飯能の紅葉スポット15選!周辺の人気スポットや楽しみ方もご紹介
※公開日時点の情報です。
「飯能エリアで紅葉が美しいスポットを知りたい」
「混雑を避けて、家族や恋人とゆっくり秋の景色を眺めたい」
そんな方におすすめなのが、埼玉県西部に位置する飯能エリアです。
都心から電車で約1時間とアクセスしやすい場所ながら、豊かな自然に囲まれたこの街では、秋になると山々や街路樹が一斉に色づき、街全体が鮮やかな紅葉に包まれます。
色づいた木々の下をのんびり散歩したり、湖畔で静かな時間を過ごしたり、写真撮影を楽しんだりと楽しみ方は尽きません。
ただ、飯能には紅葉の名所が多いだけに、どこへ行こうか迷ってしまう人も多いはず。
そこで本記事では、飯能エリアとその周辺で紅葉が楽しめる絶景スポットを15選ご紹介します。
見頃時期やアクセス方法、紅葉の楽しみ方まで詳しく解説しているので、ぜひ秋のおでかけ計画の参考にしてみてください。
1.家族で行きたい飯能市で紅葉を楽しめるスポット10選

飯能エリアには、子どもから年配者まで、家族みんなで楽しめる紅葉スポットがたくさんあります。
軽いハイキングで絶景を望める山や水辺の景色が美しい湖畔、北欧の雰囲気を感じられるテーマパークなど、そのバリエーションはさまざま。
どのスポットも秋の空気を感じながら、のんびりと紅葉散歩を楽しむのにぴったりです。
ここでは、子ども連れの家族や親子三世代でゆったり過ごしたい方におすすめの紅葉スポットを10カ所ご紹介します。
美しい景色に包まれながら、大切な家族と秋ならではの思い出を作ってみてくださいね。
(1)天覧山
山頂から街と紅葉を一望できる手軽なハイキングスポット
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天覧山(てんらんざん)は、標高わずか197mという低山でありながら、山頂からの眺望が素晴らしい、飯能エリアでも屈指の人気を誇る紅葉スポットです。
明治天皇が実際に登られたことからその名が付き、県指定名勝の第1号にも選ばれています。
ここの最大の魅力は、登りやすさと頂上で出会える想像以上の絶景。
登山道は整備が行き届き、緩やかな坂道や舗装路も多いため、小さな子どもや年配者でも無理なく紅葉さんぽを楽しめます。
見頃を迎える11月下旬から12月上旬には、モミジやカエデが赤や黄色に染まり、頭上には紅葉トンネルさながらの美しい光景が広がります。
山頂にたどり着くと、飯能市の街並みを眼下に、関東平野や東京スカイツリーまで一望できる圧巻のパノラマ。
頑張って登った子どもたちも、この壮大な眺めに大興奮間違いなしです。
ベンチに腰かけてお弁当を広げれば、天空のピクニック気分を味わえますよ。
さらに、時間と体力に余裕があれば、天覧山から西隣の多峯主山(とうのすやま)へと続くハイキングコースへ足を延ばすのも良いでしょう。
飯能駅から徒歩圏内の場所にあるので、ぜひ家族みんなで感動の景色を見に行ってみてください。
施設名
天覧山
住所
埼玉県飯能市飯能
アクセス
【電車】
西武鉄道池袋線「飯能駅」より徒歩40分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
―
電話番号
―
公式HP
天覧山
(2)名栗湖
湖面に映る紅葉が美しい静かなスポット
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飯能市の名栗地区にある名栗湖は、有間ダムによって生まれた人工湖です。
周囲を豊かな自然に囲まれ、四季折々の美しい景色が楽しめますが、特に秋の紅葉シーズンは湖と紅葉のコントラストが見事で、飯能の絶景スポットとして多くの人に愛されています。
紅葉の見頃は、例年11月上旬から下旬にかけて。
この時期にぜひ見てほしいのが、湖畔の木々が湖面に映し出される「逆さ紅葉」です。
波ひとつない穏やかな水面に赤や黄色の木々が映り込むその光景は、絵画のような幻想的な美しさ。
どの角度から眺めるのが一番美しいか、子どもたちと探しながら歩くのも楽しいですよ。
湖畔には、約5kmの散策路が整備されており、アップダウンも少ないため、子ども連れでも安心です。
車で一周することもできるので、足腰に自信のない方は車窓からゆったり紅葉狩りを楽しむのも良いでしょう。
また、湖畔にはカヌー工房や軽食を楽しめるテラスなどもあり、自然の中でリラックスした時間を過ごせるのもうれしいポイント。
