【中学生向け】理科の自由研究が楽しくなる!簡単にできるテーマ5選と全国の体験施設

※公開日時点の情報です。
「簡単に取り組める自由研究のテーマを知りたい」
「自由研究に役立つスポットがどこか知りたい」
理科の自由研究の宿題で、どのようなテーマを選べばよいのか悩んでいる中学生の方も多いのではないでしょうか。
自由研究は簡単なテーマに取り組めば、短期間で終わらせやすい課題です。
今回は簡単にできるテーマと、関東と関西で自由研究におすすめのテーマを5つずつご紹介します。
自分が興味を持っている分野や、気軽に出かけられるスポットから、テーマを選んでみましょう。
夏休みの課題をこなしつつ、楽しく過ごすためにも、自由研究のテーマやお役立ちスポットをぜひご確認ください。
1.調べてまとめたら完成!中学生の理科の自由研究におすすめのテーマ5選
どのようなテーマで自由研究をするか悩んでいる人は、簡単に取り組めるものから選んでみましょう。
難しい内容に挑戦しようとすると、途中で行き詰まってしまったり、調べるだけで疲れてしまったりすることもあります。
その点、シンプルなテーマであれば、調べて情報をまとめるだけで研究として形になり、短い期間でも十分に仕上げられますよ。
中学生向けの、理科の自由研究におすすめのテーマを5つご紹介します。
「なぜこうなるのか?」と考えることで、自分の好奇心や興味がある分野に気づくきっかけにもなるでしょう。
おもしろそうと感じる分野や気になるジャンルから、テーマを選んでみてくださいね。
(1)身近な科学現象を実験してみよう
自分の身近にある科学現象の中から、特に気になるものを選ぶようにすると、テーマがスムーズに決められるでしょう。
身近な科学現象には、救急車のサイレンの音が変わるドップラー効果や、熱したフライパンの上を水滴が滑らかに走るライデンフロスト現象などがあります。
ドップラー効果ならどの程度離れると音が変わって聞こえるのかを調査する、ライデンフロスト現象なら温度によって、どのように変化するのかを確認するといった方法がおすすめです。
身近な現象のため、日常生活でテーマを見つけやすく、実験や観察がしやすいのがメリットです。
(2)森林植物と昆虫に詳しくなろう
観察が得意なら、森林植物や昆虫について観察する自由研究も向いています。
植物であれば、森林で採取した葉っぱのDNA採取や、葉が水を弾く力についてを研究するなどのテーマがおすすめです。
また標本を作成し、それぞれの特性の違いや採取した場所を書き込むのもよいでしょう。
昆虫の場合は、捕獲した昆虫を自宅で標本にして、からだの特徴をじっくりと観察し、その違いや気づきをまとめるといった方法があります。
どの場所にどのような植物や昆虫がいたかを記録しておくと、マップ制作にもつながります。
ただし、採取が必要な場合は、必ず採取をしてもよい場所であるか確認を取ってから行いましょう。
(3)河川の水質を調べよう
河川が近くにあるなら、河川の水質調査も自由研究のテーマとしておすすめです。
専用のパックテスト用キットが用意できれば、中学生でもすぐに水質の調査ができます。
いくつかの川を調べたり、1つの川の上流・中流・下流でどのような変化があるかを調べたりもよいでしょう。
調査の際には川の周辺環境や水温、流れる速さなども調べておき、それぞれの特徴も記録しておきます。
同時に川に住んでいる生き物についても調べておくと、川の水質についてより詳しい観察ができるでしょう。
きれいな川に生息している生き物がいないか、反対に汚れた川に多くいる生き物が住んでいるかを調べることで、川の水質を単純なキットの結果とは別の視点で調べられます。
(4)海洋生物の生態を調べてみよう
海洋生物の生態も、比較的簡単に研究ができるテーマです。
海の生き物のなかからアサリや、よく家で食べている鮭について調べようなど、テーマを絞ると研究がしやすくなります。
研究の際には、漁獲量を守るための取り組みや、育つために必要な環境の調査をする、生き物の持つ機能について研究するなどがよいでしょう。
また、スーパーで買える魚やイカなどを解剖して、観察をする研究も簡単に行えます。
水族館で専門的な知識を身につけて学ぶのはもちろん、自宅でもすぐに取り組めるテーマもあるので、興味がある魚を中心に決めてみましょう。
(5)水をきれいに浄化させよう
手軽にできる自由研究には、水の浄化方法やその経過を調べる方法もあります。
水を浄化する方法は、知っているだけで災害時やキャンプなどでも役立てられる知識です。
水を浄化する実験の際は、ペットボトルを利用すれば水がろ過される過程を観察したり、写真として記録に残したりできます。
泥水の用意が難しい場合は、色を付けた水を用意するだけでも問題ありません。
どのようにろ過されていくのかを観察する以外に、1回目と2回目、3回目以降でどのように変化があるかを記録していくのもおすすめです。
また色水とジュースで、浄化にかかる時間を計測して比較するなど、さまざまな方法を取り入れてみてください。
2.中学生の理科の自由研究に役立つ関東の施設5選
身近な科学現象について学べる施設や水族館など、自由研究としても利用できる場所は複数あります。
