9月におすすめの国内旅行先10選!絶景・温泉・グルメと旅の注意点もご紹介

※公開日時点の情報です。
夏の賑わいが少し落ち着き、爽やかな秋の気配が感じられる9月。
「夏のピークを避けて、どこかへゆっくり旅行に行きたいな」
「気候も良い9月だけど、どこへ行くのが一番楽しめるんだろう?」
そんな風に、次の旅の計画を立て始めている方も多いのではないでしょうか。
9月は、真夏の厳しい暑さが和らぎ、絶景めぐりや街歩きにぴったりの季節。
秋の味覚が旬を迎え始め、高原では紅葉の便りも聞こえてくるなど、旅の楽しみがぐっと増えるシーズンです。
そこで本記事では、「絶景」「温泉」「グルメ」という3つのテーマで、9月だからこそ訪れたいおすすめの旅行先を全国から厳選してご紹介します。
さらに、台風への備えや服装選びのポイントなど、9月の旅行を賢く、そして安心して楽しむためのコツと注意点もあわせて解説します。
この記事を、あなたの素敵な秋旅プラン作りにぜひお役立てください。
1.秋を先取り!9月におすすめの絶景スポット4選
夏の厳しい暑さが和らぎ、爽やかな秋風が心地よい9月は、絶景を堪能する旅に最高のシーズンです。
思わずカメラを向けたくなるような、心洗われる風景を探しに出かけてみませんか?
ここでは、まるで北欧の森と湖のような景色に癒されるスポットから、秋の始まりを告げるコキアが丘を染める公園、条件が合えば出会える雲海に浮かぶ天空の城、そして心を奪われるほど神秘的な青い池まで、この時期だからこそ訪れたい全国の絶景スポットを4つ厳選してご紹介します。
(1)メッツァビレッジ
北欧の森と湖で癒される休日
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メッツァビレッジは、都心から約1時間でアクセスできる、宮沢湖の豊かな自然に囲まれた北欧スタイルの複合施設です。
夏が落ち着き、爽やかな風が吹き抜ける9月は、この場所の魅力を満喫するのに最高の季節と言えるでしょう。
入場無料で気軽に立ち寄れる園内は、湖畔に沿ってマーケットやレストラン、カフェが点在し、のんびりと散策するだけでも心が和みます。
湖が見えるテラス席でフィーカ(北欧流のお茶の時間)を楽しんだり、センスの良い北欧雑貨を探したりと、思い思いの休日を過ごせます。
また、気候の良い9月は、カヌーやボートといった湖上アクティビティに挑戦するのもおすすめ。
穏やかな湖面をゆっくりと進めば、日頃の疲れがすっと癒やされていくのを感じるはずです。
遠出は難しいけれど、少しだけ非日常を味わいたい。
そんな9月の休日にぴったりの癒しスポットです。
施設名
メッツァビレッジ
住所
埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス
【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
(詳しくはこちら)
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間
平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日
不定休
入場料
無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場
あり
電話番号
0570-03-1066
公式HP
メッツァビレッジ
(2)国営ひたち海浜公園
秋のコキアとコスモスの丘めぐり
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広大な敷地に四季折々の花々が咲き誇る国営ひたち海浜公園。
9月は、秋の絶景へのプレリュード(序曲)ともいえる、特別な風景に出会える季節です。
この時期の主役は、園内の「みはらしの丘」を埋め尽くす、もこもことした可愛らしい形のコキア。
夏の間、鮮やかな緑色だったコキアが、9月下旬頃から少しずつ赤く色づき始めます。
緑から赤へと移り変わる美しいグラデーションが見られるのは、まさにこの時期だけの特権。
丘一面がパッチワークのように染まる光景は、息をのむほどの美しさです。