この秋は、鮮やかな紅葉ときらめく湖が織りなす感動の風景を、ぜひその目で確かめてみてください。
施設名
名栗湖
住所
埼玉県飯能市下名栗
アクセス
【電車】
西武鉄道西武池袋線「飯能駅」よりバスでさわらびの湯バス停下車徒歩20分
【車】
圏央道青梅I.Cより30分
圏央道狭山・日高I.Cより50分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
042‐980‐5051
※一般社団法人奥むさし飯能観光協会
公式HP
名栗湖
(3)メッツァビレッジ
北欧の森のような景色で紅葉とカフェ時間を満喫
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埼玉県飯能市の宮沢湖畔に広がるメッツァビレッジは、北欧のライフスタイルをテーマにした入場無料の施設です。
ショッピング、グルメ、ワークショップ、自然散策などが楽しめるこの施設は、湖畔の美しい景色と北欧風の建物が特徴。
秋が深まるにつれてモミジなどの木々が色づき、北欧にいるかのような非日常的な空間で紅葉を堪能できます。
整備された道をゆったりと歩けるため、ベビーカーを押しながらでも快適に紅葉狩りを楽しめます。
湖畔を囲む木々が赤や黄色に色づく様子は、湖に浮かぶテラスから眺めるのが絶好のビューポイント。
この絶景をバックに、家族みんなで素敵な記念写真を撮りまくりましょう。
紅葉の見頃は例年11月中旬から12月中旬頃と比較的遅めなので、他の紅葉スポットが終わってしまっても、まだまだ楽しめますよ。
また、メッツァビレッジではただ紅葉を眺めるだけでなく、カヌー体験などのアクティビティが楽しめるのも魅力の一つ。
水上から見上げる紅葉の景色は格別で、家族みんなでカヌーを漕いで一体感を味わうのも最高に楽しい体験でしょう。
大人も楽しめるロマンチックな紅葉鑑賞もぜひ体験してみてください。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(4)ムーミンバレーパーク
ムーミンの物語の世界で紅葉の景色を楽しむ秋の一日
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ムーミンバレーパークは飯能市の宮沢湖畔に広がる、ムーミンの物語の世界をまるごと追体験できるテーマパークです。
ムーミン一家が暮らす「ムーミン屋敷」をはじめ、物語に登場する灯台などが点在し、ムーミンファンはもちろん、自然の中でのんびり過ごしたいファミリーにも人気のスポットとなっています。
ここは、自然豊かな宮沢湖畔の地形を活かして造られており、紅葉シーズンには宮沢湖畔の木々が赤や黄色に染まり、ムーミンの物語の世界がいつにも増して幻想的な雰囲気に。
また、アスレチック遊具もあるので、子どもたちは吊り橋や滑り台などで思い切り身体を動かしたり、大人は近くのベンチに座ってコーヒー片手にのんびり紅葉を眺めたりと、思い思いの時間を過ごせます。
パーク内には、ムーミンをイメージした可愛らしいメニューや、フィンランドテイストを取り入れた食事が楽しめるレストラン・カフェも充実しているので、食事や休憩の場所にも困りません。
今度の週末はムーミンの世界と紅葉が織りなすファンタジーの世界へ、家族みんなで出かけてみてはいかがでしょうか。
施設名
ムーミンバレーパーク
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~17:00/土日祝:10:00~18:00
※季節・イベントにより異なる
定休日
不定休
入場料
【1デーパス(前売)】
おとな:3,900円
こども(4歳~高校生以下):1,000円
【1デーパス(当日)】
おとな:4,300円
こども(4歳~高校生以下):1,300円
※季節・イベントにより異なる
(詳しくはこちら)
駐車場
あり(平日:1,000円/日 休日:1,500円/日)
※平日は2時間まで駐車場料金無料
電話番号
0570-03-1066
公式HP
ムーミンバレーパーク
(5)東郷公園 秩父御嶽神社
参道を彩るもみじが美しい隠れた名所
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東郷公園 秩父御嶽神社は、神社の荘厳な雰囲気と秋の鮮やかな紅葉が一度に味わえる、埼玉県内でも有名な紅葉スポットです。
