関東・関西で森林浴の効果を感じられるスポット15選!週末は心と体をリセットしに行こう
※公開日時点の情報です。
「仕事の疲れがなかなか抜けず、週末は森林浴で心身をリセットしたい」
「最近、自然に触れてのんびり過ごす時間を持てていない」
働き盛りの世代であれば、ふとした瞬間にこのような疲れを感じることも多いはず。
パソコンの画面やスマートフォンに囲まれる毎日は、知らず知らずのうちに心身を緊張させてしまいます。
たまには背負っている荷物を一度おろして、木々の香りに包まれる休息を選んでみてはいかがでしょうか。
都会から少し足を延ばすだけで、驚くほど静かで穏やかな世界が広がっています。
木漏れ日を浴びながら歩けば、硬くなった体が少しずつ解きほぐされていくのを実感できるでしょう。
本記事では、森林浴がなぜ体に良いのかという理由から、週末にふらりと立ち寄れる関東・関西の森林浴スポット15選まで詳しくまとめました。
特別な準備がなくても始められる、新しい休息の形を見つけていきましょう。
1.森林浴に行くとリラックスやストレスが期待できる

森を歩いているときに感じる、あの清々しい空気の正体をご存知でしょうか。
その秘密の一つが、樹木から放たれる「フィトンチッド」という成分です。
これは、木々が外敵から身を守るために生み出している物質で、私たち人間の自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる働きがあるといわれています。
実際に、森林浴によってストレスホルモンの減少や免疫細胞の活性化がさまざまな研究で明らかになってきました。
「しっかり登山をしないと意味がないのでは」と思うかもしれませんが、そんな心配はいりません。
森の中で腰を下ろして景色を眺めたり、木漏れ日の下をゆっくり歩いたりするだけでも、心と体はしっかりとリフレッシュできます。
また、血圧の低下や睡眠の質の向上など、体へのプラスな変化が期待できるのも嬉しいポイントです。
忙しい日々の中で、自分の心と対話する時間はなかなか作れないもの。
だからこそ、週に一度、あるいは月に一度でもいいので、森の恵みを全身で感じる時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。
2.関東のお出かけスポットで森林浴の効果をたっぷり感じよう

日々の忙しさに追われていると、遠くの山々まで足を運ぶのは少しハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、関東近郊には電車や車で気軽に行ける、自然豊かな癒しの場所が意外なほどたくさんあります。
川のせせらぎに癒されたり、美しい庭園で季節の花々を眺めたりと、楽しみ方もさまざま。
どのスポットも、日常の景色とは一線を画す静寂が保たれており、訪れるだけで呼吸が深まっていくのを実感できるでしょう。
ここでは、清々しい空気の中で心身を整えられる、関東でおすすめ森林浴スポットを8カ所ご紹介します。
週末に片道1〜2時間ほど足を伸ばすだけで心身のコンディションは見違えるほど整うので、まずは無理のない距離から、自然の恵みを受け取りに出かけてみてはいかがでしょうか。
(1)メッツァビレッジ
湖畔の森を散策しながら北欧のような雰囲気で森林浴を楽しめる
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埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジは、北欧のライフスタイルを体験できる入場無料の複合施設。
美しい宮沢湖を囲む豊かな自然の中で、本格的な森林浴を楽しみながら、北欧流の心豊かな暮らしに触れられます。
メッツァビレッジを訪れたなら、まずは湖のほとりで、あえて贅沢に何もしない時間を楽しんでみてください。
園内には湖に面した芝生広場やウッドデッキ、誰でも自由に利用できる椅子やソファ、ハンモックなどがたくさん用意されています。
北欧の人々が大切にする、心地よい時間や空間を意味する「ヒュッゲ」という言葉がありますが、ここはまさにその精神を肌で感じられる場所。
湖を渡る風を感じながら読書をしたり、ただぼーっと雲の動きを眺めたりする時間は、都会の騒がしさを忘れさせてくれる最高のリフレッシュになるでしょう。
もう少しアクティブに自然を感じたいなら、レンタルカヌーで湖の上へ漕ぎ出すのもおすすめです。
陸の上から眺めるのとはまた違う、360度を深い森に囲まれた世界は、驚くほど心を穏やかに整えてくれます。
初心者の方でも扱いやすいボートなので、水面を滑るように進む感覚を楽しみながら、大自然との一体感を満喫してみてくださいね。