さらに、足元では色とりどりのコスモスが咲き始め、秋風にそよぐ可憐な姿が訪れる人々の目を楽しませてくれます。
コキアとコスモスの共演は、写真映えも抜群。
園内はとても広く、サイクリングや散策も気持ちが良いので、一日かけてゆっくりと秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
施設名
国営ひたち海浜公園
住所
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
アクセス
【電車】
ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦駅」より徒歩約20分
【電車・バス】
ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦駅」よりバスで約10分
JR常磐線「勝田駅」よりバスで約15分
【車】
常磐自動車道東海スマートI.Cより約13㎞
常磐自動車道日立南太田I.Cより約15㎞
営業時間
【3月1日~7月19日、9月2日~10月31日】
9:30~17:00
【7月20日~9月1日】
9:30~18:00
【11月1日~2月末日】
9:30~16:30
定休日
火曜日、12月31日、1月1日、ほか不定休(詳細はこちら)
入場料
【入園料金】
大人(高校生以上):450円(500円)
シルバー(65歳以上):210円(250円)
※中学生以下は無料
※()内は2日通し券の料金
【年間パスポート】
大人:4,500円
シルバー:2,100円
【プレジャーガーデン】
のりもの1日フリーパス(3歳以上):4,400円
※詳細はこちら
駐車場
あり
電話番号
【公園】
029-265-9001
【プレジャーガーデン】
029-265-8185
公式HP
国営ひたち海浜公園
(3)竹田城跡
雲海に浮かぶ天空の城
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「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも称され、一度は見てみたいと多くの旅人を惹きつける竹田城跡。
この城跡が最も幻想的な姿を見せる「雲海シーズン」が、まさに9月から始まります。
晩夏から秋にかけての早朝、いくつかの気象条件が揃った時にだけ現れるのが、雲海に浮かぶ城跡の絶景です。
朝日に照らされた雲の海に、山頂の石垣群が島のように浮かび上がる光景は、息をのむほど神秘的。 この「一期一会」の絶景に出会うためだけに、早起きして訪れる価値は十分にあります。
もちろん、雲海が見られない日でもその魅力は色褪せません。
標高約354mの山頂に広がる壮大な石垣群を歩けば、400年以上の歴史ロマンを感じられますし、そこから見下ろす美しい田園風景も格別です。
9月の爽やかな気候の中、天空の城で歴史と絶景に触れる旅はいかがでしょうか。
訪れる際は、山道を歩くためスニーカーなどの歩きやすい靴をお忘れなく。
施設名
竹田城跡
住所
兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
アクセス
【電車・バス】
JR播但線「竹田駅」が最寄駅。
駅から登山口まで徒歩、または期間限定運行の「天空バス」(有料)を利用し「竹田城跡」バス停で下車、そこから徒歩約20分。
【車】
播但連絡自動車道または北近畿豊岡自動車道「和田山IC」から各駐車場へ。
一般車両は中腹の「山城の郷 駐車場」などが最終駐車場となり、そこからは徒歩(約40分)またはバス・タクシーを利用。
営業時間
季節により変動
詳細は公式サイトをご確認ください。
定休日
1月4日~2月末日までは冬季閉山
入場料
大人(高校生以上): 500円
※中学生以下は無料です。
駐車場
あり
電話番号
079-674-2120
公式HP
竹田城跡
(4)白金青い池
神秘的な青さを楽しむ人気スポット
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北海道を代表する絶景スポットとして、国内外から多くの人々が訪れる白金青い池。