園内には、なんと約1,000本ものモミジやカエデなどが植えられており、例年11月中旬から12月上旬にかけて境内全体が深紅のベールに包まれます。
体力に自信のある家族は、ぜひ368段の石段を登って頂上の本殿を目指してみてください。かなりハードですが、一歩一歩進むごとに変わる景色に、子どもたちも飽きることなく紅葉を楽しめるでしょう。
落ち葉を踏みしめるカサカサという音や、時おり吹く秋風の冷たさも、心地いいですよ。
特に、中腹にある東郷元帥の銅像を囲む紅葉は圧巻で、深紅に染まる木々と銅像のコントラストは写真映え間違いなし。
ちなみに、銅像付近までは坂道の迂回路もあるので、子どもの体調やペースに合わせて無理なく登れます。
また、紅葉シーズンには「もみじまつり」も開催され、夜にはライトアップも実施。
闇夜に浮かぶ紅葉と神社の光景は幻想的で、昼間とはひと味違う感動が味わえます。
ぜひ家族みんなで、自然のパワーをたっぷりチャージしてみてくださいね。
施設名
東郷公園 秩父御嶽山
住所
埼玉県飯能市坂石580
アクセス
【電車】
西武鉄道池袋線「吾野駅」より徒歩25分
【車】
関越道鶴ヶ島I.C、圏央道狭山日高I.Cより国道299号を秩父方面へ35分
営業時間
24時間
※社務所は8:00~17:00
定休日
なし
入場料
無料
※もみじまつり期間中は100円
駐車場
あり
電話番号
042-978-0072
※秩父御嶽神社社務所
公式HP
東郷公園 秩父御嶽山
(6)トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
森に包まれて心がほどける秋の休日
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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソン氏の世界観からインスピレーションを受けて造られた市営公園です。
園内はきのこの形をした可愛らしい建物や水の音をたどれる小川など、物語の中に迷い込んだような不思議で楽しい空間が広がっています。
秋になると、その独創的な景観と豊かな自然がバッチリ共演し、子どもたちを虜にする最高の紅葉スポットになります。
特に注目なのが、背の高いメタセコイア(アケボノスギ)の並木。
例年11月下旬から12月上旬頃には、この高く伸びた木々が一斉に黄金色に色づき、公園全体を明るく幻想的な風景に染め上げます。
建物の窓から、この童話の世界観と紅葉のコラボレーションを眺めれば、日々の疲れも一瞬で吹き飛んでしまうでしょう。
また、この公園は紅葉散策だけでなく、子どもたちの遊び場としても申し分なし。
不思議な形の建物の中を探検したり、広い芝生や遊歩道で自由に駆け回ったり、自ら遊びを創造して楽しめるため、1日いても飽きることがありません。
天気の良い日は、ベンチや広場でお弁当を広げてわいわいピクニックするのも心が癒されますよ。
この幻想的な空間で、家族みんなで童心に帰って思い切り遊んでみませんか。
施設名
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
住所
埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
アクセス
【電車】
西武鉄道池袋線「元加治駅」より徒歩20分
【車】
圏央道狭山日高I.Cより20分
関越自動車道川越I.Cより50分
営業時間
【公園】
平日:9:00~17:00
土日祝:9:00~20:30
【子ども劇場】
平日:9:00~16:40
土日祝:9:00~20:00
【きのこの家】
平日、土日祝:9:00~16:40
【森の家】
平日、土日祝:9:00~16:40
定休日
月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
042-972-7711
公式HP
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
(7)多峯主山
登山初心者でも楽しめる紅葉と絶景のコース
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多峯主山(とうのすやま)は、標高271mと低山ながらも、山頂からは飯能市街地はもちろん、関東平野や富士山まで一望できる絶景のハイキングスポットです。