エリア内は極端な高低差が少なく休憩場所も豊富なので、体力に自信がない方でも自分のペースで休み休み散策を楽しめますよ。
自然の音に耳を傾け、上質な北欧の文化に触れるという、心豊かな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(2)御岳山ロックガーデン
清流と苔むした岩場が続く沢沿いコースでマイナスイオンを全身で浴びられる
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東京都青梅市にある御岳山ロックガーデン(岩石園)は、苔むした巨大な岩の間を清流が流れる、幻想的で美しい渓流沿いの散策路です。
昭和10年に整備された歴史あるコースで、東京の奥入瀬と例えられることもあるほど、都内とは思えない豊かな自然が楽しめます。
ここを訪れたら、ぜひ沢のせせらぎをBGMに、五感をゆっくり解放しながら歩いてみてください。
約1.5km続く遊歩道には、頭上を覆う背の高い木々と、地面や岩をびっしり覆う青々とした苔が広がり、天然のグリーンドームの中にいるような感覚に包まれます。
沢沿いを歩くためマイナスイオンもたっぷりで、夏でもひんやりと涼しく、清流の音や鳥のさえずりを聴いているだけで、日頃のストレスがすーっと溶けていくのを感じられるでしょう。
コースの途中には鎖を伝って登れる迫力満点の「天狗岩」や、パワースポットになっている「綾広の滝」など、見どころも満載。
沢には飛び石が置かれている場所もあり、童心に帰ってひょいひょいと岩を渡るのも楽しい体験になりますよ。
ちなみに山頂駅まではケーブルカーで一気に登れるため、体力に自信がない人でも挑戦しやすいのも嬉しいポイントです。
ぜひ四季折々で表情を変える森の息吹を感じながら、心と体をやさしく整える休日を過ごしてみてください。
施設名
御岳山ロックガーデン
住所
東京都青梅市御岳山
アクセス
【電車】
JR青梅線「御嶽駅」下車~西東京バスケーブル下行終点下車~御岳登山鉄道御岳山駅下車~往復徒歩約3時間
【車】
圏央道「青梅」ICより40分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
0428-78-9363 (御岳ビジターセンター)
公式HP
御岳山ロックガーデン
子どもと一緒に自然に触れられる体験スポットを探している方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
(3)高尾山薬王院
参道の杉並木と山寺の静けさの中で心静かに森林浴ができる
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東京・八王子市にある高尾山の中腹に位置する高尾山薬王院は、約1,200年以上の歴史を誇る由緒あるお寺で、関東三大本山の一つに数えられています。
境内には天狗が祀られており、大きな鼻の天狗やカラス天狗の像が至るところで出迎えてくれる、とてもパワフルで不思議な空気感に満ちています。
そんな薬王院へと続く参道に広がる杉並木は、まさに森林浴の絶好ポイント。
樹齢数百年を超える立派な杉が立ち並び、特に「たこ杉」と呼ばれる根が曲がりくねった巨木などは、その生命力に圧倒されます。
深い緑に包まれた参道を歩き、朱塗りの美しい社殿が視界に入ってくる頃には、木の香りと山全体のエネルギーがじんわりと体に染み渡り、心が整っていくのを感じられるでしょう。
また境内には、石の輪をくぐって願いを込める「願叶輪潜」や、五感と心を清める「六根清浄石車」など、楽しく体験しながらお参りできるスポットも充実しているので、初めての方でも親しみやすいですよ。
なお、薬王院の周辺にはいくつもの散策コースがあり、それぞれ違った表情の森を感じられるので、行く時々の体調に合わせてチョイスしてみてください。
施設名
高尾山薬王院
住所
東京都八王子市高尾町2177
アクセス
【電車】
京王線「高尾山口駅」より徒歩3分、清滝駅で高尾登山電鉄ケーブルカーまたはエコーリフトに乗車(エコーリフトは山麓駅)
【車】
中央高速・圏央道「高尾山」ICより20号経由で約3分(1Km)
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
042-661-1115
公式HP
高尾山薬王院
(4)碓氷峠(めがね橋)
レンガ造りの橋と深い森のコントラストが美しい散策スポット
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群馬県安中市にある碓氷峠のめがね橋(正式名称:碓氷第三橋梁)は、明治時代に造られたレンガ造りのアーチ橋です。