その名の通り、息をのむほどに青く美しい水面は、一度見たら忘れられない神秘的な光景です。
この池の青さは、近くの白ひげの滝などからアルミニウムを含んだ水が流れ込み、太陽の光と混じり合うことで生まれると言われています。
水の中から天に向かって伸びるように立ち枯れたカラマツの木々が、その幻想的な雰囲気を一層際立たせています。
夏の観光ピークが過ぎ、少し落ち着きを取り戻す9月は、この静寂な美しさをじっくりと味わうのに最適な季節。
空気が澄みわたる日には、池の青さがより一層際立ちます。
また、周囲の木々が少しずつ秋色に染まり始め、青い水面との美しいコントラストを楽しむことができるのもこの時期ならでは。
天候や時間帯によって刻一刻と表情を変える、奇跡のような青の絶景。 時が経つのも忘れて見入ってしまうほどの美しさに、心ゆくまで癒やされてみてはいかがでしょうか。
施設名
白金青い池
住所
北海道上川郡美瑛町白金
アクセス
【電車・バス】
R富良野線「美瑛駅」で下車。
駅前から道北バス(白金温泉・国立大雪青年の家行き)に乗車し約20分
「白金青い池入口」バス停で下車後、徒歩約10分。
【車】
道道966号線を経由して約20~25分
営業時間
・5月~10月: 午前7時~午後7時
・11月~4月: 午前8時~午後9時30分
定休日
なし
入場料
無料
駐車場
あり(有料)
電話番号
0166-92-4378
公式HP
白金青い池
2.9月に行きたい!ゆったり癒しのおすすめ温泉旅3選
夏の疲れがどっと出てくる9月。
そんな時、心と身体をじんわりと癒やしてくれるのは、やっぱり温泉旅ではないでしょうか。
厳しい暑さが和らぎ、湯けむりの立ちのぼる温泉街の散策にもぴったりの季節。
湯上りに感じるひんやりとした秋の風も、また格別です。
ここでは、ただお湯に浸かるだけではない、プラスアルファの魅力にあふれた3つの温泉地を厳選してご紹介します。
あなたにぴったりの癒しの旅を見つけてみてください。
(1)草津温泉
湯けむりと湯畑を楽しむ名湯の街歩き
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「日本三名泉」のひとつに数えられ、毎分約32,300リットル以上という日本一の自然湧出量を誇る草津温泉。
そのシンボルである「湯畑」は、もうもうと立ちのぼる湯けむりと硫黄の香りで、訪れる人々を温泉情緒たっぷりの世界へと誘います。
夏の暑さが落ち着く9月は、この湯畑を中心に広がる温泉街の散策にぴったりの季節。 湯上りに浴衣でそぞろ歩けば、ひんやりとした秋の夜風が火照った身体に心地よく感じられます。
湯畑の周りには、無料で利用できる足湯「湯けむり亭」や、趣ある共同浴場、温泉まんじゅうのお店などが軒を連ね、飽きることがありません。 夜にはライトアップされた湯畑が幻想的な雰囲気に包まれ、昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。
また、名物の「湯もみと踊りショー」が楽しめる「熱乃湯」も必見。 草津ならではの伝統文化に触れることができます。 豊富な湯量と泉質を誇る名湯で夏の疲れをじっくり癒やし、風情ある街並みで心も満たされる。 そんな贅沢な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
草津温泉
住所
群馬県吾妻郡草津町草津
アクセス
【電車・バス】
JR吾妻線「長野原草津口駅」よりバスで25分
営業時間
施設によって異なります(詳細はこちら)
定休日
施設によって異なります(詳細はこちら)
入場料
施設によって異なります(詳細はこちら)
駐車場
あり
電話番号
0279‐88‐0800
※草津温泉観光協会
公式HP
草津温泉
(2)別府温泉
地獄めぐりと海鮮を味わう温泉旅
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別府温泉は、温泉の魅力が凝縮された、まさに「おんせん県大分」を象徴する場所です。