夏休みの自由研究では施設で得た情報をまとめたり、自分なりの気づきをレポートにしたりすると、オリジナリティのある作品を作れます。
撮影した写真や、パンフレットなどを資料に使うとより良い資料となるでしょう。
近くの施設に行くのはもちろん、ここでしか見られない展示はないかなどのテーマで選ぶのもおすすめです。
今回は中学生の理科の自由研究に役立つ、関東の施設を5つご紹介します。
興味のある分野や、自由研究のテーマが学べる場所をぜひ探してみてください。
(1)千葉県立現代産業科学館
産業技術と身近な科学現象を実験で探究
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千葉県立現代産業科学館は、産業に用いられている科学について学べる施設です。
常設展示では工業製品や生活用品について、科学のしくみや原理を学べる展示や体験が可能です。
展示以外には「科学館わくわく教室」などを開催しており、実際に自分で科学現象を体験できます。
科学館では花火の色の秘密や、声を出す時に喉はどうなっているのかなど、身近な内容をテーマにしたサイエンスステージも見られるので自由研究にピッタリです。
さらに2025年8月8日〜8月28日の間は、プラネタリウムが上映されます。
宇宙や星について学びたい、プラネタリウムの自作を自由研究のテーマにしている方にもおすすめです。
身近な科学について研究したい、自宅ではできないような実験風景を見たいという方は、ぜひ千葉県立現代産業科学館に足を運んでみてください。
施設名
千葉県立現代産業科学館
住所
千葉県市川市鬼高1-1-3
アクセス
【電車】
JR総武線「下総中山駅」より徒歩15分
JR総武線「本八幡駅」より徒歩15分
地下鉄 都営新宿線「本八幡駅」より徒歩20分
京成電鉄「鬼越駅」より徒歩13分
【バス】
市川市コミュニティバス「現代産業科学館・メディアパーク」下車
【車】
京葉道路 京葉市川インターより 5分
営業時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日
【通常】
一般:300円
高・大学生:150円
小・中学生:無料
学齢未満児:無料
65歳以上:無料
【プラネタリウム・企画開催期間】
一般:500円
高・大学生:250円
小・中学生:無料
学齢未満児:無料
65歳以上:無料
入場料
あり(有料、1時間30分まで無料。その後30分毎に100円)
駐車場
047-379-2000
電話番号
https://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
公式HP
千葉県立現代産業科学館
(2)メッツァビレッジ
自然科学と環境研究を北欧の森で体感学習
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メッツァビレッジは、北欧のライフスタイルを体験できる複合施設です。
宮沢湖のすぐ近くにあるため、ボートアクティビティでは、水の様子や周辺の森林環境などを間近で見られます。
施設内には複数の植物が植えられており、夏の時期に咲く花々の観察、開花時期や生育環境の調査におすすめです。
またメッツァビレッジでは、2025年8月2日に昆虫の標本作り体験を開催予定。
昆虫の体の作りを、実際に標本を作成しながら学べる貴重な機会です。
昆虫の標本作り体験に関する情報の詳細は、こちら。
さらに、8月17日には17時から、夜のセミを観察するツアーも開かれます。
夕方の間はセミの抜け殻を使った標本作りなど生態を学び、夜になったらセミが羽化するところを実際に観察します。
夜のセミを観察するツアーに関する情報の詳細は、こちら。
植物や昆虫に関する自由研究を検討している方は、ワークショップへの参加を検討してみてください。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(3)埼玉県川の博物館
河川の生態系と水環境を観察研究
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川の博物館は、荒川と人々の生活との関わりや歴史などをテーマにした博物館です。
常設展示では実際に展示物に乗ったり、動かしたりと体験しながら、荒川で動いていた荷船や船車についての知識を身につけられます。
年数回行っている特別展示では、川に関する文化や自然についての企画展示を行っており、天然記念物であるカモシカについてや、荒川がつないでいる森と人の生活の様子などが分かります。
また荒川の源流から加工までを再現した模型が展示されており、ガリバーウォークという名の大模型を閲覧しながら聞く解説では、実際に模型の周囲を歩きながら川の地域ごとの役割などを学習可能です。
そのほか、大水車で水車が回っている様子や水車のエネルギーを活用する方法なども分かりますよ。
荒川そのものについて学びたい、周囲の生態系や川のエネルギー活用などを研究したい方は、ぜひ川の博物館を訪れてみてください。
施設名
埼玉県立川の博物館
住所
埼玉県大里郡寄居町小園39
アクセス
【電車】
東武東上線「鉢形駅」より徒歩20分
【車】
関越自動車道「花園」I.C.より8分