飯能駅から歩いてアクセスできる手軽さが魅力で、隣にある天覧山とセットで歩ける縦走コースは、登山初心者や子連れファミリーにもってこい。
登山道はしっかり整備されており、道中の見晴らしも抜群です。
例年11月下旬から12月上旬にかけては、山全体がモミジや広葉樹の紅葉に包まれ、鮮やかな赤や黄色が目を楽しませてくれます。
特に山頂付近は紅葉の密度が高く、写真を撮る手が止まらなくなるでしょう。
天覧山とセットで巡るコースの歩行時間はおよそ2時間ほどと、子どもたちが「山に登った」という達成感を味わうにはちょうどいい距離なのもポイント。
落ち葉を踏みしめる音や秋の森の香りを感じながら、五感で自然を満喫できますよ。
さらに下山後は、近くにある飯能河原や吾妻峡を散策したり、「さわらびの湯」で温泉に浸かって疲れを癒やしたりと、飯能らしい自然体験で一日を締めくくれます。
次の休日は、多峯主山の頂上を目指して、家族みんなで気持ちの良い紅葉ハイキングに出かけませんか。
施設名
多峯主山
住所
埼玉県飯能市大字飯能
アクセス
【電車・バス】
西武鉄道池袋線「飯能駅」よりバスで10分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
なし
公式HP
なし
(8)鳥居観音
山頂の観音像と紅葉が織りなすフォトジェニックな景色
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名栗渓谷近くの山中にそびえる鳥居観音は、東京ドーム6.5個分ほどの広大な敷地内に、巨大な「救世大観音」や、西遊記で有名な玄奘三蔵法師の霊骨を安置した「玄奘三蔵塔」などの仏教建築物が点在する霊場です。
車で山頂近くまで登ることができ、本格的な山歩きが難しい小さな子ども連れの家族でも安心して訪れられるのが魅力。
例年10月下旬から11月中旬にかけては、この敷地全体がモミジやカエデの真っ赤な紅葉に包まれ、神秘的な秋の絶景スポットになります。
境内には、本堂から大観音、三蔵法師塔などを巡る遊歩道がしっかり整備されているので、子どもたちと一緒に自分たちのペースでゆっくり散策できます。
その幻想的な美しさは、北野武監督の映画「Dolls」の撮影シーンにも使われたほど。
異国情緒漂う建造物と日本の紅葉が調和する風景は、なかなか他では見られません。
道中には健康や家族の平和を祈願できるスポットもあり、子どもたちと手を合わせる時間も良い思い出になるでしょう。
雄大な自然と荘厳な建築が織りなす鳥居観音で、心も体もリフレッシュする紅葉の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
鳥居観音
住所
埼玉県飯能市上名栗3198
アクセス
【電車】
西武鉄道西武池袋線「飯能駅」、JR八高線「東飯能駅」よりバスで連慶橋バス停下車徒歩5分
【車】
圏央道青梅I.Cより岩倉街道から成木街道を経て、名栗方面へ約30分
圏央道狭山日高I.Cより国道299号線から県道70号線を経て、名栗方面へ約40分
営業時間
9:00~16:00
定休日
水曜日、ほか不定休
入場料
【入山料】
大人(中学生以上):200円
小人(小学生以上):100円
【大観音拝観料】
大人:200円
小人:100円
※土日祝のみ拝観可
駐車場
あり
電話番号
042‐979‐0666
公式HP
鳥居観音
(9)能仁寺
庭園に広がる紅葉と歴史ある建築が調和する癒しの空間
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天覧山のふもとに位置する能仁寺は、室町時代中期に建てられた歴史ある禅寺です。
天覧山の登山口がすぐ隣にあるため、お寺を楽しんだあとにそのままハイキングにも挑戦できるのが魅力。
ゆるやかな山道なので、自然にふれながら気軽に体を動かしたい家族におすすめです。
そんな能仁寺は紅葉の名所として知られていますが、特に有名なのが桃山時代から江戸時代の作庭とされる池泉鑑賞蓬莱庭園(ちせんかんしょうほうらいていえん)です。
この庭園は「日本名園100選」にも選ばれており、例年11月中旬から12月上旬にかけて、池を囲むモミジやカエデが赤や黄色に染まり、天覧山の緑と美しいコントラストを生み出します。
特に、紅葉に彩られた木々が池の水面に鮮明に映り込む光景には、誰もが心を奪われるでしょう。