源泉数、湧出量ともに日本一を誇り、街のいたるところから湯けむりが立ちのぼる光景は圧巻の一言。
一つの温泉郷で、これほど多様な泉質と景観に出会える場所は他にありません。
別府を訪れたら絶対に外せないのが、温泉が多様な姿を見せる観賞スポット「地獄めぐり」。
コバルトブルーが美しい「海地獄」や、真っ赤に染まる「血の池地獄」など、自然が創り出したとは思えない神秘的でダイナミックな景観が広がります。
夏の暑さが和らぐ9月は、これらの地獄を巡る散策も快適に楽しめます。
温泉で癒やされた後は、新鮮な海の幸を味わうのも大きな楽しみです。
豊後水道に面しているため、名物の関アジ・関サバをはじめとした旬の魚介類は格別の美味しさ。
地球のエネルギーを目で見て感じ、極上の湯に浸かり、新鮮な海の幸に舌鼓を打つ。
そんな五感をフルに使って楽しむ、エネルギッシュな温泉旅はいかがでしょうか。
施設名
別府温泉
住所
大分県別府市駅前町12-13(JR別府駅)
アクセス
【電車・バス】
R日豊本線「別府駅」で下車。 駅を拠点に、各温泉地へは路線バス(亀の井バス)が網羅しています。
【車】
大分自動車道「別府IC」からJR別府駅周辺まで約15分。
営業時間
8:00~17:00
定休日
なし
入場料
地獄めぐり共通観覧券(7つの地獄)
・大人(高校生以上): 2,800円
・小・中学生: 1,300円
・幼児(小学生未満): 700円
※各施設ごとの個別入場も可能です。(1施設500円)
駐車場
あり(各施設に無料駐車場完備)
電話番号
0977-24-2838(別府市観光協会)
公式HP
別府温泉
(3)箱根温泉
ススキ草原と美術館を巡る大人の休日
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箱根温泉は、都心から気軽に行けるアクセスの良さに加え、豊かな自然、多様な泉質の温泉、そして世界的なアートが共存する、洗練された大人のためのリゾート地です。
夏の賑わいが落ち着き、爽やかな空気に入れ替わる9月、箱根は一年で最も美しい季節のひとつを迎えます。
この時期は、なんといっても仙石原のススキ草原。
見渡す限りの草原が黄金色の穂をつけ始め、秋風にそよいで銀色にきらめく光景は、思わず時を忘れて見入ってしまうほどの美しさです。
また、「彫刻の森美術館」や「ポーラ美術館」など、豊かな自然の中に溶け込むように点在する個性豊かな美術館を巡るのも、箱根ならではの贅沢な時間の過ごし方。
アートで心を刺激した後は、宿の温泉でゆっくりと身体を解きほぐす。
そんな知的な休日がここにはあります。
箱根登山電車に揺られて車窓の風景を楽しんだり、芦ノ湖の遊覧船から富士山を眺めたりと、移動そのものが思い出になるのも魅力。
自然とアートに癒やされる、上質な秋の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
施設名
箱根温泉
住所
神奈川県足柄下郡箱根町湯本706-35(箱根湯本駅)
アクセス
【電車・バス】
小田急ロマンスカーまたはJR東海道新幹線・東海道本線「小田原駅」経由で、箱根登山電車「箱根湯本駅」へ。
【車】
東名高速道路「厚木IC」から小田原厚木道路経由、または「御殿場IC」からアクセス。
営業時間
ー
定休日
ー
入場料
ー
駐車場
あり
電話番号
0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
公式HP
箱根温泉
3.秋の味覚を楽しむ!おすすめグルメ旅3選
「食欲の秋」という言葉があるように、秋は美味しいものであふれる季節。
旅の大きな楽しみのひとつは、その土地ならではの旬の味覚を心ゆくまで堪能することではないでしょうか。
産地で味わう採れたて・獲れたての美味しさは、何物にも代えがたい贅沢です。
ここでは、上品な甘さの栗スイーツが楽しめる町並みから、脂ののった旬のサンマを味わう港町、そして秋の味覚の王様・松茸や丹波黒豆といった山の幸に恵まれた古城の町まで、お腹も心も満たされるグルメ旅におすすめの3つのスポットをご紹介します。
この秋は、旬の味覚を求めて旅に出てみませんか?
