159(代表)
公式HP
筑波実験植物園
(5)日本科学未来館
最先端技術とロボットで未来の科学を体感
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東京都・お台場にある日本科学未来館は、未来を形作る最先端の科学と出会える国立科学館です。
館内の常設展示は地球とつながる、未来をつくる、世界をさぐるの3つのテーマに沿って構成されており、地球環境や宇宙、ロボット、情報社会など、幅広い内容について学べます。
なかでも人気なのが、直径6mの巨大地球ディスプレイ、ジオ・コスモス。
宇宙から見た地球の姿をリアルタイムで映し出しており、地球規模の環境変化や自然現象を直感的に学べる貴重な体験です。
さらに、8月には小学生を対象とした無料イベント「ハットニャール博士の研究所2025」も開催予定。
無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)について、自分で問いを立てて深掘りしていく探究型の内容で、自由研究のテーマ探しにも役立つでしょう。
この夏は、日本科学未来館でお子さまの好奇心に火をつけてみてはいかがでしょうか。
施設名
日本科学未来館
住所
東京都江東区青梅2丁目3番6号
アクセス
【電車】
新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」より徒歩約5分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩約15分
【車】
首都高速湾岸線臨海副都心出口より約4分
首都高速11号台場線台場出口より約5分
営業時間
10:00~17:00
定休日
火曜日、12月28日~1月1日
入場料
【常設展】
大人:630円
小学生~18歳以下:210円(毎週土曜日は18歳以下無料)
未就学児:無料
【常設展+ドームシアター】
大人:940円
小学生~18歳以下:310円(毎週土曜日は18歳以下100円)
未就学児:100円
駐車場
あり
電話番号
03‐3570‐9151
公式HP
日本科学未来館
3.関西エリアで理科の自由研究を充実させよう!おすすめの体験施設5選
関西エリアにも、理科の自由研究にぴったりな体験型の施設が数多くあります。
楽しみながら学べる仕掛けがたくさんあるため、「自由研究がまだ終わっていない」という時にも強い味方になってくれるでしょう。
ここでは、小学生が学びながら好奇心を育める、関西エリアのおすすめ施設をご紹介します。
(1)兵庫県立人と自然の博物館
昆虫・動物・植物の生態が分かる
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兵庫県立人と自然の博物館(通称「ひとはく」)は、自然と人間の共生をテーマとした、関西屈指の自然史系博物館です。
丹波で発掘された恐竜化石をはじめ、ボルネオの熱帯雨林標本、大阪湾で捕獲されたクジラの骨格標本など、国内外の貴重な資料が9つの常設テーマに基づいて展示されています。
館内にはひとはく恐竜ラボやコレクショナリウムと呼ばれる新収蔵庫棟があり、化石のクリーニング作業を間近で見学できるほか、研究員による標本制作の様子も見られます。
さらに、夏休みシーズンは小学生向けの観察会やワークショップが多数開催されており、化石発掘や泥だんごづくりなど、子どもの好奇心をくすぐる内容が満載。
お子さまの自由研究のテーマ探しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
施設名
兵庫県立人と自然の博物館
住所
兵庫県三田市弥生が丘6丁目
アクセス
【電車】
神戸電鉄公園都市線「フラワータウン駅」より徒歩5分
【車】
中国自動車道「神戸三田」ICより約10分
営業時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)
年末年始(2025年12月28日~2026年1月4日)
冬期メンテナンス(2026年1月14日~2月10日)
※8月12日は開館
入場料
【観覧料】
大人:200円
高校生以下:無料
駐車場
なし
電話番号
079-559-2001
公式HP
兵庫県立人と自然の博物館
(2)滋賀県立琵琶湖博物館
水の循環や湖の環境を学べる施設
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滋賀県立琵琶湖博物館は、「湖と人間」をテーマに、琵琶湖の生い立ちや人間との関わりを多角的に学べる体験型施設です。
琵琶湖の自然、生きもの、歴史、文化を体感できる展示が充実しており、2020年の大規模リニューアルを経て、体験型・五感型の学び空間がさらに進化しました。
日本最大級の淡水生物展示では、ビワコオオナマズやバイカルアザラシなど、他ではなかなか見られない生き物にも出会えることから、特に子どもたちに人気です。
また、屋外には自然豊かなビワ博の森や樹冠トレイルも整備され、全天候型展示とフィールド観察が組み合わせられる点も魅力のひとつ。
親子で琵琶湖の自然や生き物を間近で見て、標本づくりや観察記録を通して自由研究のテーマを深掘りできるため、ぜひ足を運んでみてください。
施設名
滋賀県立琵琶湖博物館
住所
滋賀県草津市下物町1091
アクセス
【電車・バス】
JR東海道本線(琵琶湖線)「草津駅」よりバスで琵琶湖博物館バス停下車徒歩すぐ
【電車・タクシー】
JR東海道本線(琵琶湖線)「草津駅」よりタクシーで約20分
JR湖西線「堅田駅」よりタクシーで約20分
【車】
名神高速道路栗東I.Cより約30分
名神高速道路瀬田西I.Cより約35分
営業時間
9:30~17:00
定休日
月曜日、ほか不定休
入場料
【常設展示】
一般:840円
大学生:470円
高校生以下:無料
65歳以上:840円(※滋賀県居住者は無料)
【企画展示】
一般:300円
大学生:240円
高校生:240円
小中学生:150円
※未就学児および65歳以上は無料
駐車場
あり
電話番号
077‐568‐4811
公式HP
滋賀県立琵琶湖博物館
(3)神戸市立青少年科学館
天体観測とプラネタリウムで星座を学ぶ
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神戸市中央区にある「神戸市立青少年科学館(愛称:バンドー神戸青少年科学館)」は、科学の不思議を体験しながら学べる人気のスポットです。
展示は物理・科学、情報の科学、宇宙と地球、神戸の科学と技術、生命の科学など多岐にわたり、子どもたちの好奇心を刺激する工夫が盛りだくさん。
身近な科学から宇宙のふしぎまで、子どもの「なぜ?」を育てる展示がいっぱいです。
最新の体験型コーナーや夏限定の特別展もあり、自由研究のヒントがきっと見つかります。
さらに、8月には学生スタッフによる自由研究の相談会も開催。
調べ方やまとめ方のアドバイスを受けながら、研究を深めることができます。
「どんな研究をすればいいの?」と迷ったら、まずはここでひらめきを探してみてはいかがでしょうか?