このフォトジェニックな絶景を、ぜひお寺の本堂から静かに眺めてみてください。
屋根や柱が額縁となり、紅葉した庭園を際立たせるさまは、何とも言えない趣があります。
ここなら、親子三世代での記念撮影も、格調高い一枚になりますよ。
平日であれば比較的混雑も少ないので、静かな雰囲気の中で紅葉をじっくりと満喫したい家族は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
施設名
能仁寺
住所
埼玉県飯能市飯能1329
アクセス
【電車】
西武鉄道池袋線「飯能駅」より徒歩約20分
【車】
圏央道狭山・日高I.Cより15分
営業時間
9:00~17:00
※冬季は9:00~16:00
定休日
なし
入場料
【庭園・本堂拝観料】
300円
駐車場
―
電話番号
042‐973‐4128
公式HP
能仁寺
(10)飯能河原
川辺を歩きながら色づく木々を楽しめる秋の散歩道
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飯能河原は入間川の清流沿いに広がる河川敷で、飯能駅から歩いて約15分というアクセスの良さが魅力の自然スポットです。
夏は水遊びやバーベキューで大賑わいですが、秋は一転、周囲の山々が色づき、川のせせらぎとともに美しい紅葉を楽しめます。
見どころは、なんといっても河原に架かる朱色の「割岩橋」とのコントラスト。
鮮やかに色づいたモミジやケヤキと橋の赤色が重なり合う光景は、まさに秋の飯能を象徴する絶景です。
河原の石の上に立って、川の流れと対岸の紅葉、そして赤い橋をローアングルで捉えれば、エモさ満点の一枚が撮れますよ。
日没後は、割岩橋がライトアップされるので、夕暮れ時までゆっくり滞在して、子どもたちと一緒に秋の夜のロマンチックな時間も楽しんでみましょう。
また、秋でも水量が落ち着いている日なら、浅瀬で水切りをしたり、珍しい石を探したりと、子どもたちが思いっきり自然の中で遊べるのもうれしいポイント。
ぜひこの秋は、飯能河原で楽しい思い出を作ってみてください。
施設名
飯能河原
住所
埼玉県飯能市久下472
アクセス
【電車・バス】
西武池袋線「飯能駅」よりバスで飯能河原バス停下車徒歩3分
営業時間
9:00~17:00
定休日
詳細はこちら
入場料
無料
※火気使用エリアは1人1,000円(小学生以下は無料)
駐車場
なし
電話番号
042-980-5051
※一般社団法人奥むさし飯能観光協会
公式HP
飯能河原
埼玉県の他の地域でもみじを楽しみたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
2.恋人と行きたい飯能周辺で紅葉が綺麗なスポット5選

飯能市を少し離れ、入間郡や秩父地方など周辺エリアまで足を延ばせば、さらにロマンチックで静かな紅葉スポットに出会えます。
特に、自然に囲まれた渓谷や湖畔は、二人だけの時間をゆっくり過ごしたいカップルにぴったり。
清流の音や静かな湖面に癒されながら、秋の深まりをしみじみと感じられるでしょう。
ここでは、カップルで訪れたい飯能周辺の紅葉スポットを5カ所ご紹介します。
秋の彩りを楽しみながら、二人の距離をさらに近づけてみてくださいね。
(1)黒山三滝
静かな森に響く滝の音と紅葉のコントラストが美しい癒しの名所
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越生町にある黒山三滝は、男滝(おだき)、女滝(めだき)、天狗滝という三つの滝の総称で、古くから修験道の地として知られる景勝地です。
周囲は深い自然林に囲まれ、マイナスイオンあふれる静寂な空間が広がっています。
秋の見どころは、豪快な滝の流れと、それを包み込むように広がる美しい紅葉のコントラスト。
11月下旬頃になると、周囲の木々が一斉に赤や黄色に色づき、清らかな滝の景色を華やかに彩ります。
迫力満点の水しぶきと、燃えるような紅葉が同時に視界に飛び込んでくる光景は圧巻の一言。
苔むした岩や木々の緑も加わり、秋の深まりを全身で感じられます。
ここでは三つの滝を巡る遊歩道が整備されているので、手をつないでゆったりと散策してみましょう。
特にカップルにおすすめの撮影ポイントは、男滝と女滝を見上げる「夫婦橋」周辺。
勇壮な男滝と優美な女滝、そして背景の紅葉を収めれば、ロマンチックな記念写真になること間違いなしです。