約200万個ものレンガを使って築かれたその姿は、周囲の深い緑の中に突如として現れる巨大な遺跡のようで、初めて目にしたときはその迫力と美しさに思わず息をのんでしまうほど。
かつてはアプト式という特殊な鉄道がここを走っていましたが、今は「アプトの道」という遊歩道として整備されているので、誰でも橋の上を実際に歩けます。
橋の上からは、碓氷峠の深い谷を見渡せ、春の新緑から秋の燃えるような紅葉まで、どの季節に訪れてもダイナミックな森林浴を楽しめるのが大きな魅力。
赤茶色のレンガと周囲の木々のコントラストが抜群なので、どの角度から撮っても最高にフォトジェニックな写真を量産できますよ。
さらに面白いのが、この遊歩道には当時のトンネルがそのまま残っていること。
ひんやりとしたトンネルを抜けるたびに景色がパッと切り替わり、また新しい森の景色が飛び込んでくるので、散策していても飽きることがありません。
トンネルの中を吹き抜ける涼しい風や、鳥のさえずり、川のせせらぎに包まれていると、日常を忘れて心からリフレッシュできるはずです。
秋の紅葉シーズンは特に絶景ですが、新緑の季節の瑞々しい空気も格別ですので、ぜひ自分のペースでゆっくりとその開放感を味わってみてくださいね。
施設名
碓氷峠(めがね橋)
住所
群馬県安中市松井田町坂本
アクセス
【電車】
JR信越本線横川駅よりバスで15分
【車】
上信越自動車道 松井田妙義ICより約15分
営業時間
めがね橋やアプトの道は終日開放
※アプトの道トンネル内照明点灯時間は7:00~18:00
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
027-382-1111
公式HP
碓氷峠(めがね橋)
(5)横浜イングリッシュガーデン
四季の花と緑に囲まれた庭園で気軽に森林浴気分を味わえる
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横浜イングリッシュガーデンは、横浜市の花であるバラを中心に、この土地の気候風土に合わせた多様な草花や樹木が息づく本格的な英国式庭園です。
広大な敷地には、約2,200品種、2,800株以上という圧倒的な数のバラが植えられており、その質の高さから2018年には世界バラ会議で「優秀庭園賞」を受賞するなど、世界からも認められた名園として知られています。
園内に入ってまず目を奪われるのが、全長約50mに及ぶ「ローズトンネル」。
見頃となる5月には、頭上を埋め尽くすほどのつるバラが咲き誇り、甘い香りに包まれながら花のアーチをくぐり抜ける贅沢な体験ができます。
また、この庭園はバラの色や香りをテーマに、6つのコンセプトエリアに分かれているのも見どころの一つ。
たとえば、赤や紫のバラと宿根草を組み合わせたシックなエリア、白バラを中心に清楚にまとめられたエリアなど、歩を進めるごとに異なる表情が楽しめます。
香りも、甘く濃厚なダマスク系の香りや、どこか紅茶を思わせるティー系の香りなど、さまざまな天然のアロマが漂っているので、のんびり各エリアを巡ることで、視覚と嗅覚が刺激され、五感を通じた深いリラックス効果を得られるでしょう。
忙しさが続く毎日の中で、感覚をゆっくりと取り戻したいときには、ぜひ足を運んでみてください。
施設名
横浜イングリッシュガーデン
住所
神奈川県横浜市西区西平沼町6‐1 tvk ecom park
アクセス
【電車】
相模鉄道相鉄本線「平沼橋駅」より徒歩10分
営業時間
【3月~11月】
10:00~18:00
【12月~2月】
10:00~17:00
定休日
年末年始、ほか不定休
入場料
季節によって変動します(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
045‐326‐3670
公式HP
横浜イングリッシュガーデン
(6)浅間大滝
森に囲まれた滝つぼ周辺で水音と緑に癒される森林浴スポット
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群馬県長野原町・北軽井沢エリアにある浅間大滝は、北軽井沢周辺で最大級の規模を誇る名瀑です。
駐車場から歩いて10分ほどというアクセスの良さもあり、誰でも気軽に大自然のエネルギーを感じられる場所として親しまれています。
ここは滝つぼのすぐ間近まで近づけるのが魅力で、舞い上がるしぶきやマイナスイオンを全身に浴びられます。
水が岩にぶつかる轟音を聴きながら、冷んやりとした風を感じていると、頭の中のモヤモヤが音と一緒に洗い流されるような感覚に包まれるでしょう。
また、浅間大滝から歩いてすぐ下流には「魚止めの滝」という、魚が登れないほど激しいと言われる別の滝もあり、セットで巡るのが定番のコース。