施設名
神戸市立青少年科学館
住所
兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目7-6
アクセス
【電車】
神戸新交通ポートアイランド線「南公園駅」より徒歩3分
営業時間
月〜木:9:30~16:30
金・土・日祝:9:30~19:00
春・夏休み:9:30~19:00
定休日
水曜日(水曜日が祝日の場合は開館し、翌木曜日に休館)、館内整理日、年末年始
入場料
【展示室】
大人 (18歳以上):600円
高校生以下:300円
【ドームシアター】
大人 (18歳以上):400円
高校生以下:200円
駐車場
なし
電話番号
078-302-5177
公式HP
神戸市立青少年科学館
(4)京都市青少年科学センター
生物観察と環境実験で自然科学を探究
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京都市青少年科学センターは京都市伏見区に位置する、子どもから大人まで楽しめる体験型科学施設です。
館内では、恐竜の実物大骨格や動くティラノサウルス、竜巻発生装置、ドローンラボ、みらい地球儀、チョウの家など、100点以上の展示を使った触れる科学体験が充実しています。
思わず「これどうなってるの?」と手を伸ばしたくなる仕掛けがいっぱいです。
2020年に最新設備にリニューアルされたプラネタリウムでは、子ども向けのちびっこプラネタリウム番組もあり、宇宙や星座の世界を楽しく学べます。
さらに、土日祝にはドライアイスやペットボトルロケットなどの実験ができるサイエンスライブや実験教室も開催。
屋外の自然観察スポットもあり、1日かけて自由研究の素材をたっぷり集められます。
施設名
京都市青少年科学センター
住所
京都市伏見区深草池ノ内町13番地
アクセス
【電車】
京阪本線「藤森駅」より約400m
【車】
名神高速道路「京都南」ICより約26分
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
木曜日(木曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
※春・夏・冬休みの木曜日は開館
入場料
一般:520円
中高生:200円
小学生以下:100円
駐車場
あり
電話番号
075-642-1601
公式HP
京都市青少年科学センター
(5)大阪市立科学館
電気と磁気の実験で物理現象を体験学習
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大阪市立科学館は、大阪・中之島にある「宇宙とエネルギー」をテーマにした体験型科学ミュージアムです。
巨大な26.5mドームのプラネタリウムは、最新の全天周映像システムを備え、ライブ解説つきで本物の星空のように美しい映像が楽しめます。
展示フロアには、物理・化学・生命・地球環境・エネルギーなど幅広いジャンルの体験装置が並び、自分の手で触れて試して、「なぜ?」を実感しながら理科の理解を深められるのがポイントです。
さらに、日替わりのサイエンスショーでは、迫力ある実験の数々に大人も子どもも夢中に。
夏休み期間中は自由研究向けイベントも充実しており、7月23日には学芸員の方がアドバイスする「自由研究相談会」、8月21・22日には「ミニ気象台」で気象や地震の実験体験ができます。
親子で科学の世界に飛び込んで、自由研究をもっと楽しくしてみませんか。
施設名
大阪市立科学館
住所
大阪市北区中之島4-2-1
アクセス
ー
営業時間
9:30~17:00
※プラネタリウム最終投影は16時から、展示場入場・再入場は16:30まで
※土・日・祝日等は、17:00から「学芸員スペシャル」の投影を開催(展示場は17時閉場、17:00からのプラネタリウム終了次第閉館)
定休日
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始、設備点検日等
入場料
【プラネタリウム】
大人:600円
高校・大学生:450円(学生証の提示が必要)
3歳以上・中学生以下:300円
【展示場】
大人:400円
高校・大学生:300円(学生証の提示が必要)
3歳以上・中学生以下:無料(チケットカウンターで無料券を取る)
駐車場
あり(8:30~19:00 15分 200円
19:00~8:30 60分 1,000円
(昼間)2時間最大 500円)
電話番号
06-6444-5656
公式HP
大阪市立科学館
まとめ
本記事では、小学生の理科の自由研究に役立つアイデアと、関東・関西エリアのおすすめ体験施設を紹介しました。
身近な材料でできる実験から、実際に足を運んで学べる施設まで、理科の世界には好奇心を刺激するテーマがたくさんあります。
テーマ選びに迷っている方は、まずはお子さまと一緒に気になること、やってみたいことを話し合うことから始めてみましょう。
実際に見て、試して、考える過程そのものが、自由研究の一番の成果になるはずです。
この夏、親子で理科の不思議にふれながら、学びと発見のある自由研究に取り組んでみてはいかがでしょうか。