(1)小布施
栗スイーツと歴史情緒を味わう町並み散策
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長野県の北部に位置する小布施町は、「栗の町」として全国にその名を知られる場所。
そして、一年で最もこの町が輝きを放つのが、新栗の収穫が始まる9月です。
この時期だけしか味わえない、採れたての栗を使った極上のスイーツを求めて、多くの人
町に点在する老舗菓子店では、9月になると一斉に「新栗」を使ったメニューが登場します。
賞味期限が非常に短い、注文を受けてから作る搾りたてのモンブランや、栗本来の風味を活かした栗おこわ、栗あんを使ったソフトクリームなど、まさに栗づくし。
お目当てのお店のスイーツを味わうために、少しだけ行列に並ぶ時間もまた、旅の楽しみのひとつです。
小布施の魅力は、グルメだけではありません。
葛飾北斎をはじめとする文化人たちに愛された歴史が息づく、風情豊かな町並みも大きな魅力です。
栗の木のブロックが敷き詰められた「栗の小径」を散策したり、趣のある小道や開放された個人の庭「オープンガーデン」を巡ったりと、ゆったりとした時間が流れます。
美味しい栗スイーツを片手に、歴史と文化が香る美しい町並みを散策する。
そんな心もお腹も満たされる、贅沢な秋の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
施設名
小布施
住所
長野県上高井郡小布施町小布施1491-2(小布施町役場)
アクセス
【電車・バス】
JR「長野駅」で長野電鉄に乗り換え、約35分。
「小布施駅」で下車
【車】
上信越自動車道「小布施スマートIC」から約5分、または「須坂長野東IC」から約15分。
営業時間
各店舗・施設により異なります。
定休日
各店舗・施設により異なります。
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
026-214-6300(信州小布施 小布施文化観光協会)
公式HP
小布施
(2)釧路
秋のサンマと港町グルメ旅
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世界三大夕日にも数えられる美しい港町、釧路。
この町が食の魅力でひときわアップするのが、秋の味覚の代名詞・サンマが旬を迎える9月です。
根室海峡で獲れた脂ののった新鮮なサンマは、まさにこの時期、この場所でしか味わえない格別の美味。
釧路の台所と呼ばれる「和商市場」では、威勢のいい声が飛び交う中、新鮮なサンマがずらりと並びます。
名物「勝手丼」のネタに選ぶのはもちろん、市場の食堂で食べるシンプルな塩焼き定食も絶品。
炭火でじっくりと焼かれ、皮はパリッと、身はふっくらジューシーなサンマは、思わず唸るほどの味わいです。
また、港町ならではのグルメも見逃せません。
炉端焼きの発祥地ともいわれる釧路では、新鮮な魚介を目の前の炭火で炙っていただくスタイルが人気。
夕日を眺めた後は、アツアツの炉端焼きと地酒で一杯、というのも最高に贅沢な時間です。
雄大な夕日と活気あふれる市場、そして旬のサンマをはじめとした絶品グルメ。
食いしん坊にはたまらない、港町ならではの旅情を満喫してみてはいかがでしょうか。
施設名
釧路
住所
北海道釧路市北大通14丁目(JR釧路駅)
アクセス
【電車・バス】
JR根室本線「釧路駅」が中心駅。 各観光地へは路線バス(くしろバス・阿寒バス)が運行しています。
【車】
道東自動車道「阿寒IC」から釧路市内中心部まで約40分。
営業時間
8:00~17:00
定休日
日曜日
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
0154-31-1993(釧路総合振興局 商工労働観光課)
公式HP
釧路
(3)丹波篠山
松茸・黒豆と古城の秋めぐり
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関西の奥座敷として知られる兵庫県の丹波篠山。
歴史ある城下町の風情が今なお色濃く残るこの地は、9月になると、待ちに待った秋の味覚シーズンへと突入します。
この時期のおすすめはなんといっても日本一とも称される「丹波黒豆」。
9月は完熟前の「丹波黒枝豆」として味わえる貴重な時期です。
一般的な枝豆とは一線を画す、豊かな香りと深いコク、そして大粒のもっちりとした食感は、一度食べたら忘れられない感動的な美味しさです。
さらに、秋の味覚の王様「松茸」もおすすめです。
地元の料理旅館や食事処では、香り高い松茸を使ったすき焼きや土瓶蒸しなど、この時期ならではの贅沢な料理を味わうことができます。
お腹が満たされた後は、篠山城跡の壮大な石垣を眺めたり、城下町の古い町並みに点在する古民家カフェや雑貨店を巡ったりするのも楽しみのひとつ。