春の新緑、夏の涼、秋の紅葉と、季節ごとにドラマチックに表情を変えるので、カメラを片手に自分だけのお気に入りのアングルを探して散策するのも楽しいですよ。
今度の週末は、ぜひマイナスイオンを浴びにちょっとしたドライブがてら出かけてみてはいかがでしょうか。
施設名
浅間大滝
住所
群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢
アクセス
【電車】
JR「軽井沢駅」よりバスで約40分、バス停北軽井沢下車、徒歩30分
【車】
上信越自動車道「碓氷軽井沢」ICより約50分
営業時間
ー
定休日
ー
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
0279-82-2047(北軽井沢観光協会)
公式HP
浅間大滝
(7)千葉県立中央博物館生態園
自然そのままの雑木林や湿地を歩きながらじっくり森林浴を楽しめる
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千葉市中央区にある千葉県立中央博物館生態園は、房総半島の豊かな自然をぎゅっと凝縮して再現した、日本初のエコロジー・パークです。
もともとは家畜の試験場だった場所に、35年以上の歳月をかけて森林や草地、湿原をゼロから育て上げたというユニークな施設で、現在はタヌキやイタチ、多くの野鳥が暮らす本物の生態系を間近に観察できます。
一番の見どころは、園内をぐるりと一周しながら千葉県各地の自然を旅できる「植物群落園」。
入口の海岸風景から始まり、うっそうとした照葉樹林(スダジイやカシの林)、さらには山地のようなモミ・ツガ林へと景色が次々に移り変わり、あたかも房総の深い山奥にいるかのような感覚で散策を楽しめます。
運が良ければ、園内で暮らすタヌキやイタチがひょっこり姿を見せてくれることもあるそうで、そんな偶然の出会いも疲れた心に小さな元気をくれますよ。
さらに歩みを進めると、水鳥たちの楽園である広大な「舟田池」が視界に広がります。
池のほとりには野鳥観察舎が併設されており、備え付けの望遠鏡を通して池に集うカモやカワセミの愛らしい姿を心ゆくまで眺められます。
ただ静かに揺れる水面を見つめたり、鳥たちの羽ばたきを追いかけたりする時間は、脳を休めるのにぴったり。
生きものたちの生命力に触れることで、心の中に穏やかなエネルギーが満ちていくのを感じられるでしょう。
これほど充実した環境でありながら、生態園への入園は無料なので、ぜひ気軽に訪れてみてください。
施設名
千葉県立中央博物館 生態園
住所
千葉県千葉市中央区青葉町955-2
アクセス
【電車・バス】
JR「千葉駅」よりバスで約15分
JR「蘇我駅」よりバスで約15分
【車】
京葉道路「松ヶ丘」ICより5分
営業時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日~1月5日)、臨時休館(9月30日~10月5日)
※8月12日は、臨時開館(本館のみ開館、生態園は休園)
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
043-265-3111
公式HP
千葉県立中央博物館生態園
(8)那須 無垢の音 水庭
建築家が作った森と水に囲まれる庭
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那須 無垢の音の敷地内に広がる「水庭」は、建築家・石上純也氏が手がけた、世界的にも高い評価を受けるアート作品です。
一見すると、自然のままの森のように見えるこの空間ですが、実は318本もの樹木を緻密な計算と繊細な感性によって配置し、創り上げられた壮大な庭園です。
池の水面、陸の草花、光と影が絶妙に交わり合う景色は、まるで1枚の大きな絵画を眺めているかのような美しさです。
この水庭の最大の魅力は、四季折々に表情を変えるその景観にあります。
夏には、池の水や草と光と影が織りなす涼やかで生命力あふれる環境が広がり、秋には色づいた葉が池の中にたまり、水面を鮮やかに染め上げる風景が楽しめるのが魅力です。
そして冬には、雪の白と影の黒が織りなすモノトーンの世界へと変化し、静謐な和の美が際立ちます。
歩を進めるごとに視界に飛び込んでくる樹木の配置、水面に映り込む木々のシルエット、足元から聞こえる水のせせらぎ。
計算し尽くされた空間でありながらも、どこか自然の中に身を委ねたような心地よさがあり、目を閉じてゆっくりと深呼吸すれば、時の経過を忘れ、心が深く和む感覚に包まれるでしょう。
