夏に行きたい涼しい観光地7選!自然の涼しさに癒されよう

※公開日時点の情報です。

「この暑さ、どこかで避けられないだろうか」

「夏でも涼しく過ごせる観光地が知りたい」

連日の猛暑に疲れを感じながらも、涼しい場所で気分転換したいと感じる方は多いのではないでしょうか。

とはいえ、快適さだけでなく、アクセスの良さや自然環境、静かに過ごせる雰囲気まで考慮すると、行き先選びに迷ってしまうものです。

本記事では、そんな悩みに寄り添い、真夏でも涼しく快適に過ごせる観光地を7カ所厳選してご紹介します。

高原の風が心地よい山間のスポットから、水のせせらぎに癒される渓流エリアまで、家族連れや夫婦旅行にもぴったりな場所を集めました。

自然の涼しさを感じながら、穏やかな時間を過ごす旅の参考にしてみてください。

1.涼を求めて出かけよう!夏におすすめの涼しい観光地7選

強い日差しが照りつける真夏の外出は、体力的にも精神的にも負担がかかりがちです。

だからこそ、ひんやりとした風や清らかな水に囲まれた自然の中で、心身をリセットできる旅先を見つけたいものです。

ここでは、夏の暑さを忘れさせてくれる全国の涼しい観光地を7カ所ピックアップしました。

夏におすすめの涼しい観光地7選

  1. 秋芳洞
  2. 六甲山
  3. 飯能
  4. 富士五湖
  5. 安曇野
  6. 奥入瀬
  7. 釧路

(1)秋芳洞

山口県美祢市にある秋芳洞(あきよしどう)は、日本屈指のスケールを誇る鍾乳洞で、真夏でも洞内の気温はおよそ17℃前後とひんやり。

天然の冷気に包まれながら、幻想的な地底空間を歩けます。

全長約10kmのうち観光で歩けるのは約1kmですが、その1kmだけでも見どころは満載です。

特に、何層にも重なる石灰棚「百枚皿」や、高さ15mを超える「黄金柱」といった自然がつくり出した造形は圧巻。

整備された足元は歩きやすく、洞内はほとんど平坦なので、体力に自信がない方や子ども連れでも安心です。

外の猛暑が嘘のように感じられるほど快適で、散策そのものが涼を感じる体験になります。

観光後は、隣接する秋吉台国定公園で草原の風に吹かれながらピクニックや展望台見学を楽しむのもおすすめです。

(2)六甲山

兵庫県に位置する六甲山は、標高およそ931mの高さを誇る関西屈指の避暑地として知られています。

市街地から車やロープウェーで気軽にアクセスできるにもかかわらず、山頂付近の気温は平地よりも5℃以上低く、夏でも驚くほど涼しく過ごせます

日中の散策や木陰のベンチでのんびりするだけでも、自然の涼しさを全身で感じられるでしょう。

六甲山上には「六甲ガーデンテラス」や「六甲高山植物園」など見どころも充実しており、景色を楽しみながらの散策もおすすめです。

夕方にはさらに涼しさが増し、眼下に広がる神戸の街並みと、時間とともに移りゆく夜景にうっとり。

展望台やカフェなどの施設も充実しているので、大人の避暑旅にも、家族でのちょっとしたお出かけにもぴったりです。

(3)飯能

埼玉県西部に位置する飯能は、都心から電車で約1時間とは思えないほど自然が豊かで、涼しさに包まれた癒しのエリアです。

夏でも清流はひんやりと冷たく、緑に囲まれた川沿いを歩けば、肌をなでる風の心地よさに思わず深呼吸したくなります。

なかでも名栗エリアは、名栗湖や有間渓谷など水辺のスポットが点在し、山々に囲まれているため気温もぐっと下がりやすいのが特徴

渓流沿いの遊歩道は木陰が多く、静けさの中で涼を感じながらのんびり散策するのもおすすめです。

さらに、北欧のライフスタイルをテーマにしたメッツァビレッジも人気の立ち寄り先で、湖畔の風が涼しく、森の中でゆったりと過ごせますよ。

自然の涼しさを体感しに、ぜひ飯能へ足を運んでみてください。

ほかにも夏にぴったりの観光スポットを知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

(4)富士五湖

富士山の北麓に広がる富士五湖エリアは、夏でもひんやり涼しく過ごせる避暑地として人気の高いスポット。

標高800〜1,000mに位置し、真夏でも気温は25℃前後と穏やかで、強い日差しを避けながら快適に観光を楽しめます。

河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖の5つの湖は、それぞれに異なる表情を見せ、湖畔でのんびりと過ごすだけでも心が落ち着くような気分に。

