中学生の子どもと楽しめるおすすめ美術館10選|美術館の楽しみ方も紹介

※公開日時点の情報です。

「最近、子どもとの会話が減ってきた」

「スマホやゲームだけでなく、本物の体験に触れてほしい」

そんな親御さんの悩みを解決する意外な場所が、美術館です。

特に、興味の幅が広がり、新しい刺激を吸収しやすい時期の中学生にはぴったりなお出かけ先です。

また、親子で美術館を訪れることで、ただ作品を鑑賞するだけでなく「一緒に感想を語り合う」「体験型展示に参加する」といった楽しみ方ができるため、家族の会話もぐっと豊かになります。

本記事では、中学生の子どもと一緒に訪れるのにおすすめの美術館10選をご紹介

さらに、美術館をより楽しむためのコツもあわせて解説します。

次の休日、新しい共通の話題を見つけに出かけませんか?

1.中学生の子どもと楽しめるおすすめ美術館10選

中学生の子どもと美術館に行こうと思っても、「美術館って難しそう」「子どもが退屈しないか心配」といった不安を抱えている方もいるでしょう。

しかし最近の美術館は、体験型展示やデジタルアート、親子で楽しめる仕掛けが増えており、中学生にとっても刺激的な学びの場になりつつあります

ここでは、アートを楽しむだけでなく発見・会話・体験を通じて家族の時間を豊かにしてくれる美術館を全国から厳選してご紹介します。

中学生の子どもと楽しめるおすすめ美術館10選

  1. ハイパーミュージアム飯能
  2. ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
  3. 那須ステンドグラス美術館
  4. 彫刻の森美術館
  5. 角川武蔵野ミュージアム
  6. PLAY! MUSEUM
  7. 森美術館
  8. 三鷹の森ジブリ美術館
  9. 東京国立近代美術館
  10. 奈良金魚ミュージアム

(1)ハイパーミュージアム飯能

体験しながら学べる、未来のアートに触れる冒険空間

 

この投稿をInstagramで見る

 

junaida(@junaida_ig)がシェアした投稿

埼玉県飯能市のハイパーミュージアム飯能は、自然あふれるメッツァビレッジに誕生した新感覚の美術館です。

ここでは最新のデジタルアートや絵本原画の展示など、作品世界に入り込むような没入体験ができるのが特徴

特に中学生にとっては見るだけでなく体験することでアートを身近に感じられるのが魅力です。

ワークショップや親子参加型のプログラムも用意されており、学びと遊びを同時に楽しめる点もポイント

美術に触れる機会が少ない子どもでも、未来的な表現や体験型展示を通して「アートって面白い」という気づきを得られるでしょう。

親子で感想を共有すれば、会話も弾むはずです。

ハイパーミュージアム飯能について、詳しくはこちらをご覧ください。

【中学生の入場料:700円】

施設名 ハイパーミュージアム飯能
住所 埼玉県飯能市宮沢327-6
アクセス 【電車】
西武線「飯能駅」から路線バスで13分
詳しくはこちら
【車】
圏央道狭山日高I.Cから県道262号線経由約5.4km
圏央道青梅I.Cから県道218号線経由約11km
営業時間 10:00~17:00
※入館は閉館の 30 分前まで
定休日 不定休
※「THE WHISPERING GARDEN」開催中は無休
入場料 【前売りチケット】
おとな:1,000円
こども(4歳~高校生):500円
【当日チケット】
おとな:1,200円
こども(4歳~高校生):700円
駐車場 あり
電話番号 0570-03-1066
公式HP ハイパーミュージアム飯能

(2)ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン

色と光と花の世界で、親子の感性を一緒に育む時間

静岡県伊東市にあるニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンは、ステンドグラスのランプと四季折々の花々が織りなす幻想的な空間が魅力です。