営業時間
9:00~17:00
定休日
月曜日
入場料
一般:410円
学生:200円
中学生以下:無料
荒川わくわくランド・アドベンチャーシアター観覧は別料金
駐車場
あり
電話番号
048-581-7333
公式HP
埼玉県立川の博物館
(4)アクアワールド茨城県大洗水族館
海洋生物の多様性を学ぶ
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アクアワールド茨城県大洗水族館は、約580種6万8千点の生き物達が展示されている、飼育種類数の多さが魅力の水族館です。
サメをシンボルにしているように、サメの飼育や繁殖に力を入れており、世界初の快挙となるシロワニの同一個体による三期連続の繁殖に成功している実績もあります。
また、特別展示プログラムのバックヤードツアーに申し込めば、水槽の上からサメやシロワニなどが泳ぐ姿を観察できます。
海洋生物を自由研究のテーマとしているなら、種類ごとの泳ぎ方や上からみた模様の違いなどをまとめるのもおすすめです。
そのほか、大水槽に展示されたくらげが見れるくらげ365や、約2万匹のマイワシが動く姿を楽しめるIWASHI LIFEなどの展示も常時行われています。
また2025年8月24日には、マンボウの生態系を学べるマンボウのふしぎという参加型プログラムも開催予定です。
施設名
アクアワールド茨城県大洗水族館
住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252‐3
アクセス
【電車・バス】
ひたちなか海浜鉄道湊線「那珂湊駅」よりバスで約7分
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」よりバスで約15分
【車】
東水戸道路水戸大洗I.Cより約15分
東関東自動車道潮来I.Cより約60分
営業時間
9:00~17:00
※季節によって変動します(詳細はこちら)
定休日
不定休
入場料
【一般入場券】
大人:2,300円
小・中学生:1,100円
幼児(3歳以上):400円
【年間パスポート】
大人:4,600円
小・中学生:2,200円
幼児:800円
※3歳未満は無料
駐車場
あり
電話番号
029‐267‐5151
公式HP
アクアワールド茨城県大洗水族館
(5)虹の下水道館
下水道技術と水環境保全を体験学習
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虹の下水道館は、お台場有明地区に位置し、下水道のことを分かりやすく学べる体験型の施設です。
マンホールから見た下水道管の中や、構築工事の様子などを再現した展示が用意されており、普段は見ることがない下水道管をさまざまな形で見学できます。
またポンプ所や中央監視室、水質検査室など下水道での処理工程なども学べますよ。
イベントプログラムでは、有明水再生センターのガイドツアーやお仕事体験が用意されており、実際の下水処理の工程を体験しながら学習できます。
お仕事体験とガイドツアーは当日予約のみ。ただし、ガイドツアーはWeb予約も行っているため、事前に済ませておくと安心です。
ガイドツアーは大人も参加できるので、家族で参加してみましょう。
水がきれいになる工程を自由研究のテーマにするなら、実際の下水処理が学べる虹の下水道館へ訪れるのがおすすめです。
施設名
東京都虹の下水道館
住所
東京都江東区有明2-3-5 有明水再生センター5階
アクセス
【電車】
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「お台場海浜公園駅」より徒歩8分
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」より徒歩12分
【車】
首都高速11号台場線 台場出入口より約5分
首都高速湾岸線 臨海副都心出入口より約5分
首都高速湾岸線 有明出入口より約3分
営業時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日
月曜日、年末年始
※月曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館
※夏休み期間については無休
※下水道の日(9月10日)都民の日(10月1日)は開館
入場料
無料
駐車場
あり(30分まで無料、以降20分100円)
電話番号
03-5564-2458
公式HP
東京都虹の下水道館
3.中学生の理科の自由研究を深める!関西の施設5選
「自由研究、まだテーマが決まらない」「理科って何を調べればいいの?」
そんな中学生におすすめなのが、実際に見て・触れて・学べる施設へ出かけてみることです。
科学館や昆虫館、水族館などでは、展示をきっかけに自然と疑問が湧き、興味のあるテーマが見つかるはず。
たとえば「水はどうやってきれいになるの?」「魚の形って意味があるの?」といった疑問が、立派な自由研究になります。
今回は、理科の自由研究をもっと楽しく・深く進められる関西の体験スポットを5つご紹介します。
この夏、自分だけの発見を探しに行ってみませんか?