とくに朝晩は涼やかな風が吹き抜け、澄みきった空気に包まれるひとときは格別です。

湖畔のカフェで静かに涼をとるもよし、遊覧船やサイクリングで爽やかな風を感じるもよしと、楽しみ方の幅もたっぷり。

東京方面からのアクセスも良く、日帰り旅にも宿泊旅にも対応できる、夏にこそ出かけたい自然豊かなエリアです。

(5)安曇野

長野県中部に広がる安曇野は、標高550〜650mの高原地帯に位置し、豊かな自然と澄んだ空気に包まれた、夏にぴったりの涼やかなエリアです。

北アルプスの山々から流れる清らかな湧水があちこちに見られ、真夏でもひんやりとした風が通り抜けることから、避暑地としても親しまれています。

なかでも、涼を感じるなら「大王わさび農場」は外せません

一面に広がるわさび田には、年間を通して水温15℃以下の湧水が流れ込み、その周囲には自然のクーラーのような涼気が漂います。

敷地内には湧水を使った足水スポットや、小川沿いの散策路も整備されており、五感で涼を楽しめるのが魅力です。

安曇野は松本市内から車で30分ほどとアクセスも良く、日帰りや短期の旅でもしっかり癒されるでしょう。

(6)奥入瀬

青森県の十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、全長約14kmにわたって続く清流と緑の回廊が特徴の名所です。

夏場でも周囲はひんやりとしており、渓流沿いの遊歩道を歩くと、木々の葉が日差しを遮り、澄んだ空気とともに涼風が肌をなでます。

道中には大小さまざまな滝や奇岩、苔むした岩肌などが次々と現れ、カメラを手に夢中でシャッターを切る人の姿も。

なかでも「雲井の滝」や「阿修羅の流れ」は、水音に包まれながらゆったりと過ごせる、とっておきの癒しスポットです。

遊歩道はきちんと整備されており、アップダウンも少ないので、小さな子ども連れのファミリーや、ゆったり散策を楽しみたいカップル・夫婦にもぴったり。

森林浴と清流の涼しさを同時に味わえる贅沢な空間で、日常の疲れをそっとリセットしてみてください。

(7)釧路

北海道の東部に位置する釧路市は、真夏でも平均気温が20℃前後と全国でもトップクラスの涼しさを誇るエリアです。

湿度も低く、風が爽やかに吹き抜けるため、朝晩は長袖が必要になることもあるほど。

とくに釧路湿原国立公園は、広大な草原と蛇行する川が織りなす風景が美しく、涼を求める旅にぴったりです。

遊歩道や展望台からは、タンチョウやキタキツネなどの野生動物に出会えることもあり、子どもも大人も思わず夢中になってしまいます。

ほかにも、釧路川沿いをゆっくり散策したり、和商市場で新鮮な海鮮を味わったりと、楽しみ方もいろいろ。

暑さ知らずの夏を過ごしたいなら、ぜひこの夏、釧路を旅の候補に加えてみてくださいね。

ここまでご紹介したエリアは、夏の避暑地としても人気があります。旅行にぴったりな避暑地スポットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

2.暑い夏こそ行きたい!涼しい観光地で快適に過ごせるスポット7選

連日30℃を超える暑さが続くと、外出する気力さえ奪われてしまいがちです。

とはいえ、せっかくの休日をずっと室内で過ごすのはもったいないと感じている方も多いでしょう。

ここでは、夏にこそ訪れたい快適な涼しさが魅力の観光地を7カ所ご紹介します。

標高や気候だけでなく、景観や体験の豊かさにも注目して厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。

