株式会社ムーミン物語(本社:埼玉県飯能市、代表取締役社長:千田 高、以下ムーミン物語)は、株式会社松屋(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:秋田 正紀、東証一部上場:証券コード8237、以下松屋)、Moomin Characters Oy Ltd(以下MC)、R&B Licensing AB(以下R&B)、フィンテック グローバル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉井信光、東証二部上場:証券コード8789、以下FGI)に第三者割当増資を実施し、財務体質の強化をするとともに、ムーミン物語が運営する「ムーミンバレーパーク」のコンテンツおよびプロモーションのさらなる強化を図ります。
今後の事業展開
ムーミン物語は、ムーミンの世界観を体験できる「ムーミンバレーパーク」の魅力をさらに高めるために、コンテンツやプロモーションに強みを持つ松屋との連携を図ることとしました。松屋は、1950年代より北欧ブランドの魅力をいち早く取り入れた百貨店として知られています。ムーミンの展示会も数多く成功させるなどムーミンと深いかかわりがあり、相互送客を含めたシナジー効果が期待できます。松屋は本戦略を推進すべく、経営クラスの人材派遣を決定しています。
相互連携においては、MCおよびR&Bが掲げる、ムーミンのグローバル戦略「One-Moomin」を軸とし、日本における「ムーミン」のライセンスを一括管理している株式会社ライツ・アンド・ブランズと連携しながら、ムーミンブランドの価値を更に高めていきます。MCおよびR&Bは、本連携に全面的な支援を表明しており、重要かつ最大マーケットの一つである日本国内でのムーミンビジネスの発展に、大きな期待をしています。
また、ムーミン物語の親会社であるFGIも、「One-Moomin」戦略に沿った「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」連携強化が、「ムーミンバレーパーク」のコンテンツ及びプロモーションへの貢献に繋がることから、「One-Moomin」を強く支援していきます。
「One-Moomin」とは
MCおよびR&Bが掲げる、ムーミンブランドのグローバル戦略。基本コンセプトは、ムーミンのビジネスにかかわる多様な関係者が、協働しながら共に成長できること。具体的には、MCとR&Bを頂点とした統一的CRMプラットフォームの構築などがある。
関係各社について
株式会社松屋
銀座と浅草に店舗を構え、創業150年を超える老舗百貨店。1950年代より、北欧ブランドや文化の持つ魅力を日本で伝えてきました。
Moomin Characters Oy Ltd
ムーミンは、フィンランドの国民的作家であり画家であるトーベ・ヤンソン(1914-2001)によって生みだされました。ムーミンキャラクターズは、 ムーミンの著作権管理をしており、 トーベ・ヤンソンと彼女の弟ラース・ヤンソンにより1958年に設立された会社です。現在も創業家によって経営されています。
https://www.moomin.com
https://www.tovejansson.com/
R&B Licensing AB
ライツ・アンド・ブランズ・ライセンシングABは、北欧のブランドやライセンスをグローバル市場へ届けるための契約仲介業務を主たる事業としており、ムーミンキャラクターズとブルズライセンシングの70年以上のライセンスビジネス市場での経験を統合し、2016年に設立されました。
スウェーデンのストックフォルムに本社を置き、ヘルシンキ、オスロ―、東京に拠点を持ちます。全世界でのムーミンのライセンスを一括管理するマスターライセンサーでもあるとともに、北欧で人気の高いブランドやアーティスト、作家らの代理(トーベ・ヤンソン、スティグ・リンドバーグなど)も担っています。
https://rightsandbrands.com/
株式会社ライツ・アンド・ブランズ
北欧発祥の人気キャラクター「ムーミン」について、日本におけるライセンスを一括管理しております(翻訳出版権、テーマパーク、舞台芸術を除く)。
https://www.rightsandbrands.co.jp/