森林浴の効果を最大限に引き出すこの水庭は、視覚と聴覚、そして肌で感じる空気の心地よさを通じて、五感すべてが研ぎ澄まされていく特別な体験を提供してくれます。
自然のリズムに身を委ねたいときには、那須 無垢の音 水庭で景色を眺めながら、心身ともに深いリラックス効果を得てみてはいかがでしょうか。
施設名
那須 無垢の音 水庭
住所
栃木県那須郡那須町高久乙 2294-3
アクセス
【電車・送迎】
JR東北新幹線/JR東北本線「那須塩原駅」西口より送迎バスで30分
※前日19:00までの予約制(定員8名・先着順)
【車】
那須塩原駅より30分
営業時間
―
定休日
なし
入場料
大人:2,750円
子ども(13歳~18歳):1,650円
子ども(6歳~12歳):1,100円
駐車場
あり(宿泊者無料)
電話番号
0287-73-8122
公式HP
那須 無垢の音 水庭
3.関西の森林浴スポットで大地の恵みをじっくり味わおう

歴史ある寺社仏閣や活気あふれる街並みが魅力の関西エリアですが、実は豊かな緑に恵まれたヒーリングスポットの宝庫でもあります。
京都の洗練された庭園から、滋賀の広大な高原、さらには兵庫の自然美あふれる温室まで、心身を解きほぐしてくれる場所が目白押し。
「最近、ゆっくり深呼吸できていないな」と感じたら、大地のエネルギーをチャージしに出かけてみましょう。
ここからは、週末の気分転換にぴったりな関西のおすすめ森林浴スポットを7カ所ご紹介します。
ぜひ気になる場所を見つけて、大自然の懐に抱かれる心地よさを体感してみてください。
(1)京都府立植物園
大木が並ぶ並木道や森エリアで四季の緑に包まれて森林浴を楽しめる
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京都市左京区に位置する京都府立植物園は、100年以上の歴史を刻んできた日本最古の公立総合植物園です。
広大な敷地内には約12,000種類もの植物が息づいており、川端康成の小説「古都」にも登場するほど、情緒豊かな風景が広がっています。
森林浴を楽しみたいなら、園の北側に広がる「なからぎの森」が特におすすめです。
ここは山城盆地の原生林の面影を今に伝える貴重な森で、樹齢を重ねたエノキやムクノキがどっしりとそびえ立っています。
木々が幾重にも重なり合い、優しい木漏れ日が地面を照らす光景を眺めながら歩けば、呼吸が自然と深くなり、心の中に溜まっていた疲れがすーっと抜けていくのを感じられるでしょう。
もう一つ見逃せないのが、金閣寺をイメージして造られたという優美な外観の「観覧温室」。
扉をくぐると、そこにはジャングルや砂漠、高山地帯など、世界中の植物が織りなす異世界の森が広がります。
色鮮やかな熱帯の花々や、見たこともない奇妙な形のサボテン、さらには夜にしか咲かない花を昼間に見られる「昼夜逆転室(冬季は休止)」など、見どころも豊富で、歩いているだけでワクワクが止まりません。
雨の日でも、ここならゆったりと植物の生命力を感じてリフレッシュできますよ。
ぜひこの歴史ある森で心ゆくまで深呼吸をして、明日への活力をチャージしてみてはいかがでしょうか。
施設名
京都府立植物園
住所
京都府京都市左京区下鴨半木町
アクセス
【電車】
京都市営地下鉄「北山駅」よりすぐ
【車】
名神高速道路「京都南」ICまたは「京都東」ICより京都市内北山方面へ約30分
営業時間
9:00~17:00(入園は16:00まで)
※観覧温室開室は10:00~16:00(入室は15:30まで)
定休日
ー
入場料
【入園料】
一般:500円
65歳以上、高校生:250円
中学生以下:無料
駐車場
あり
電話番号
075-701-0141
公式HP
京都府立植物園
(2)万博記念公園
広大な森と季節の花が広がる園内を歩きながら気軽に森林浴ができる
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大阪府吹田市にある万博記念公園は、1970年の日本万国博覧会跡地に造られた広大な公園です。
太陽の塔のイメージが強いかもしれませんが、実は「自然文化園」を中心に、驚くほど豊かな森が広がっています。
かつてのパビリオン跡地に木々を植え、半世紀以上の歳月をかけて育てられた「再生の森」は、今では多くの野鳥や生き物が息づく本格的な森林浴スポットへと成長しました。
特に必見なのが、森を空中から眺められる「ソラード(森の空中観察路)」です。
地上3〜10mほどの高さに設置された木道を進むと、普段は見上げることしかできない木々の梢を間近に感じられます。
葉と葉が触れ合う音や、樹冠から差し込む光を全身に浴びて歩けば、空を散歩しているような開放感に包まれるでしょう。