快適に過ごせる涼しい観光スポット7選

  1. 秋芳台国定公園
  2. 六甲ガーデンテラス
  3. メッツァビレッジ
  4. 鳴沢氷穴
  5. 安曇野の里
  6. 国立公園十和田湖
  7. 釧路湿原国立公園

(1)秋芳台国定公園

日本最大のカルスト台地で爽快な風を感じる

山口県美祢市に広がる秋芳台国定公園は、日本最大級のカルスト台地として知られる、大自然の涼を満喫できる絶好の避暑スポットです。

台地の上には、羊の群れのように見える無数の白い石灰岩が点在し、「カレンフェルト」と呼ばれる奇岩群が独特の風景を作り出しています。

そして外せないのが、特別天然記念物に指定された鍾乳洞「秋芳洞」です。

洞内の気温は年間を通じて約17℃に保たれており、神秘的な造形と涼しさに包まれながらの散策は格別です。

また、地上では遊歩道を親子でゆったり散策したり、セグウェイや自転車で風を感じる体験も。

近くには家族旅行村などの宿泊施設もあり、一日たっぷり遊んだあとは、涼しい夜風に吹かれながら星空を見上げる、そんな贅沢な時間も味わえます。

大自然がつくり出したアートに癒される夏旅へ、ぜひ出かけてみませんか。

施設名 秋芳台国定公園
住所 山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1
アクセス 【電車】
JR山口線「新山口駅」よりバスで約40分

【車】
小郡萩道路「秋吉台」ICより車で5分
営業時間 3月~11月:8:30~17:30(閉洞18:30)
12月~2月:8:30~16:30(閉洞17:30)
定休日 年中無休
入場料 【入洞料金】
大人(高校生以上):1,300円
中学生:1,050円
小学生:700円
駐車場 あり
電話番号 0837-62-0115(一般社団法人 美祢市観光協会)
公式HP 秋芳台国定公園

(2)六甲ガーデンテラス

標高880mの絶景スポットで夜景と涼風を堪能

六甲ガーデンテラスは、標高約880 mの六甲山上に広がる欧風テラス&展望施設。市街地より気温が5〜6℃低く、真夏でも涼しく過ごせることから、夫婦や家族連れにぴったりの避暑スポットです。

入場は無料で、敷地内には六甲山上で最も標高の高い有料展望台「六甲枝垂れ」をはじめ、「見晴らしの塔」「見晴らしのテラス」「見晴らしのデッキ」など、神戸・大阪湾・明石海峡まで一望できる絶景スポットが点在しています。

特に、夕方から夜にかけては「1,000万ドルの夜景」と称される絶景が広がり、夫婦や家族で感動を分かち合えるひとときが味わえます。

さらに夏には、幻想的な光のアートが楽しめる「Lightscape in Rokko」や、「六甲山のデカい飯フェア」「シダレミュージアム2025 エモい展」など、家族みんなで参加できるイベントも盛りだくさん。

涼しさとワクワクが待つ六甲山で、この夏だけの爽やかな思い出をつくってみませんか。

施設名 六甲ガーデンテラス
住所 神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
アクセス 【バス】
六甲山上バス「六甲ガーデンテラス」停下車すぐ
営業時間 2025年3月31日(月)~7月18日(金)
【飲食店舗】グラニットカフェ:11:00~19:00 L.O.、六甲ビューパレス:10:00~20:00 L.O.、六甲山ジンギスカンパレス:11:00~19:00 L.O.(平日のみ14:00~17:00一時閉店)
【物販店舗 】六甲おみやげ館:10:00~21:00、ホルティ:10:00~20:00
※ 季節・天候により異なります
※ 諸事情及び悪天候の場合など、時間変更あり
定休日 2026年1月1日
※料飲・物販店舗は店舗ごとの定休日あり
入場料 無料
駐車場 あり(平日・土日祝 :1,000円、繫忙設定日:2,000円)
電話番号 078-894-2281
公式HP 六甲ガーデンテラス