外の暑さを気にせずに過ごせる場所もあるので、ぜひ気になった場所を訪れてみてください。
(1)大阪市立科学館
身近な科学を体験学習
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大阪市立科学館は「宇宙とエネルギー」をテーマにしており、展示場には資料や体験できる展示が約200点ほど用意されている科学館です。
ボールの回転やボールがはねた時に通る道、月の満ち欠けなどの、身近な科学を専門的な解説を元に学習ができます。
3階ではサイエンスショーも実施されており、空気や花火、磁石についてなどの実験を間近で体験可能です。
また2025年6月1日〜8月31日までは、夏のプラネタリウムプログラムを上映中。
専門の解説員がわかりやすく星空や宇宙について解説をするので、月やブラックホールに関する知識や歴史を学べます。
チケットはWebからも購入できるため、事前購入して自由研究のために備えておきましょう。
施設名
大阪市立科学館
住所
大阪市北区中之島4-2-1
アクセス
ー
営業時間
9:30~17:00
※プラネタリウム最終投影は16時から、展示場入場・再入場は16:30まで
※土・日・祝日等は、17:00から「学芸員スペシャル」の投影を開催(展示場は17時閉場、17:00からのプラネタリウム終了次第閉館)
定休日
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始、設備点検日等
入場料
【プラネタリウム】
大人:600円
高校・大学生:450円(学生証の提示が必要)
3歳以上・中学生以下:300円
【展示場】
大人:400円
高校・大学生:300円(学生証の提示が必要)
3歳以上・中学生以下:無料(チケットカウンターで無料券を取る)
駐車場
あり(8:30~19:00 15分 200円
19:00~8:30 60分 1,000円
(昼間)2時間最大 500円)
電話番号
06-6444-5656
公式HP
大阪市立科学館
(2)大阪市水道記念館
下水道の仕組みと水処理技術の体験学習
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大阪市水道記念館は、水源環境に関する知識の普及を目的に、水道の歴史や仕組みを学習できる施設です。
記念館では1914年〜1986年まで使用されていた、旧「第1排水ポンプ場」を保存、活用しています。
水がろ過される様子のほか、送水ポンプや江戸時代の暮らしと水に関する歴史などを、実際に使用されていたポンプやセットなどを見て学習ができます。
水道のろ過の実験コーナーも設置されているので、より本格的な自由研究をしたい方にもおすすめです。
またスタッフによるアテンドツアーや防災セミナーも開催されており、水に関する自由研究をしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
事前予約は不要のため、気軽に参加できます。
施設名
大阪市水道記念館
住所
大阪市東淀川区柴島1-3-1
アクセス
【電車】
阪急京都線「南方駅」より徒歩10分
大阪メトロ御堂筋線「西中島南方駅」より徒歩12分
営業時間
10:00~16:00
定休日
土曜日、日曜日、祝日
12月~2月の冬季以外
春休みと夏休みの期間中は平日も開館
入場料
無料
駐車場
あり(無料)
電話番号
06-6320-2874
公式HP
大阪市水道記念館
(3)箕面公園昆虫館
昆虫生態の展示を観察
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箕面公園昆虫館は身近な昆虫から海外の昆虫まで展示しており、普段は見かけることがない綺麗な昆虫や珍しい昆虫の標本を見たり、解説を聞けたりする施設です。
常設展示では実際に触れる虫のオブジェが用意されており、生態について詳しく学習ができます。
生体の展示もしているので、活動している姿を間近で見ながら学べます。
企画展示では昆虫の色や脚など、さまざまな面をテーマに展示を開催しており、2025年5月14日〜9月8日までは繁殖戦略に関する展示を開催中です。
またイベントでは夏の夜に灯りに集まってくる昆虫の観察や早朝の観察会など、夏休みならではの内容を開催しています。
箕面公園昆虫館のイベントや企画展示を通して、虫の生態に関する自由研究に、ぜひ取り組んでみてください。
施設名
箕面公園昆虫館
住所
大阪府箕面市箕面公園1-18
アクセス
【電車】
阪急「箕面駅」より約15分
営業時間
10:00〜17:00(最終入館受付は16:30)
定休日
毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)/年末年始(12月29日~1月3日)
※箕面市に暴風警報や土砂災害警戒情報が発令された時は臨時閉館
入場料
高校生以上:280円
中学生以下:無料
駐車場
なし(近隣に有料パーキングあり)
電話番号
072-721-3014
公式HP
箕面公園昆虫館
(4)海遊館
水族館でジンベエザメと海洋生物の生態学習
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海遊館は太平洋に住む、約620種3万点の生き物を展示している水族館です。
日本では数少ない、ジンベエザメの展示をしている水族館でもあります。
通常のチケットとは別で販売されている、ジンベエバックヤードチケットを購入すると、ジンベエザメが暮らす水槽を上から見学できます。
食事の内容や泳いでいる姿を、普段は見られない角度から観察できるので、自由研究としても夏休みの思い出作りとしてもおすすめです。
また、サンゴの歴史や生態系を学べる特別展示も2026年1月まで開催中。
サンゴの形の違いや役割など、さまざまな視点から学習できる展示は、自由研究にもおすすめです。
ジンベエザメやサンゴの研究をしたい、水族館の生き物は何を食べているか知りたいという方は、ぜひ海遊館へ足を運んでみてください。
施設名
海遊館
住所
大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10
アクセス
【電車】
大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口より徒歩約5分
【車】
阪神高速湾岸線・大阪港線「天保山出口」からすぐ
営業時間
曜日によって変動するため詳しくはこちら
定休日
不定休
入場料
【A日程】
大人:2,700円
小人(小中高):1,400円
幼児(3歳以上):700円
他の日程料金についてはこちら
駐車場
あり
平日:最大料金1,200円
土日祝日:最大料金2,000円
電話番号
06-6576-5501
公式HP
海遊館
(5)大阪市下水道科学館
下水道の仕組みと水処理技術の体験学習
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大阪市下水道科学館は、水の循環や下水道のしくみを楽しく学べる体験型施設です。
普段あまり意識することのない下水道の大切さを、見て・触れて・体験しながら理解できる展示がそろっています。
3階の下水道シアターでは、迫力ある映像で下水道の役割を紹介。
展示を見る前に楽しめるので、学びへの興味がグッと高まります。
4階では、街・処理場・未来の3つの視点から、下水がどのように処理され、再利用されていくのかを分かりやすく解説。
5階では、大阪の企業による最新の技術や取り組みが紹介されており、タッチパネルや映像を使って直感的に学ぶことができます。
また、毎月開催されている石けん作り体験や下水道場などのイベントは、自由研究にもぴったり。
「使った水はどこへ行くの?」「雨が降っても街が水びたしにならないのはなぜ?」
そんな疑問が解けるヒントがきっと見つかります。
身近な水の仕組みを学びに、大阪市下水道科学館へ出かけてみませんか?
施設名
大阪市下水道科学館
住所
大阪市此花区高見1-2-53
アクセス
【電車】
阪神本線「淀川」駅より徒歩7分
JR東西線「海老江」駅より徒歩15分
Osaka Metro千日前線「野田阪神」駅より徒歩15分
阪神なんば線「千鳥橋」駅より徒歩15分
【電車・バス】
JR大阪環状線「西九条駅」より大阪シティバス82号「高見1丁目」停留所すぐ
営業時間
9:00〜17:00(最終入館受付は16:30)
定休日
毎週水曜日(休日の場合は翌平日)
年末年始
入場料
無料
駐車場
あり(無料、駐車場利用時間は9:00~17:30)
電話番号
06-6468-1156
公式HP
大阪市下水道科学館
まとめ
中学生におすすめの自由研究のテーマと、自由研究に活用できる関東・関西の施設を5つずつご紹介しました。
自由研究は身近にある科学、自然現象からテーマを選ぶと取り組みやすくなります。
水族館や下水道処理関連の施設、科学館などは専門的な知識を楽しく学べる場所です。
実験の実演や、動物と触れ合えるワークショップなどがある場所を選べば、自宅での研究だけでは得られない結果も得られるでしょう。
少し足を伸ばしてお出かけをすれば、自由研究はもちろん、夏休みの思い出づくりにもつながります。
興味があるものや気になる分野の中から、より詳しく学べそうな施設を訪れて、自由研究を完成させてくださいね。