森の足元には小川が流れ、季節ごとに可憐な野草が姿を見せてくれるのも魅力の一つ。
遊歩道は丁寧に整備されており、スニーカーで無理なく歩ける点も安心です。
また、広い園内にはベンチも豊富にあるため、お気に入りの場所を見つけて読書をしたり、ただぼーっと木々を眺めたりと、思い思いの過ごし方で心身を整えられますよ。
週末にふらりと訪れて、力強く成長した木々の生命力に触れながら、自分を慈しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
万博記念公園
住所
大阪府吹田市千里万博公園
アクセス
公園東口駅から徒歩約5分
営業時間
9:30~17:00
定休日
水曜日
入場料
大人:260円
小中学生:80円
駐車場
あり
電話番号
0120-1970-89
公式HP
万博記念公園
(3)びわ湖バレイ/びわ湖テラス
山頂のテラスからの絶景でリフレッシュ
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びわ湖バレイは、滋賀県大津市の比良山系にある標高約1,100mの山岳リゾートです。
琵琶湖を一望できる圧倒的なパノラマビューが最大の特徴で、冬はスキー場、それ以外の季節は絶景やアクティビティを楽しめる観光名所として一年中にぎわっています。
そんなびわ湖バレイの代名詞ともいえるのが、標高1,100mの山頂にある「びわ湖テラス」です。
ウッドデッキの先には、空の色を映し出す水盤が広がっており、その向こう側に琵琶湖がどこまでも続いています。
青い海と空が溶け合う境目に立っているような、不思議な浮遊感を味わえるのが魅力で、テラスにある「The Main」のソファ席でこだわりのコーヒーやジェラートを楽しみながら、刻一刻と表情を変える湖面を眺める時間は、究極の癒やしになること間違いなし。
さらにリフトで移動した先にある、もう一つのテラス「Cafe 360」からは、360度遮るもののない大パノラマを楽しめます。
景色をゆったり眺めるだけでなく、体を動かしてリフレッシュしたいなら、山頂ならではのアクティビティに挑戦してみてください。
特に、森の中に張り巡らされたワイヤーを滑走する「ジップラインアドベンチャー」は、自分が鳥になって琵琶湖に向かって飛んでいくような爽快感がたまりません。
2人並んで飛べるラインもあるので、友人やパートナーと一緒に滑れば、大盛り上がりできるでしょう。
思い切り体を動かして笑うことで、心の中に溜まったストレスも一気に吹き飛んでしまいますよ。
施設名
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
住所
滋賀県大津市木戸1547-1
アクセス
【電車】
JR「志賀駅」よりびわ湖バレイ行きの路線バスで約10分
【車】
京都東ICから車で約30km(40分)
営業時間
通常:9:30~16:30
スキー営業開始後:8:30~17:00
ロープウェイ:9:00~17:00
定休日
3月下旬~4月初旬、6月下旬、9月初旬、11月下旬~12月中旬
入場料
グリーンシーズン:ロープウェイ往復+リフト+テラス利用約4,000円(大人)
冬シーズン:約5,000円(大人)(特定日5,500円)
※詳細はこちらからご確認ください
駐車場
あり
電話番号
077-592-1155
公式HP
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
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(4)ブルーメの丘
緑豊かな丘や木立の小径でのんびり散策
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滋賀県日野町にあるブルーメの丘(滋賀農業公園ブルーメの丘)は、中世ドイツの農村をイメージした体験型農業公園です。
鈴鹿山脈の麓に広がる広大な敷地を持ち、花・動物・体験をテーマに子供から大人まで一日中楽しめるリゾート施設として親しまれています。
まず目を引くのは、四季折々の花々が咲き誇る広大なエリアでしょう。
春には約10万本のチューリップが園内をカラフルに染め上げ、夏には元気いっぱいのひまわり、秋には約100万本ものコスモスが風に揺れる景色を楽しめます。
花々の甘い香りに包まれながら、周囲を囲む木々から届く清々しい風を感じる時間は、まさに至福のひととき。
花畑の周りを走る「ファームトレイン ブロッサム号」に乗って、のんびりと車窓から花々を眺めれば、最高に贅沢な気分転換になります。
また、動物たちと近距離でふれあえるのもブルーメの丘のすごいところ。