(3)メッツァビレッジ

湖と森に囲まれた北欧ライフスタイルを楽しむ

 

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夏の暑さを吹き飛ばしたい夫婦やファミリーにぴったりのメッツァビレッジは、埼玉・飯能の宮沢湖畔に広がる、北欧のライフスタイルを感じる贅沢な癒しスポットです。

約16万㎡に及ぶ広大な敷地には、北欧輸入雑貨が100ブランド以上揃うマーケットホールをはじめ、カフェやレストランが入ったヴァイキングホール、イベントスペース、芝生エリアなどが点在。

湖畔をのんびり散策しながら、レストランで北欧風の料理を楽しんだり、広場から湖を眺めながら家族団らんの時間を過ごしたりと、ゆったりとした時間が過ごせます。

さらに、今夏の目玉イベント「エルフの森-メッツァの雲海2025-」では、入口の並木道にエルフの守り神が出現。

朝晩にはミストが立ちこめ、幻想的な雲海のような涼しさと非日常の世界を楽しめます。

「エルフの森-メッツァの雲海2025-」の開催日程や詳細については、こちらをご覧ください。

施設名 メッツァビレッジ
住所 埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス 【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
詳しくはこちら
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間 平日:10:00~18:00
土日祝:10:00~19:00
※季節・イベントにより変動あり
定休日 不定休
入場料 無料
※一部有料コンテンツあり
駐車場 あり
電話番号 0570-03-1066
公式HP メッツァビレッジ

(4)鳴沢氷穴

真夏でも氷に触れる神秘の地下洞窟で極上の涼体験

 

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富士山北麓、青木ヶ原樹海の入口に位置する鳴沢氷穴は、天然の冷蔵庫とも呼ばれる年中ひんやりスポット。

864年の貞観大噴火によって溶岩流が生み出した洞窟で、全長約153m、最深部は地下21mに達する国指定天然記念物です。

洞内は平均気温約3℃で、天井や岩壁から染み出す水滴が凍ってできた見事な氷柱や氷の池が一年中見られるのが魅力です。

内部は環状のルートになっており、家族や夫婦で歩きながら、洞窟の神秘的な表情を360°体感できます。

また、洞外には地元名産を活かした「信玄パフェ」や「ブルーベリーパフェ」など、ご褒美グルメを楽しめる売店も。

洞窟探検を終えた後、家族で涼しさと甘味を満喫するのは、夏旅にぴったりの流れといえるでしょう。

この洞窟で、涼と冒険を同時に味わう特別な一日にしてみてはいかがでしょうか。

施設名 鳴沢氷穴
住所 山梨県南都留郡鳴沢村8533
アクセス 【電車】
富士急行線「河口湖駅」より徒歩すぐ
【車】
中央自動車道河口湖ICより20分
東名高速御殿場ICから東富士五湖有料道路経由で45分
営業時間 【シーズン営業】
9:00~17:00(4月1日~10月15日)
定休日
入場料 大人:350円
小人(小学生以下):200円
駐車場 あり(無料)
電話番号 0555-85-2301
公式HP 鳴沢氷穴

(5)安曇野の里

清らかな湧水と緑豊かなわさび田で涼感満喫

北アルプスの麓に広がる安曇野の里は、天然の涼を求める夏の旅にぴったりの癒しスポットです。

ここは田園風景と北アルプスの山々に囲まれ、湧き水や地元農産物、ガラス工房、記念館、宿泊施設などが集積する複合施設で、夏の暑さを忘れてゆったり過ごすのに最適な癒し空間となっています。

夫婦やファミリーで訪れるなら、まずは田淵行男記念館で北アルプスの写真世界にひたるのがおすすめ。

そのあとは吹きガラス体験で、ひんやりとしたガラスに触れながら、「世界に一つだけ」のオリジナルグラス作りに挑戦するのも素敵な思い出になるでしょう。

このほか、とんぼ玉や陶芸など親子で楽しめる体験プログラムも充実。

館内には湧き水を使った涼感スポットもあり、素足で冷たい水に触れれば、夏の疲れをリセットできます。

自然美と文化体験のハーモニーに浸りながら、夫婦や家族の絆を深める夏のリゾートとして、ぜひ訪れてほしいスポットです。

施設名 安曇野の里
住所 安曇野市豊科南穂高6780
アクセス 【電車】
JR大糸線「柏矢町駅」より徒歩20分
【車】
長野自動車道「安曇野」ICより5分
営業時間 店舗により異なります
定休日 店舗により異なります
入場料 店舗により異なります
駐車場 あり
電話番号 0263-72-8568
公式HP 安曇野の里