スローシャッターで水の流れを撮影するなど、二人で写真の撮り方を工夫するのも楽しいですよ。
ぜひこの神秘的な黒山三滝で、恋人と秋の癒し時間を過ごしてみてください。
施設名
黒山三滝
住所
埼玉県入間郡越生町大字黒山
アクセス
【電車】
東武鉄道越生線「越生駅」より川越観光バスで終点下車徒歩15分
【車】
関越自動車道鶴ヶ島I.Cより40分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
049‐292‐1451
※越生町観光協会
公式HP
黒山三滝
(2)鎌北湖
湖面に映る紅葉がロマンチック
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入間郡毛呂山町に位置する鎌北湖は、1935年に農業用貯水池として造られた、周囲約2kmの人造湖です。
山間で静かに水をたたえるその姿から、「乙女の湖」というなんともロマンチックな別名で親しまれています。
ここは春の桜、夏の深緑と、四季折々の美しい景色が楽しめる場所ですが、特に紅葉シーズンは、静かな湖面が作り出す幻想的な「逆さ紅葉」が一番の見どころ。
湖畔にはカエデ類などの木々が植えられており、見頃を迎える11月中旬から12月上旬にかけて、山全体が赤や黄色に染まります。
特に風のない穏やかな日には、湖面に色鮮やかな紅葉がくっきりと映り込み、二つの紅葉の世界を同時に楽しんでいるような、息をのむ美しさを体験できますよ。
またカップルで訪れるなら、ボートに乗って湖上から紅葉を眺めるのもおすすめ。
湖畔から見る景色とは一味違い、水面すれすれの視点から見上げる紅葉は迫力満点です。
ボートがゆっくりと進むたび、湖面に揺れる木々の色が変わり、二人だけの特別な時間を演出してくれるでしょう(※ボートの利用情報は公式サイトでご確認ください)。
施設名
鎌北湖
住所
埼玉県入間郡毛呂山町宿谷356-7
アクセス
【電車】
JR八高線「毛呂駅」より徒歩45分
東武越生線「東毛呂駅」より徒歩約60分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり(無料)
電話番号
049-295-2112
公式HP
鎌北湖
(3)鶴ヶ島運動公園
色づく木々の中をのんびりお散歩
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鶴ヶ島市にある鶴ヶ島運動公園は、自然の生態系に配慮して整備された、緑と水辺が豊かな公園です。
広大な敷地には、メイングラウンドなどの運動施設のほか、自然観察が楽しめる樹林地や、公園の中心に位置する太田ヶ谷沼を囲むように水辺の空間が広がっています。
紅葉シーズンの魅力は、静かに秋を感じられる穴場感と、イチョウ並木の壮観な黄葉。
園内の並木道にあるイチョウが一斉に黄金色に染まり、鮮やかな黄色の葉が空を覆います。
地面には落ち葉のじゅうたんが敷き詰められ、辺り一面が金色の世界に変わる光景はまさに圧巻。
カップルで紅葉さんぽを楽しむなら、太田ヶ谷沼にかかる橋や親水デッキを歩きながら、水面に映る秋の彩りを眺めてみてください。
風のない穏やかな日には、沼の水鏡に空と紅葉が映り込み、ため息が出るような美しい光景に二人で感動できますよ。
スポーツ施設が目立つためか、紅葉名所と比べて混雑しにくいため、周りを気にせず二人だけの穏やかな時間を過ごせるのがポイント。
アクセス抜群で、関越自動車道や圏央道のインターチェンジからも近く、ドライブデートにもぴったりです。
美しく色づく時期を狙って、ぜひ訪れてみてください。
施設名
鶴ヶ島運動公園
住所
埼玉県鶴ヶ島市太田ヶ谷201-8
アクセス
【電車】
東武東上線「鶴ヶ島駅」より徒歩30分
【車】
関越自動車道「鶴ヶ島」ICより約10分
圏央道「圏央鶴ヶ島」ICより約3分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
049-271-1111
公式HP
鶴ヶ島運動公園
埼玉で紅葉を楽しめるスポットを他にも知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
(4)中津峡
錦秋の渓谷トンネルと清流音に包まれる
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中津峡は秩父市大滝の中津川沿いに約10km続くV字谷の渓谷で、高さ100mにも及ぶ断崖が連なる雄大な絶景スポットです。