美しい光の模様が壁や床に映し出される展示室は、中学生でも直感的に楽しめる非日常の体験

理科で学ぶ光の反射や色彩の組み合わせを、実際の作品を通して体感できるのも学びのポイントです。

外のガーデンでは季節ごとの花が咲き誇り、写真撮影も楽しめるため、親子で自然とアートを一緒に味わうことができます。

芸術を難しく考えずに「きれい」「すごい」と素直に感動できる場所として、中学生の感性を伸ばすきっかけになるでしょう。

【中学生の入場料:1,500円】

施設名 ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
住所 静岡県伊東市富戸841-1
アクセス 【電車】
伊豆急行線「伊豆高原駅」から東海バスで約10分、またはタクシーで約7分
【車】
東名高速道路「厚木IC」より約85km
東名高速道路「沼津IC」または「長泉沼津IC」より約55km
営業時間 9:30~17:00 (最終入場は16:30)
定休日 なし
入場料 【平日】
大人(中学生以上):1,500円
小学生:700円
幼児(4歳以上):400円

【土・日・祝日・シーズン】
大人(中学生以上):1,600円
小学生:800円
幼児(4歳以上):400円
駐車場 あり(有料)
電話番号 0557-51-1128
公式HP ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン

(3)那須ステンドグラス美術館

光が描く物語に包まれる、親子で感じる感動体験

那須ステンドグラス美術館は、英国の修道院を思わせる重厚な建物と、館内を彩るステンドグラスが特長の美術館です。

色鮮やかな光が差し込む空間は、中学生の子どもにとってアートは体験するものという感覚を自然に味わえる場所

展示されている作品の多くは実際にヨーロッパで使用されていた歴史あるものなので、美術だけでなく世界史や宗教の授業にもつながる学びがあります。

館内ではパイプオルガンやオルゴールの演奏も行われ、光と音楽が響き合う幻想的な時間を親子で共有できるのも魅力

中学生にとって非日常の体験が、好奇心を刺激し「芸術って面白い」と感じるきっかけになるでしょう。

【中学生の入場料:1,000円】

施設名 那須ステンドグラス美術館
住所 栃木県那須郡那須町高久丙1790
アクセス 【電車・バス】
JR東北新幹線「那須塩原駅」よりバスで守子坂バス停下車徒歩約16分
JR宇都宮線「黒磯駅」よりバスで守子坂バス停下車徒歩約16分
【車】
東北自動車道那須I.Cより約10分
営業時間 9:30~16:30
定休日 水曜日(1月15日~3月31日の期間のみ)
入場料 大人(通常料金):1,300円
中高生:800円
小学生:500円
幼児:無料
駐車場 あり
電話番号 0287‐76‐7111
公式HP 那須ステンドグラス美術館

(4)彫刻の森美術館

屋外でのびのび鑑賞、アートを遊びながら学べる美術館

彫刻の森美術館は、美術館は静かに鑑賞するものという常識を、箱根の青空の下で気持ちよく裏切ってくれる場所です。

芝生の広場や森の中に大小さまざまな彫刻が点在しており、ただ眺めるだけでなく、作品に触れたり中に入ったりできるものも多いのが特徴。

中学生の子どもにとっては「美術館=静かに鑑賞する場所」というイメージを覆し、身体を動かしながらアートを体感できる点が魅力です。

また、館内にはピカソ館をはじめとする有名作家の作品もあり、芸術の歴史や奥深さに触れる学びの要素も充実しています。

青空の下で自由に歩き回りながらアートを感じる時間は、親子での会話も弾ませ、記憶に残る思い出づくりにつながるでしょう。

【中学生の入場料:800円(WEBチケットは600円)】

施設名 彫刻の森美術館
住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
アクセス 【電車】
小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)「彫刻の森駅」より徒歩2分
【電車・バス】
小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)「箱根湯本駅」よりバスで二の平入口バス停下車徒歩6分
【車】
西湘バイパス箱根口I.Cより国道1号線強羅方面を右折して県道723号線を約500m
営業時間 9:00~17:00
定休日 なし
入場料 一般:2,000円(1,800円)
大学生・高校生:1,600円(1,400円)
中学生・小学生:800円(600円)
未就学児:無料
※()内はWEBチケット料金
駐車場 あり
電話番号 0460‐82‐1161
公式HP 彫刻の森美術館