(6)国立公園十和田湖

森林浴と渓流散策で心身ともにリフレッシュ

十和田八幡平国立公園の中心に位置する十和田湖は、青森県と秋田県にまたがる日本屈指の二重カルデラ湖です。

東西約10km、南北約8km、最大水深約327mと日本有数の規模を誇り、湖水は約15 mもの透明度を持つマリンブルーの宝石として知られています。

標高約400mの高地にあるため、夏でも涼しく、東京と比べて平均気温は5~7℃低め。

湖を渡る涼しい風に包まれながら、高村光太郎作の「乙女の像」や、遊覧船から望む緑の山々と青い湖面を満喫できます。

さらに、御鼻部山や発荷峠、瞰湖台などのビュースポットでは、広がる湖の青と木々の緑が織りなすダイナミックな眺めが楽しめます

家族でアクティブに楽しむのもよし、夫婦でゆっくり自然を感じるのもよし。

暑さを忘れに、今年の夏は十和田湖へ出かけてみてはいかがでしょうか。

施設名 国立公園十和田湖
住所 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖
アクセス 【電車】
JR花輪線「十和田南駅」よりバス
【車】
東北自動車道「小坂」ICより約40分
営業時間
定休日
入場料
駐車場
電話番号 0176-75-2425(一般社団法人十和田湖国立公園協会)
公式HP 国立公園十和田湖

(7)釧路湿原国立公園

日本最大の湿原で野生動物と爽やかな風に出会う

釧路湿原国立公園は北海道東部に広がる、日本最大の湿原を中心に川や湖、丘陵地を含む国立公園です。

総面積は約28,788haにもおよび、1967年には国の天然記念物に指定。

さらに1980年には日本で初めてラムサール条約の登録湿地となり、その後国立公園として整備されました。

ヨシやスゲが一面に広がる湿原には、今も手つかずの自然が残され、蛇行する釧路川とその支流が織りなす景色はまさに北海道ならでは。

夏でも平均気温は20℃前後と涼しく、朝晩には霧が立ちこめる幻想的な景観が広がります。

展望台から湿原を一望するのはもちろん、釧路川をカヌーでゆったり下るアクティビティも大人気。

なかでも「マーシュ&リバー」のツアーでは、野生動物や湿原に咲く植物を間近で観察でき、大自然の迫力を全身で感じられます。

大人も子どもも夢中になれる釧路湿原で、夏の暑さを忘れて自然の中へ飛び込んでみませんか。

施設名 釧路湿原国立公園
住所 北海道釧路市(釧路町・標茶町・鶴居村)
アクセス 【電車】
JR根室本線「釧路駅」よりバスで40分
JR北海道釧網本線「釧路湿原駅」より徒歩で10分
営業時間
定休日
入場料
駐車場
電話番号 0154-31-4594(釧路市役所環境保全課)
公式HP 釧路湿原国立公園

まとめ

夏の旅行先を選ぶうえで、快適さは欠かせない要素です。特に連日の猛暑が続くなかでは、涼しい観光地でのんびり過ごす時間が、何よりのリフレッシュにつながるのではないでしょうか。

今回ご紹介したスポットは、標高や水辺、風通しの良さといった自然の涼しさに恵まれた場所ばかり。

どれも家族や夫婦でゆったり楽しめるエリアなので、無理なく出かけられるのも魅力です。

高原でのびやかに過ごしたり、渓流沿いで木陰を歩いたりと、それぞれのスポットに合った楽しみ方を見つけるのも旅の醍醐味。

今年の夏は、エアコンに頼らず自然の涼しさを体感する旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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