埼玉県指定名勝にも選ばれ、紅葉シーズンには切り立った岩肌と錦に染まる山々のコントラストが見事。
硬い岩石に守られた天然林にはカエデやナナカマドが多く、モミジの赤、ブナやツツジ類の黄が渓谷全体を鮮やかに彩ります。
見頃は例年10月下旬〜11月中旬頃と少し早めなので、秋を先取りしたいカップルにぴったり。
渓谷という地形のおかげで、紅葉が立体的に迫る迫力の景観を楽しめますよ。
デートなら、紅葉ドライブと絶景散策を組み合わせたプランはいかがでしょう。
中津川沿いの県道(中津川三峰口停車場線)は、秋になると紅葉ロードに変わり、車窓から次々と色づく山々を眺められます。
特に持桶トンネル手前にある樹齢300年以上の「女郎もみじ」は、真紅が際立つ映えスポットなので、ぜひ二人で探してみてくださいね。
途中で車を停め、清らかなせせらぎを聞きながら紅葉の中を歩けば、そのロマンチックな雰囲気が二人の絆をさらに強くするでしょう。
施設名
中津峡
住所
埼玉県秩父市中津川417
アクセス
【電車・バス】
秩父鉄道秩父本線「三峰口駅」より西武観光バス相原橋バス停下車すぐ
【車】
関越自動車道花園I.Cより約90分
営業時間
24時間
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
なし
電話番号
0494‐55‐0707
※秩父観光協会大滝支部
公式HP
中津峡
(5)秩父ミューズパーク
展望台から紅葉パノラマ
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秩父ミューズパークは、埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる、長尾根丘陵の豊かな自然を活かした広大な公園です。
ギリシャ神話の女神「ミューズ」の名を冠するこの公園には、音楽やスポーツ、文化施設が点在し、そのすべてが約3kmのメインストリート「スカイロード」で結ばれています。
このスカイロードこそ、秋の秩父ミューズパークの主役。
紅葉の名所として知られ、約500本のイチョウ並木が黄金色に輝く光景は圧巻です。
見頃を迎えると、スカイロード全体がまばゆい黄金色に染まり、どこまでも続くトンネルを歩いているようなロマンチックな散策を楽しめます。
彼と一緒に足元に積もった落ち葉を集めてハートの形を作ったり、上から降らせる様子を撮ったり、遊び心を加えたスナップショットにも挑戦してみましょう。
そして、ぜひ立ち寄りたいのが園内のシンボル「展望台」。
展望台からは、紅葉に染まる秩父市街や武甲山の雄大な景色をパノラマで望めます。
日が沈むころには、空が茜色に染まり、眼下にはきらめく夜景。
少しだけ時間を忘れて、秋の夕景を二人占めしてみてください。
施設名
秩父ミューズパーク
住所
埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
アクセス
【電車・バス】
秩父鉄道秩父駅または西武鉄道西武秩父線西武秩父駅より循環バスで約20分
【車】
関越自動車道花園I.Cより約50分
営業時間
利用施設により違いあり
定休日
火曜日
入場料
利用施設により違いあり
駐車場
あり
電話番号
0494-25-1315(秩父ミューズパーク管理事務所)
公式HP
秩父ミューズパーク
3.飯能での紅葉の楽しみ方4選

せっかく紅葉狩りに出かけるなら、ただ眺めるだけでなく、その場所ならではの楽しみ方で秋の深まりを感じたいですよね。
飯能は水と緑が豊かな土地柄を活かし、湖畔でのピクニックや森林浴、トレッキングやカヌーといった、自然と一体になれる体験が充実しています。
静かに紅葉を眺めて癒やされるのもよし、身体を動かして自然の中でリフレッシュするのもよし。
鮮やかに色づく木々を前にすれば、日々の疲れもふっと和らぐでしょう。
ここでは、飯能での紅葉の楽しみ方を4つご紹介します。
家族やカップルで、心に残る秋の時間を見つけてみてください。
(1)メッツァビレッジで北欧気分の紅葉さんぽを楽しむ
飯能の紅葉を、ちょっと特別な雰囲気の中で堪能したいなら、異国情緒あふれるメッツァビレッジの湖畔でのんびり紅葉さんぽを楽しみましょう。
ここの醍醐味は、ただ木々を眺めるだけでなく、北欧のライフスタイルに触れながら秋の絶景を心ゆくまで満喫できること。