ここにはカンガルー、羊、馬など、たくさんの動物たちが暮らしており、エサやり体験やふれあいを通じてそのぬくもりに癒やされることができます。
特に小さな動物が好きなら、ウサギやモルモットとのふれあいコーナーがおすすめです。
膝の上に乗せてその温かさを感じていると、トゲトゲしていた気持ちが丸くなっていくような、優しい時間を過ごせますよ。
このほか、園内には自然や風景を楽しめる散策路もあり、木漏れ日を浴びながら自分のペースで過ごすことができます。
動物の鳴き声や風に揺れる花々の音に耳を澄ませ、広い空の下で深呼吸を繰り返せば、日頃の疲れもいつの間にかどこかへ消えてしまうでしょう。
家族や友人と、あるいは一人で静かに、大地の恵みを五感で味わう休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
ブルーメの丘
住所
滋賀県蒲生郡日野町西大路843
アクセス
名神高速道路 八日市I.Cより約20分
新名神高速道路 甲賀土山I.Cより約25分
営業時間
10:00~17:00
※日や季節によって変動します
定休日
水曜日
※日や季節によって変動します
入場料
大人(中学生以上):1,500円
子供(4歳〜小学生):800円
ペット(犬):500円
駐車場
あり
電話番号
0748-52-2611
公式HP
ブルーメの丘
(5)萬葉植物園
藤棚が美しい庭園で深呼吸したくなるスポット
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世界遺産・春日大社の境内に広がる萬葉植物園は、日本最古の歌集「万葉集」に詠まれた約300種類もの植物を大切に育てている、歴史ある植物園です。
広大な園内を歩けば、万葉歌が記された解説版とともに実物の植物を愛でられ、古代の人々が自然に寄せた真っ直ぐな想いにそっと触れられます。
春日大社の社紋でもある「藤」は、こちらのメインフラワー。
最大の特徴は、一般的な藤棚ではなく、木を自立させる「立ち木造り」で栽培されていることです。
通常は見上げるはずの藤の花がちょうど目の高さで揺れているので、その優雅な香りを間近に感じたり、繊細な花房をじっくりと観察したりするのにこれ以上の場所はありません。
4月中旬から5月上旬にかけて、紫、白、ピンクと色鮮やかなグラデーションに染まる光景は、息をのむほどに優美です。
また、園内中央にある池のほとりは、古代の庭園のような穏やかな空気が流れる絶好のリフレッシュスポット。
地に伏せるように力強く伸びる巨樹「臥龍のイチイガシ」の姿からは、悠久の時を越えてきた圧倒的な生命力が伝わってきます。
池を泳ぐ鯉を眺め、風の音に耳を澄ませながら散策すれば、およそ1300年前の人々と感性を共有するような不思議な一体感を味わえるでしょう。
歴史と自然がやさしく寄り添うこの場所で、千年の時を越えて愛されてきた花々に囲まれながら、心安らぐひとときを過ごしてみませんか。
施設名
萬葉植物園
住所
奈良県奈良市春日野町160
アクセス
【電車・バス】
正門 : 「春日大社表参道」バス停下車、参道を東へ徒歩3分
東門 : 「春日大社本殿」バス停下車すぐ(駐車場内)
営業時間
9:00〜16:30(入園は16:00まで)
定休日
火曜日(6月~3月)、無休(4月~5月)
入場料
700円(大人)
駐車場
あり
電話番号
080-1502-9998(春日大社 萬葉植物園 直通)
公式HP
萬葉植物園
(6)淡路夢舞台公園温室あわじグリーン館
多彩な植物と緑のトンネルに包まれて全天候型で森林浴気分
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兵庫県淡路島の豊かな自然の中に溶け込むあわじグリーン館(旧:淡路夢舞台公苑温室)」は、日本最大級の規模を誇る温室植物園です。
世界的建築家・安藤忠雄氏が設計した高さ約20mの巨大な空間に、約600種もの珍しい植物たちがダイナミックに展示されています。
こちらの最大の魅力は、その高さを存分に活かした立体的な展示スタイル。
館内には空中回廊が張り巡らされており、普段は見上げることしかできない背の高い熱帯植物を、上から見下ろしたり、すぐ目の前で観察したりすることができます。
特に「みどりのちょうこく」エリアでは、多肉植物やサボテンがまるで芸術品のように整然と並んでおり、安藤建築らしい打ちっぱなしのコンクリートと植物の緑が、光の差し込み方によって刻一刻と表情を変えます。
お気に入りのアングルを見つけてシャッターを切ったり、ベンチに座ってその造形美をただ眺めたり。
植物が発する静かなエネルギーを、全身で受け止める贅沢な時間を過ごせますよ。