(5)角川武蔵野ミュージアム

本とアートの融合空間で、知的好奇心を刺激する一日

角川武蔵野ミュージアムは、本棚劇場に代表される壮大な空間演出と、アート展示が融合した新感覚の文化施設です。

中学生にとっては、まるで物語の世界に迷い込んだような感覚を味わえる特別な体験が魅力

壁一面を埋め尽くす本棚や、デジタルを駆使した演出は視覚的な驚きを与えるだけでなく、「もっと本を読みたい」「歴史やアートを調べてみたい」という知的好奇心を引き出します。

展示によっては最新のメディアアートや現代作家の作品に触れることができるため、学校の授業だけでは学べない多様な表現の広がりを実感できるでしょう。

【中学生の入場料:2,800円】

施設名 角川武蔵野ミュージアム
住所 埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31−3
アクセス 【電車】
JR武蔵野線「東所沢駅」より徒歩約10分
【車】
関越自動車道所沢I.Cより約8分
営業時間 10:00~18:00
定休日 火曜日
入場料 【マンガ・ラノベ図書館】
一般(大学生以上):600円
中高生:300円
小学生:200円
【KCMスタンダードチケット(本棚劇場含む)】
一般:1,400円
中高生:1,200円
小学生:1,000円

※その他の料金についてはこちら
駐車場 あり
電話番号 0570-017-396
※ところざわサクラタウンお電話窓口
公式HP 角川武蔵野ミュージアム

(6)PLAY! MUSEUM

見て・触って・遊んで学べる、親子に優しい体験型美術館

東京・立川にあるPLAY! MUSEUMは、絵本や漫画をテーマにした展示を中心に、子どもから大人まで楽しめる体験型の美術館です。

展示は見るだけでなく、実際に触れたり体験したりできる工夫が凝らされているため、中学生にとっても身近なアートを発見するきっかけになります。

特に人気絵本の世界を再現した企画展やキャラクターとコラボした展示は、作品に親しんできた子どもたちにとって特別な体験になること間違いなし

展示を通じて表現の多様さや創造の面白さを感じられるので、「自分も描いてみたい」「作ってみたい」という創作意欲を引き出すかもしれません。

【中学生の入場料:展示によって異なる】

施設名 PLAY! MUSEUM
住所 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟
アクセス 【電車】
JR「立川駅」から徒歩10分
多摩モノレール「立川北駅」から徒歩10分
営業時間 展示によって異なる
定休日 なし(展示の入替、年末年始をのぞく)
入場料 展示によって異なる
駐車場 なし
電話番号 042-518-9625
公式HP PLAY! MUSEUM

(7)森美術館

世界のアートと出会える、都心で親子の感性を広げる場所

六本木ヒルズにある森美術館は、現代アートを中心に世界各国の作品を展示する国際色豊かな美術館です。

中学生にとっては、教科書では触れきれない最新の表現や社会テーマを作品を通じて体感できる貴重な場となるでしょう。

たとえば、大胆なインスタレーションや映像作品は「これもアートなの?」と驚きや疑問を呼び起こし、自然と親子で議論が生まれるきっかけに。

さらに、展望台「東京シティビュー」とのセットで楽しめば、アート鑑賞と都会の大パノラマという二重の体験が可能です。

非日常の空間に身を置くことで、子どもの感性を広げるだけでなく、親にとっても新しい刺激を得られる、親子で学び合える美術館といえるでしょう。

【中学生の入場料:無料】

施設名 箱根ガラスの森美術館
住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940‐48
アクセス 【電車・バス】
小田急箱根「強羅駅」よりバスで20分
小田急箱根「箱根湯本駅」よりバスで25分
【車】
東名高速道路御殿場I.Cより約20分
営業時間 【通常】
10:00~17:30
【12月21日~12月25日】
10:00~18:30
【12月30日、12月31日】
10:00~16:30
定休日 1月14日~1月24日
入場料 大人:1,800円
大高生:1,300円
小中生:600円
シニア割引(65歳以上):1,700円
駐車場 あり
電話番号 0460‐86‐3111
公式HP 箱根ガラスの森美術館