湖畔沿いのウッドデッキや散策路を歩けば、湖の青と周囲の木々が織りなす、絵画のような紅葉の景色が鮮やかに目に飛び込んできます。
天気次第では、水面に映る逆さ紅葉の幻想的な光景にも出会えることも。
湖の青、紅葉の赤、そして北欧デザインの建物がつくり出すコントラストは、写真好きのカップルや家族にはたまらないでしょう。
また、紅葉だけでなく、北欧の雑貨やグルメを楽しめるのもうれしいポイントです。
マーケット棟でお気に入りの雑貨を探したり、湖を眺めながらおしゃれなカフェでひと息ついたりと、ゆったりとした時間が過ごせますよ。
ぜひ、湖畔の風景と北欧の世界観が融合するメッツァビレッジで、家族や恋人といつもとはひと味違う秋の休日を過ごしてみてください。
(2)宮沢湖畔でピクニックしながら秋を感じる
飯能の紅葉をじっくりと堪能するなら、宮沢湖を望むメッツァビレッジ内の広々とした芝生エリアでピクニックを楽しむのもおすすめです。
秋の穏やかな陽射しの中でゆったりと過ごすには最高のロケーション。
キラキラと輝く湖面と、赤や黄色に染まる木々を背景に、レジャーシートを広げて手作りのお弁当やメッツァビレッジで購入した北欧フードを並べれば、特別な秋のランチタイムになります。
湖から吹き抜ける穏やかな風を感じながら、子どもたちとどんぐりを探したり、湖をバックに記念撮影をしたり、ただただ景色を眺めたりと、穏やかな秋の時間を共有できるでしょう。
少し疲れたら芝生に寝転んで、木々のざわめきに耳を傾けてみてください。
紅葉に包まれた静かな空間で深呼吸すれば、心まで澄み渡るようなリフレッシュを感じられますよ。
(3)名栗の温泉で紅葉を眺めながら癒やされる
紅葉狩りでたくさん歩いた後は、名栗エリアにある温泉で心と体を癒してみるのはいかがでしょうか。
飯能市の奥地、名栗渓谷沿いには日帰り入浴が楽しめる温泉施設が点在しており、山々に囲まれた静かな環境の中で、穏やかな時間を過ごせます。
施設によっては、露天風呂から紅葉に染まった山々を一望できる場所も。
湯船に浸かりながら目の前に広がる鮮やかな紅葉のパノラマは、まさに極上の癒やしです。
秋風を感じながら入る露天風呂は、体の疲れはもちろん、日頃のストレスまでスッキリ洗い流してくれるでしょう。
湯上がりには、恋人や家族と今日の楽しかった思い出を語り合いながら、名栗の地元食材を使った美味しい料理を味わうのもおすすめの過ごし方です。
紅葉で目を癒やし、温泉で体を温め、自然の恵みを全身で感じながら、秋の名栗を心ゆくまで堪能してみてください。
(4)トレッキングやカヌーで自然と一体になって楽しむ
紅葉をもっとアクティブに満喫したいなら、トレッキングやカヌー体験に挑戦してみましょう。
飯能エリアは、山も川も湖も揃った自然の宝庫で、体を動かしながら秋を感じるには、これ以上ない最高のフィールドです。
天覧山や多峯主山では、色づいた木々の下を歩く爽快トレッキングが楽しめます。
冷たい秋の空気を肌で感じながら、山頂でパノラマ紅葉に出会ったときの達成感といったらありません。
新鮮な秋の空気を全身で吸い込んで、リフレッシュできること間違いなしです。
一方、水辺で紅葉を楽しむなら、名栗湖や宮沢湖でのカヌー体験がおすすめ。
水上から見上げる紅葉は陸地とはまた違った迫力があり、水面が鏡のように反射して、紅葉に囲まれる特別な感覚を味わえます。
家族や恋人と息を合わせてパドルを漕げば、その時間さえも忘れられない思い出になるでしょう。
普段の散策では味わえない、自然との一体感をぜひ恋人や家族とともに体験してみてください。
4.まとめ
今回は埼玉県・飯能エリアとその周辺から、紅葉が楽しめる絶景スポットを15カ所厳選してご紹介しました。
飯能は、都心から約1時間とは思えないほど自然が豊かで、秋の彩りをゆったり満喫できる場所がたくさんあります。
手軽に登れて絶景が望める天覧山、水面に映る紅葉が見事な名栗湖、北欧の雰囲気に包まれるメッツァビレッジなど、心惹かれる場所は見つかりましたか。
飯能の紅葉は、ただ景色を眺めるだけでなく、湖畔でピクニックを楽しんだり、紅葉の山道をトレッキングしたり、温泉で癒やされたりと、組み合わせ次第で楽しみ方は無限大。
プラスアルファの体験を加えれば、紅葉狩りはさらに充実したものになるでしょう。
今年の秋はぜひ飯能で、色づく木々と清らかな空気に包まれながら、心も体もリフレッシュする最高の紅葉日和を過ごしてみてください。