2025年のリニューアルを経て、さらに進化した植物たちの展示を楽しめるのも魅力です。
温室の天井近くを歩く通路からは、熱帯の森に迷い込んだようなジャングル感や、色鮮やかな蘭が咲き誇るエリアを俯瞰でき、地上を歩くのとは全く違う視点に心躍ることでしょう。なかにはチョコレートのような甘い香りを放つ蘭など、五感をくすぐる珍しい植物との出会いも。
自分の直感が「心地よい」と感じる場所で立ち止まり、深呼吸をして香りの癒やしを存分に堪能してみてください。
施設名
淡路夢舞台公園温室あわじグリーン館
住所
兵庫県淡路市夢舞台4
アクセス
【電車・バス】
新神戸、三ノ宮よりバスで約60分、「淡路夢舞台前」バス停で下車
JR「舞子駅」よりバスで約15分、「淡路夢舞台前」バス停で下車
淡路ジェノバライン岩屋港よりバスで約10分、「淡路夢舞台前」下車
【車】
<神戸・大阪方面から>神戸淡路鳴門自動車道の淡路I.C.を降りて国道28号を南へ約5分
<四国方面から>神戸淡路鳴門自動車道の東浦I.C.を降りて国道28号を北へ約10分
営業時間
10:00~18:00(最終入館17:30)
定休日
7月・11月の第2木曜
入場料
大人:750円
駐車場
あり
電話番号
0799-74-1200
公式HP
淡路夢舞台公園温室あわじグリーン館
(7)草津市立水生植物公園みずの森
湖畔の風と水辺の緑を感じながらゆったり散策
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滋賀県草津市の琵琶湖畔にある草津市立水生植物公園みずの森は、「植物と人、水と人のふれあい」をテーマにした植物園です。
日本最多級のスイレンのコレクションや、国内でも珍しい「サラノキ」の開花で知られており、四季を通じて美しい花々と琵琶湖の景観を楽しめる癒やしの空間となっています。
みずの森でひときわ心躍る景色といえば、冬に咲く「アイスチューリップ」です。
本来は春の花ですが、特別な冷蔵処理を施された球根たちが、寒空の下で凛と花を咲かせている姿は、見るだけで元気をもらえます。
他の季節よりもぐっと人が少なくなるこの時期、自分の足音を楽しみながら、色鮮やかなチューリップの間をゆっくりと歩いてみてください。
冷たく澄んだ空気の中で眺める花々は、春の賑やかさとはまた違う健気な美しさがあり、その色彩を独り占めする時間は、最高のリフレッシュになります。
屋外で少し体が冷えてきたら、メイン施設「ロータス館」のアトリウム(温室)へ。
ここは一年中気温が一定に保たれており、真冬でも熱帯性スイレンが水面に美しく花を咲かせています。
一人なら、水辺のベンチに腰掛けて、ただじーっと水面を眺める時間を過ごすのがおすすめ。
温室特有の柔らかな温もりと瑞々しいスイレンの香りに包まれていると、まるでお風呂に浸かっているときのような、深いため息の出るリラックス状態に導かれていくのを感じられますよ。
日常の時計を少しだけ止めて、自分を慈しむ優しい時間を過ごしに出かけてみてはいかがでしょうか。
施設名
草津市立水生植物公園みずの森
住所
滋賀県草津市下物町1091番地
アクセス
【電車】
JR琵琶湖線「草津駅」よりバスで25分
【車】
名神高速道路「栗東」ICもしくは「瀬田西」ICより湖周道路へ出て烏丸半島へ(インターから約30分)
営業時間
【公園】
通常:午前9時〜午後5時(最終入園 午後4時30分)
冬季期間:午前9時30分〜午後4時(最終入園 午後3時30分)
【アトリウム(温室)】
通常:午前9時〜午後4時30分
冬季期間:午前9時30分〜午後3時30分
定休日
毎週月曜日、年末年始
入場料
入園料:300円(大人)
駐車場
あり
電話番号
077-568-2332
公式HP
草津市立水生植物公園みずの森
絶景に出会える名所を探している方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
4.まとめ
本記事では関東と関西にある素敵な森林浴スポットを15カ所ご紹介しました。
気になる場所は見つかりましたでしょうか。
私たちの心と体は、本来、自然のリズムと深くつながっています。
仕事や家事で忙しく、ストレスを感じやすい現代だからこそ、意識的に木々の懐へ飛び込む時間を作ることが大切です。
森の香りを胸いっぱいに吸い込み、足元の土の感触を味わう。
そんなシンプルな行動が、驚くほど自分自身を健やかに整えてくれますよ。
今回ご紹介したスポットは、週末にふらりと立ち寄れるところばかり。
まずは近場のスポットから足を運び、木漏れ日の下で深呼吸をしてみましょう。
四季折々の表情を見せる森のエネルギーをチャージして、また新しい一週間を軽やかな気持ちでスタートさせてくださいね。