(8)三鷹の森ジブリ美術館

物語の世界に飛び込む、親子でワクワクする夢の美術館

三鷹の森ジブリ美術館は、スタジオジブリ作品の世界を再現したファンタジックな空間が広がる美術館です。

小さい頃から慣れ親しんできたアニメーションの裏側に触れられるので、中学生の子どもも喜ぶこと間違いなし。

原画や絵コンテを通して作品がどのように生み出されるのかを知ることで、創作への興味や探究心が自然と刺激されるでしょう。

館内は、まるで物語の一部に入り込んだような演出がされており、映画を観て感じた感動が新しい形でよみがえる瞬間も。

屋上庭園のロボット兵や猫バスの展示など、子どもだけでなく大人も心躍る仕掛けが満載で、親子で一緒に驚き、発見する楽しみを味わえます。

【中学生の入場料:700円】

施設名 三鷹の森ジブリ美術館
住所 東京都三鷹市下連雀1丁目1‐83
アクセス 【電車】
JR中央線「三鷹駅」より徒歩約15分
営業時間 10:00~18:00
※入館の際には事前に日時指定予約が必要(詳細はこちら
定休日 火曜日、ほか不定休
入場料 大人・大学生:1,000円
高校・中学生:700円
小学生:400円
幼児(4歳以上):100円

※4歳未満は無料
駐車場 なし
電話番号 0570‐055777
公式HP 三鷹の森ジブリ美術館

(9)東京国立近代美術館

近代から現代まで、親子で一緒に“日本の美術”を知る旅

皇居のそばに位置する東京国立近代美術館は、日本で初めて設立された国立美術館として、明治から現代までの幅広い美術作品を所蔵しています。

中学生にとっては、美術の授業で習う画家や作品を実際に目にすることができる絶好の学びの場です。

黒田清輝や横山大観といった巨匠の作品から現代アートまで、日本美術の流れを一度にたどれるので歴史とアートのつながりを体感できます。

さらに、作品を前にすることで教科書の知識がリアルな記憶として残り、学習のモチベーションにもつながるでしょう。

親子で「どの時代の作品が好きか」を語り合う楽しみもあり、知的好奇心を育みながら、世代を超えた会話が生まれる美術館です。

【中学生の入場料:無料】

施設名 東京国立近代美術館
住所 東京都千代田区北の丸公園3‐1
アクセス 【電車】
東京メトロ東西線「竹橋駅」より徒歩3分
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下駅」より徒歩15分
営業時間 10:00~17:00
※金・土は10:00~20:00
定休日 月曜日、年末年始、展示替え期間
入場料 展覧会によって異なります(詳細はこちら
駐車場 なし(近隣に有料パーキングあり)
電話番号 050‐5541‐8600
公式HP 東京国立近代美術館

(10)奈良金魚ミュージアム

幻想的な金魚アートに包まれる、親子で楽しむ癒しの時間

奈良金魚ミュージアムは、美術館は退屈というイメージをキラキラと輝く光と共に覆してくれる、最高のエンターテイメント空間です。

一歩足を踏み入れれば、そこはまるで別世界。

ミラーボールが輝き、万華鏡のように光が乱反射する空間を、色とりどりの金魚たちが優雅に舞い泳ぎます。

ここは、静かに作品を鑑賞する場所ではなく、親子で幻想的な世界の主人公になる場所です。

どこを切り取っても、最高の映え写真が撮れるので、「友達に自慢できる一枚を撮ってあげるよ」と誘えば、子どもはきっと乗り気になるはず。

難しい会話はなくても、親子でただ感動を共有する時間は、特別な体験。

「アートって、こんなに自由で楽しいんだ」と親子で一緒に発見できる、最高の思い出作りにぴったりのスポットです。

【中学生の入場料:1,300円】

施設名 NARA KINGYO MUSEUM(奈良金魚ミュージアム)
住所 奈良県奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ4F
アクセス JR線「奈良駅」よりバスで約9分
近鉄線「奈良駅」よりバスで約15分
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休
入場料 大人(中学生以上):1,300円
小学生・65歳以上:800円
幼児(4歳~小学生未満):300円
3歳以下:無料
駐車場 あり
電話番号 0742-36-5111
公式HP NARA KINGYO MUSEUM(奈良金魚ミュージアム)