実りの秋の始まりを告げる極上の味覚と、歴史情緒あふれる町並み散策。
そんな豊かな時間を過ごしに、丹波篠山へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
施設名
丹波篠山
住所
兵庫県丹波篠山市二階町58(丹波篠山観光ステーション)
アクセス
【電車・バス】
JR福知山線「篠山口駅」で下車。 駅前から神姫グリーンバス(篠山営業所行き)に乗車し約15分、「二階町」または「篠山営業所」バス停で下車。
【車】
舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」から約10~15分。
営業時間
各店舗・施設により異なります。
定休日
各店舗・施設により異なります。
入場料
無料
駐車場
あり
電話番号
079-506-1535(丹波篠山観光ステーション)
公式HP
丹波篠山
4.9月旅行を楽しむコツと注意点
9月は夏の暑さが和らぎ、旅行に最適なシーズンですが、一方で「秋の長雨」や「台風」など、天候が変わりやすい時期でもあります。
また、日中は過ごしやすくても、朝晩は意外と冷え込むことも。
せっかくの旅行を最後まで満喫するために、いくつか知っておきたいポイントがあります。 ここでは、服装の準備から混雑を避ける工夫まで、9月旅行を賢く、そして安心して楽しむためのコツと注意点を3つご紹介します。
(1)気温と湿度をチェックして、台風・急な天候変化にも備える
9月の旅行で最も注意したいのが、台風の接近や秋雨前線の影響による急な天候の変化です。
旅行の計画段階から、台風情報をこまめにチェックする習慣をつけましょう。
特に、飛行機や船を利用する旅行の場合は、欠航の可能性も頭に入れておく必要があります。
万が一に備え、キャンセル料の規定を確認したり、旅行保険への加入を検討したりしておくと安心です。
また、台風が直撃しなくても、前線の影響で急に強い雨が降ることも少なくありません。 たとえ出発日の予報が晴れでも、必ず、水に強い素材のバッグ、撥水性のある上着などを用意しておきましょう。
濡れた服や靴は体力を奪い、体調を崩す原因にもなります。
備えあれば憂いなし、の精神で準備をすることが、旅先での快適さにつながります。
(2)朝晩の冷え込み対策に羽織・ストールなど服装と持ち物を工夫
日中はまだ夏のなごりで汗ばむ陽気でも、日が暮れると急に肌寒くなるのが9月の特徴です。
特に、高原や山間部、海沿いの地域では、市街地よりも気温が低く、朝晩の冷え込みは顕著になります。
そこで重要になるのが「重ね着」です。
日中は半袖や薄手の長袖一枚で快適に過ごせても、すぐに羽織れるカーディガンやパーカー、シャツなどを一枚持っていくと非常に重宝します。
カバンに入れてもかさばらない薄手のウィンドブレーカーもおすすめです。
また、首元を温めるだけで体感温度は大きく変わるため、ひとつ持っていくと便利です。 日中の強い日差しから首を守る日よけとしても使え、夜は防寒対策になるなど、一枚で二役も三役もこなしてくれます。
服装で上手に体温調節をすることが、9月旅行を快適に過ごすための鍵となります。
(3)平日出発・朝早め行動で混雑を回避して絶景を満喫
夏のピークは過ぎたとはいえ、気候の良い9月は人気の観光地や連休を中心にまだまだ混雑が予想されます。
人混みを避けて、ゆったりと旅を楽しみたいなら、行動のタイミングを少しずらす工夫が効果的です。
可能であれば、旅行のスケジュールを平日に設定するのが最もおすすめ。
週末に比べて交通機関や宿泊施設の予約が取りやすくなるだけでなく、観光地も比較的空いているため、自分のペースでじっくりと絶景やグルメを堪能できます。
週末にしか旅行できない場合でも、朝早めの行動を心がけるだけで快適さは大きく変わります。
多くの観光客が動き出す前の朝一番に目的の場所へ到着すれば、人が少ない状態で写真を撮ったり、静かな雰囲気を味わったりすることが可能です。
特に、竹田城跡の雲海のような、特定の時間帯にしか見られない絶景を狙う場合は、早起きが必須条件となります。
少しだけ早起きして、澄んだ空気の中で特別な時間を満喫しましょう。
まとめ
夏の賑わいが落ち着き、心地よい秋風が吹き始める9月。
この時期は、色鮮やかな絶景、心身を癒やす温泉、そして旬を迎える豊かな味覚と、旅の魅力が凝縮された最高のシーズンです。
日本全国には9月だからこそ輝きを増す場所がたくさんあります。
台風や朝晩の冷え込みといった注意点にしっかりと備え、服装や持ち物を工夫すれば、夏の疲れをリフレッシュする、充実した時間を過ごせるはず。
平日を狙ったり、少しだけ早起きしたりする工夫で、混雑を避けて自分だけの特別な景色に出会えるかもしれません。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの素敵な9月の旅行プランを立てて、実り豊かな秋の始まりを満喫してください。