なお、以下の記事ではそのほかのおすすめ美術館を紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【2025年版】日本全国のおすすめ美術館16選

2.中学生の子どもと美術館を楽しむためのコツ4つ

美術館は作品を静かに鑑賞する場というイメージが強いですが、工夫次第で中学生の子どもにとっても学びと発見に満ちた楽しい時間になります。

事前準備やちょっとした工夫を取り入れることで、親子で一緒に充実した体験を味わえるでしょう。

ここでは、中学生の子どもと美術館を楽しむ4つのコツをご紹介します。

中学生の子どもと美術館を楽しむためのコツ4つ

  1. 美術館に行く前にテーマや展示作品を公式サイトや図録で予習する
  2. 鑑賞後に振り返れるよう感想ノートやメモアプリを準備する
  3. 中学生向けのワークショップや体験型展示がないか確認する
  4. 歩き回りやすい靴や荷物の少ない服装で出かける

(1)美術館に行く前にテーマや展示作品を公式サイトや図録で予習する

中学生にとって美術館の展示は、事前知識があるかどうかで感じ方が大きく変わります。

そのため、公式サイトで展示のテーマや出品作品をあらかじめチェックしたり、関連図録を一緒に眺めたりすると、当日の鑑賞がぐっと身近なものになるでしょう。

「この絵を探してみよう」と小さな目標を立てておけば、集中力が途切れにくく、親子で同じ作品を共有する楽しみも増えるはずです。

予習を通じて作品に親近感を持たせることが、充実した鑑賞体験にもつながります。

(2)鑑賞後に振り返れるよう感想ノートやメモアプリを準備する

美術館で感じたことは、その瞬間の感覚を新鮮なうちに残しておくのが一番です。

中学生の子どもには、専用のノートやスマホのメモアプリに「印象に残った作品」「好きだと思った色や構図」などを記録させてみましょう。

言葉にすることで、ただ「きれいだった」だけで終わらず、自分なりの気づきや考えを深めることができます。

あとで親子で感想を共有すれば、会話が広がり、お互いの感性の違いを知る楽しい時間にもなるでしょう。

(3)中学生向けのワークショップや体験型展示がないか確認する

美術館によっては、中学生でも参加できるワークショップや体験型プログラムが用意されています。

たとえば、実際に作品を模写してみるイベントや色彩や構図を学ぶ体験講座、デジタル技術を使ったインタラクティブ展示などです。

こうした体験は、ただ鑑賞するだけでは得られない「自分が表現する側になる」学びにつながり、子どもの主体的な興味を引き出します。

訪問前に公式サイトでイベント情報を確認しておくと、より充実した時間を過ごせるでしょう。

(4)歩き回りやすい靴や荷物の少ない服装で出かける

美術館は広い展示室や複数のフロアを巡ることが多いため、思った以上に歩く距離が長くなります。

特に子どもの場合、歩き疲れてしまうと集中力が切れやすく、鑑賞に身が入らなくなることもあるため、スニーカーなど歩きやすい靴や軽装で出かけるのがおすすめです。

また、リュックや大きな荷物は館内での移動や他の来館者への配慮が必要になるため、必要最低限の持ち物にしておくと安心。

快適な服装を心がけることで、親子ともにリラックスしながらじっくりアートを楽しめます。

 

より詳しい美術館の楽しみ方は、以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

美術館の楽しみ方5選!初心者におすすめの美術館10選もご紹介

まとめ

中学生の子どもと一緒に訪れる美術館は、ただの鑑賞体験にとどまらず、学びや感性を育む貴重な時間になります。

光や色彩を体感できる展示、歴史的な作品に触れられる空間、体験型プログラムなど、子どもが主体的に楽しめる仕掛けがある美術館を選べば、飽きずに最後まで楽しめるでしょう。

さらに、事前の予習や感想を共有する工夫を取り入れれば、親子の会話も自然と弾むはずです。

ぜひ本記事を参考に、次の週末はお子さんと一緒に美術館へ足を運んでみてください。

中高生も子ども料金でお得!
子ども応援キャンペーンチケット発売中